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一方通行「フラグ・・・ねェ」

2 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/28(火) 15:23:23.80 ID:qXTzI9Yo
――第三次世界大戦は終結した


学園都市では何事も無かったかのように、いつもの日常が広がっていた。
友達と仲良く喋っていたり、バイトに勤しむ者もいたり、風紀委員(ジャッジメント)としての活動を行っていたりと。
中には戦争の後処理に追われる警備員(アンチスキル)などもいた。

そんな中、一方通行(アクセラレータ)もここ、第七学区を歩いていた。
レベル5第一位、学園都市が誇る最強の超能力者である。そして同時に、学園都市暗部の組織「グループ」の一員だ。
戦争終結後は暗部での仕事もめっきり少なくなっていた。ゆえに彼もこうして街を出歩くことが多くなっていた。

彼は第三次世界大戦中、ロシアへ趣き打ち止め(ラストオーダー)と呼ばれる10歳前後の少女を救うために戦っていた。
「エイワス」と呼ばれる存在の現出により、身体に多大な負荷がかかっていたのだ。
しかし彼は無事打ち止めを救う方法を見つけ出し、元の平和な日常へ戻してあげることに成功していた。
打ち止めは今も警備員である黄泉川愛穂の自宅で元気に過ごしているだろう。


「・・・・・・」


だが、今の彼の表情は実に不機嫌であった。


彼の隣には今、『とある女性』がいる。一緒に第七学区を歩いているのだ。


3 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/28(火) 15:24:32.95 ID:qXTzI9Yo
――――

五日ほど前、『彼女』は一方通行と『とある女性』とともに第二十三学区の人目のつかない場所にいた。

「ええと・・・、なんて言ったらいいんでしょうか・・・」

彼女は困惑した表情で一方通行と『とある女性』の顔を交互に見る。
一方通行は今すぐにでも飛びかかりそうな凶悪な表情で彼女を睨みつけていた。
その隣にいる『とある女性』は全くの無口、無表情である。

「うーん・・・、何が原因なんだろう、私にも分かりかねます。 でもこれだけは言える」

彼女は凄く言いづらそうな、しかしはっきりとした口調で一方通行にこう告げる。

「多分彼女は、あなたと一緒にいたいんだと思います」

「・・・はァ?」

意味が分からない。一緒に居たがってるって?何を根拠にそんなことが言えるのか。
自分の隣にいる女がどんなやつか分かっているのか。

「ワケのわかンねェことをぬかしてンじゃねェぞ」

「でも、それ以外考えられなくないですか?」

「どォして"コイツ"が俺と一緒にいたいなンて思うンだよ」

「だってロシアから帰ってきてここに来る間も、ずーっと離れなかったじゃないですか」

「だからって"コイツ"が俺と一緒にいたいと思う理由にはならねェだろォが。 
もしかしたら今この瞬間だって俺やお前を殺そうとするかもしんねェ」

「あっちで彼女と会ったときも言いましたが、今の彼女からは敵意や殺意は感じられませんよ? 
"私"だからこそ、それはよくわかります」



4 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/28(火) 15:25:42.49 ID:qXTzI9Yo
「・・・・・・、ちっ」

そう。確かにそれは『彼女』だからこそわかることなのかもしれない。
しかし、だからと言ってなぜこの『とある女性』が自分と一緒にいたがるのか。それだけがどうしても理解出来ない。

「ほら、アレじゃないですか?ええと、なんて言ったっけ・・・」

「あァ?」

「ふら・・・ぐ? そう! フラグですよ!」

「ふらぐゥ?」

「聞いたことありませんか? こう・・・上手く言えませんけど、恋人関係になるような条件が整ったというか整いつつあるというか」

「はあァ!!?恋人だァ!?」

「ひぃぃ!! で、ですから私も詳しくはわかりませんけど、そういう関係になりたいからこそ一緒にいたいんじゃないかなぁって・・・あぅ///」

自分で言ってて恥ずかしくなってきたのか、彼女の顔が真っ赤になっている。
こういうやつにもこんな感情があるのか、と感心したいところだが今はそれどころではない。

フラグと言う言葉は一方通行も聞いたことがある。ゲームでいうところの「何かが起こるための見えない条件」だ。
つまり今の条件で言えばこれは「恋人フラグ」ということになる。自分がそれを立てた、と?

「ふぁ、ふぁいとー」

「他人事みてェに言ってンじゃねェぞおいィ!!」


―――――

5 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/28(火) 15:26:52.62 ID:qXTzI9Yo
一方通行「フラグ・・・ねェ」

一方通行「はっ、くっだらねェ・・・と言いてェとこだが、まァ一応ここは男として喜ンどくとこ・・・・・・なのかァ?」

???「―――――」

一方通行「俺はそういうのとは全く縁が無かったからなァ」

一方通行「そういやあの女が言うには、三下なンかはこういうフラグをあちらこちらでポンポン立ててるそうじゃねェか」

一方通行「気は進まねェが三下にでも相談してみっかァ?何か手掛かりが掴めるかもしンねェ」

一方通行「端から見りゃァあのクソガキともフラグが立ってる、なンて思われてるかもしれねェけど
あいつはそういうのとは違うンだよなァ。 そもそもガキだし」

???「―――――」

一方通行「正直第一位の俺でもどう対処したらいいかわかンねェ」

一方通行「つゥかこうしてコイツと街を歩いてるが・・・これっていわゆるデート・・・なのか?」

???「///」ドンッ

一方通行「ぐはっ!! 肘で突付くなバカが!!」ゲホッゲホッ

???「―――――」

6 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/28(火) 15:27:46.78 ID:qXTzI9Yo
一方通行「ったく・・・あーあー、周りの視線がやたら気になるぜ」

一方通行「つっても、当然だわな。 こんなのと俺が街歩いてるってンだからよォ」

一方通行「まァ俺も男として、女と一緒に出歩くってのは悪い気はしねェよ」

一方通行「―――まともな女ならな」


















ガブリエル「nidfhifwef私jfogjo嬉fdlslgjn」

一方通行「どォしてこうなったァァァァァァァァァァああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!」


23 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/28(火) 17:27:35.24 ID:NHBRrpco
まさかのカップリングwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

31 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/28(火) 20:33:34.15 ID:BXj/WEAO
一方天使とか誰得www

7 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/28(火) 15:29:48.36 ID:qXTzI9Yo
一方通行とともに街を歩いているのは、かの第三次世界大戦時、ロシア上空に現れた大天使だった。

―――『神の力(ガブリエル)』。ミーシャ=クロイツェフとも呼ばれる、水を司る天使である。


女性的な体つきなのは見ればわかるが、身長は約ニメートルほど。
皮膚のように見えるそれは、すべすべとした白い布であり体全体を覆っている。
髪のように見えるそれは、後頭部からさらに後ろへ流れるように形作られる、ラッパのように広がる布だった。
顔には目も鼻も口も無く、すべての器官を布の凹凸だけで表現しているのだ。
肌と装束の厳密な区分はなく、一体化している。白い布の表面に、金色の葉脈みたいなものが走り、所々が同色のピンで留められていた。

誰がどう見ても、人間には見えなかった。彼女は天使なのだから。

彼女はロシアで一方通行と、風斬氷華(ヒューズ=カザキリ)と呼ばれる科学の天使と激闘を繰り広げた。
『一掃』により二人を追い詰めた水の天使だが、『神の右席』後方アックアによる十字教の術式、「天使の力(テレズマ)」の封入術式と
上条当麻による、ミーシャ召喚の儀式場の『門』を司る黒と白で一対となっていた柱の破壊によって、最後には爆散した。


爆散した、はずだった。


上条当麻はこの時、ミスを犯していた。第二波の『一掃』が秒読みになっていたことで焦っていたのか、右手の幻想殺し(イマジンブレイカー)で
柱を薙ぎ払ったはいいが、完全に破壊しきれていなかったのだ。
それによって完全に爆散し、消滅することは逃れた水の天使だが、やはり致命的なダメージは逃れられなかった。
戦闘能力が急速に減少していくのを察知した彼女は、うまいこと爆散したと見せかけて一時撤退し、一方通行と風斬氷華の目を欺いたのだ。

もちろんこの戦争の黒幕であり、水の天使を召喚した張本人である右方のフィアンマはそれに気付き用意していた策を使用しようとしたのだが、
上条当麻が現れ放置せざるを得なくなってしまった。

もちろんこの事実は一方通行や風斬氷華は知らない。知っているものなどごくわずかだろう。

だがそんな天災のような力を振りまくった水の天使が、今は一方通行とともに学園都市の第七学区を闊歩している。
まぁよく見ると地面から微妙に足が浮き上がっているので闊歩しているという表現は間違ってはいるのだが。

周りの学生たちの目は怪異をみるような目で二人を見ていた。しかし騒ぎにならないのはここが"学園都市"だからだろうか。
能力者が生み出した立体映像か何かだと思われているのかもしれない。
警備員などが出張らないのもなんらかの隠蔽工作が施されているからなのだろうか、ロシアでガブリエルを目撃した警備員もいるはずなのだが・・・。
学園都市統括理事長のアレイスター・クロウリーがこれを放置している理由もわからないが、今はそんな事はどうでもよかった。

「何で着いてきてる!?何で俺に着いてくるンだよこいつは!!!」

「gfgjosg落jgogjsk着jdsxnsadv」

「あの巨乳メガネ、フラグだなンだのとほざいてやがったがンなわけねェだろォが!!!俺が何したってンだよォ!!!えェ!?
俺はお前を殺そうとしたンだぞ!!なのにそれのどこにフラグ立つ要素があったってンだァ!!!」

「mvgjnne周囲jiefidvj見nfeghi」

「ああああぁぁぁああぁぁぁぁぁぁァァァァァァァ!!!!!!」

8 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/28(火) 15:32:37.75 ID:qXTzI9Yo
『神の力』との再会は、戦争が集結し、一方通行が帰路へつこうとした時のことだった。


――――ロシアから学園都市へ帰る際、少し手間取って乗り遅れそうになったため、打ち止めと番外個体(ミサカワースト)は空港から帰ってもらっていた。
一方通行はあらかじめ話をつけておいた航空機に乗るため、空港ではないとあるロシアの平原に来ていた。

その航空機に乗ると、そこには風斬氷華もいた。

「ンだお前。自分で飛ンで帰れるだろ」

「! ・・・え、えと、一度、飛行機に乗ってみたくて・・・えへへ」

妙に引っかかる言い方だったが、一方通行は気にとめなかった。

「あの時は助けていただいてありがとうございました」

「別に俺は何もしてねェよ」

「いえ、あなたが来てくれなければ私も多分やられてたでしょうから」

「俺が来ても大して差は無かったがなァ」

「そんなことありませんよ、本当に感謝しています」

9 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/28(火) 15:34:04.28 ID:qXTzI9Yo
ちっ、と一方通行は舌打ちしつつ、風斬氷華が座っている席から少し離れた席へ座った。

「結局、外部からの援助で勝てたってだけの話だ」

「聞きました。上条くんと・・・アックア?さんが手伝ってくれたって」

「けっ、三下の野郎・・・」

「他にも英国の王女さんや、『傾国の女』って呼ばれてた人や・・・いろんな人が力をあわせて『神の力』に勝てたんですよ」

「そしてあなたも」

「ふン・・・」

"みんなと力を合わせて勝った"、など昔の一方通行なら吐き気すら催したかもしれない。だが今は不思議と悪い気はしなかった。
これも大戦中に成長した精神が、心が、そう思わせているのだろうか。

「・・・・・・、見られ、ちゃっただろうなぁ・・・」

「あン?」

「私の姿、背中から羽根なんか生やしちゃって。 戦ってる時、色んな人が私を畏怖の目で見てた・・・」

「俺も羽根生やしちゃってるンですけどォ」

「えっ、あっ、す、すみません!」

「何を今さら気にしてンだよ」

「え?」

「自分が化物じみた存在だってのを、だ。俺だってそうだ、化物は一人じゃねェ」

「同じ化物がこの世に存在するって知っただけで、少しは気が紛れンだろ」

10 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/28(火) 15:35:40.81 ID:qXTzI9Yo
「・・・ありがとうございます」

「(・・・なーにくだらねェこと言ってンだろォな、俺ァ)」


しばしの沈黙。やがて一方通行がそれを破る。


「で、まさかその三下までこの航空機に乗るってンじゃねェだろォな」

「! あ・・・彼は先に空港から帰ったそうです、彼女と一緒に」

「インデックスか」

「・・・・・・はい・・・」

心なしか、彼女がしょんぼりしているように見える。どうかしたのだろうか。
いまいち彼女の心境がわからない一方通行だが、この話題はもう出さない方がいいのかもしれないと判断し、別の話題へと変える。

「・・・しっかし、AIM拡散力場の集合体ねェ・・・こうしてみると普通の人間にしか見えねェがな」

「えへへ・・・確かにそうかも知れないですけど、私の頭の中にはその・・・三角柱状の――――」

途端に、風斬の表情が凍りついた。

「あン?」

11 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/28(火) 15:36:50.00 ID:qXTzI9Yo
風斬「な・・・、え・・・!?ど、どうしてっ!?」

一方通行「ンだよ? どうかしたのか」

風斬「あ・・・ア・・・・・・」

一方通行「・・・? なーンなーンでーすかァ?」

風斬「う・・・う、ううぅぅ・・・後ろ・・・」ブルブル

一方通行「はァ? っはは、なンだよそりゃァ。 もしかして俺をビビらせようとでもしてンのかァ?」ニタニタ

風斬「ち、違・・・・・・ホントに・・・」ガクガク

一方通行「ったくよォ・・・。 はいはい、付き合ってやンよ、お前そういうの好きなのかよ、意外だな。
後ろになーにがあるってン――――」クルッ






ガブリエル「efjvndsafk久々fhifncknm」

一方通行「」

12 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/28(火) 15:38:57.97 ID:qXTzI9Yo
後ろを振り向くと、眼前に白ともつかない灰色ともつかない、奇妙な壁が視界に広がった。

『神の力』、ガブリエルが一方通行の真後ろの座席に座り、顔をこちらの席に寄せていたのだ。
一方通行がみたものは壁などではなく、ガブリエルの顔のどアップだった。




「おおおおおおぉぉぉぉぉォォォォォォああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!」

「きゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!」




ホラー映画の演出どころの話ではない。一方通行は今まであげたことない恐怖一色に染められた悲鳴をあげていた。
顔には目も鼻も口も無い、すべての器官を布の凹凸だけで表現した"それ"が、一方通行の顔のわずか三センチのとこまで接近していたのだ。
並の人間なら心臓発作でそのまま天国へ旅立っていたかもしれない。
ガブリエルの顔だとわかった瞬間、戦いの記憶がフラッシュバックされ、あの天使の恐怖が一方通行の頭に流れこんできた。

「うおっ、どっ、あっ、あが、あああああァァァァァァァァァ!!!!!!!」

「いやあああああああああああ!!!!!」

二人は完全にパニクっていた。無理もない。すべての戦いが終わり、安堵した空気の中で何気ない平和な会話をしていた途端にあの顔なのだ。
これで冷静でいられる人がいたら、一度病院でみてもらったほうがいい。
だが一方通行のパニックはついに限度を超えたのか、突如として背中からあれが噴出した。

「mlsdfmghndvmasdmlfjwbvlmv」

「ちょ!?あ、一方通行さん!?」

この世の全てを否定するような、黒々しい歪な翼が機内を覆う。
そして数瞬も持たず航空機の天井が破壊される。完全に暴走状態に突入していた。
ガブリエルはそれをふかふかした座席で眺めている。

「sankdni黒翼jfeofvkam美nfifhk」

「nfnkacnkasnhghweclasmcafkj」

「お、落ち着いてくださ、きゃあ!? ひ、飛行機がぁぁ!!」


風斬はとっさに航空機の外に避難した。その数秒後、航空機は完全に粉々になった。

13 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/28(火) 15:40:30.37 ID:qXTzI9Yo
一方通行と風斬氷華がいた場所は、空港ではない。ロシアのとある平原だ。その平原に炎が立ち上がっている。航空機の残骸が燃えていた。
ここが空港なら今頃警察沙汰になっていただろう、人気のない平原だったのが幸いである。

「fjsdofj航空機feihwk消失jgoepgjk」

「はァ・・・はァ・・・はァ・・・」

「はぁ・・・ふぅ・・・、お、落ち着きましたか?」

二人は息を切らしながら航空機の残骸を見つめていた。ガブリエルは興味がわいたのか、しゃがみ込み航空機の残骸を指先でつんつんとつついている。
あとからやってきた航空機のパイロットがロシア語でわめいていたが、それはあとで話をつけることにした。

それよりも今は―――

「・・・なンでこいつがここにいる」

「あの時、確実に倒したはずなのに・・・まさかまだ存在していたなんて」

「―――――」

ガブリエルは相変わらず残骸をつついていた。パイロットが彼女を見て危険だから離れろと注意していたが、ガブリエルは聞く耳を持たない。
というかこのパイロットはガブリエルを見て何か思うところはないのだろうか。

「どういうことだ?フィアンマがなンらかの保険をかけていたってオチじゃァねェだろォな」

「それは・・・考えにくいと思います、どうやら彼女、あのときのような力は持ってないみたいです」

「わかンのか?」

「完全に力が失われたわけではないみたいですね・・・50%ほど、でしょうか」

「50%でも十分やべェンじゃねェのか」

本来の半分ほどの力を失っている―――後方のアックアが施した封入術式の効果だろう。アックアは術式に成功しているということだ。
だとしたら、儀式場の破壊を行った上条当麻がミスを?

「それはねェだろォな。 右手で柱を破壊するだけだし」

「ともかく、原因は何であれ『神の力』は今もこうして存在しています」

「fhdfkfifk把握nfkknvvn」

14 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/28(火) 15:42:34.69 ID:qXTzI9Yo
ふと、ガブリエルが立ち上がりこちらを見てきた。
とっさに身構える一方通行と風斬。パイロットの男は状況がつかめていないようだった。
じりじりと、ガブリエルが歩み寄ってくる。

「・・・・・・」

「・・・・・・」

緊張の糸がピンと張られる。今この瞬間、あの神話を再現したかのような激闘が再現されるかもしれなかった。
と、風斬がそこで何かに気付く。

「・・・あれ?」

一方通行が横に目を向けると、風斬はキョトンとした表情でガブリエルを見つめていた。戦闘態勢は解除されていた。

「!? 何やってやがる!!」

「あの天使・・・いえ、彼女、殺意が無い・・・?」

「なに・・・?」

改めてガブリエルの方へ目を向ける一方通行。
確かによく見ると、心なしかガブリエルは嬉しそうにこちらへ向かってきている・・・ように見えた。
顔があれなので全く表情が掴めないのだが。

「殺意どころか・・・敵意も無いように感じます」

学園都市製の科学の天使とはいえ、同じ天使である風斬にはわかるのか、もう警戒を解いているようだった。
ガブリエルが二人のすぐ近くまで来ると、彼女は一方通行の顔をじーっと見下ろす。子供ならそれだけで失禁しかねない行為だった。
得体のしれない重圧が一方通行にのしかかる。そして、

「・・・・・・っ」

「―――――」

ギュッと、抱きしめられた。

15 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/28(火) 15:44:24.38 ID:qXTzI9Yo
「ンな・・・っ!? ぐっ・・・・!!」

「え? え?」

「jskdvgvw再会cnkfi嬉々mfsdf,」

意味が分からないノイズ混じりの言語で何かを口走っているガブリエル。しかしなんとなく、それは喜びを表している言葉のように聞こえる。
風斬は頬を赤らめながらその様子を見ていた。
パイロットの男は現状を把握したのか、やれやれと首を振っている。

「はわわわ・・・こ、これはどういうことですか・・・・?」

「~~~~~~~~~~~~~~~~っ!!!」

「いったい何がどうなって・・・一方通行さん?」

「っ!! ~~~っ!!!」

一方通行が宙に浮く足をバタバタと動かしながら何かを訴えているようだが、彼の顔はガブリエルの胸に埋まっているためよく聞き取れない。
風斬が耳を澄ましてみると、骨が軋んでいるような・・・ミシッ、ペキッといった音が聞こえてくる。

「・・・!あ、一方通行さん!!」

そう、アックアの封入術式によって半分ほど力を失っているとはいえ、彼女は本物の"大天使”なのだ。
そんな天使の力でハグをされるとなると、当然電極チョーカーのスイッチを入れていない一方通行の身体が無事で済むハズがない。
赤ん坊がゴリラにサバ折りをかけられているようなものだ。

「あ、あの!彼、苦しいんじゃないですか!?」

「jvdsgjink失敬gjdgknv」

ようやく気付いたのか、ガブリエルは一方通行を抱きしめている腕を解く。一方通行は着地すると、膝から折れて倒れた。

「だ、大丈夫ですか・・・?」

「かはっ・・・げっほ・・・こ、[ピーーー]・・・」

よろよろと立ち上がる一方通行。立てるところからみると、背骨あたりは無事のようだ。
怒りに染まった一方通行が電極チョーカーに手をやろうとしたとき、ガッ、とガブリエルにその手を掴まれた。

「!?」

「jfieajfkvnzd握手fsins,nfnf」

「ぎゃあああああァァァァァァ!!!!!」

今度はどうやら握手を求めてきたようだ。某喧嘩師のも真っ青の握力で一方通行の手を両手で握るガブリエル。
そのまま喜びを表すかのようにブンブンと腕を上下に振った。
一方通行が干したてのタオルのようにバッサバッサと宙を舞う。風斬はその光景をただ呆然と見つめるしかなかった。

16 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/28(火) 15:45:57.45 ID:qXTzI9Yo
結局、三人は飛んで帰ることにした。パイロットの男の話によると、代わりの航空機を用意するのは難しいそうだ。


風斬「よっと・・・、うん、なんとか羽根は生やせました」ブゥン

ガブリエル「jgsogjmv飛翔ngdknkds準備gkk完了hksvnssf」ビキベキベキベキベキ

一方通行「・・・・・・」ボロボロ

風斬「あの・・・大丈夫ですか?」

一方通行「大丈夫ですかじゃねェだろォが・・・肩脱臼したンだぞおい」

風斬「ご、ごめんなさい・・・止めに入れなくて」

一方通行「くっそ・・・ベクトル操って肩は入れたが、まだ頭が揺れてやがる・・・おェ」フラフラ

ガブリエル「dkgdknn謝々fwkfkndlq」サスサス

一方通行「触ンな」

ガブリエル「―――――」ピト

一方通行「くっつくなってェの」

風斬「なんかずいぶん懐いちゃってますね」

一方通行「どォなってやがンだァ?」

ガブリエル「jfdkdknvdnkvmf」

一方通行「何言ってンのかわかンねェよ」

風斬「とりあえず一方通行さんとは離れたくないみたいですね」

一方通行「意味がわからねェ」

17 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/28(火) 15:46:57.56 ID:qXTzI9Yo
風斬「もしかすると・・・うーん、でもそれだと原因がわからない」

一方通行「あァ?」

風斬「いえ、何でも無いです。 あれなんて言ったっけなぁ・・・」ボソッ

ガブリエル「nsdghjd貴方nfsakfh翼nfkh現出fnefhjk」

一方通行「そォいや俺ァどォやって帰るンだ」

風斬「あの羽根が出せないのでしたら、ベクトル操作で飛べばいいんじゃないですか?」

一方通行「俺の能力は三十分が限界だ。ロシアから日本まで持たねェよ」

風斬「そうですか、・・・よーし、なら私に掴まっ」

ガブリエル「―――――」トントン

一方通行「あァ? なンだよその仕草は」

風斬「あ、多分掴まってって言ってるんじゃないですか?」

一方通行「・・・こいつに掴まって帰れ、と?」

ガブリエル「jjfkgnnh歓迎fjfkdmvlam」

一方通行「冗談にしても笑えねェ、それなら普通に空港まで行って帰るわ」

風斬「でも、パスポートとか持ってきてるんですか? あなたは確か、電車でロシアまで来たって聞いてますけど」

一方通行「ぐっ・・・」

ガブリエル「―――――」トントン

18 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/28(火) 15:48:04.65 ID:qXTzI9Yo
一方通行「ンじゃお前に乗って帰る」

風斬「私は構いませんけど・・・ほら」チラッ

ガブリエル「―――――」ガッシャガッシャガッシャガッシャ

風斬「ものすごい速度で彼女の頭の輪が動いてる・・・私に乗ったら怒っちゃうかもしれませんよ?」

一方通行「クソッタレがァ・・・」

一方通行「・・・クソッタレが」ガッ

ガブリエル「///」

風斬「(照れてるのかな・・・?顔があれだからよくわかんない・・・)」

一方通行「ンじゃ、帰ろうぜ」

風斬「はい。 あ」

一方通行「どォした」

風斬「私たち、音速以上のスピードで飛ぶんで気をつけてくださいね。 天使さん、よろしくお願いします」フワッ

ガブリエル「jfogjkmv,vm了解mvsamvaj」フワッ

一方通行「音速?いやちょっと待っ―――」


轟ッ!!!!!!


――――こうして一方通行、風斬氷華、ガブリエルの三人は学園都市へと(正確にはその第二十三学区付近へと)帰還した。

一方通行は途中で気を失ってしまっていた。

36 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/28(火) 22:09:40.36 ID:WK2rIEAO
番外個体だと思って期待して来た俺に謝れ

38 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/28(火) 23:00:00.50 ID:LvrMZkAO
ガブリエルたんマジ天使!

46 名前: ◆3dKAx7itpI[sage] 投稿日:2010/09/29(水) 10:42:49.26 ID:pj5OLkIo
そして第二十三学区で風斬からフラグ云々の話を聞いた五日後、つまり現在(>>7の続き)へと戻る。


一方通行「はァ・・・どっかの三下じゃねェが、不幸だ」

ガブリエル「―――――」キョロキョロ

一方通行「騒ぎにならねェのは助かったが・・・よくこいつ学園都市に入れたな。 アレイスターの野郎は何してやがる」

ガブリエル「―――――」クシュン ズッドォォォォン

一方通行「くしゃみだけでコンクリ抉るようなやつと隣歩きたくねェ・・・」ウォォ!? キャアア!!

一方通行「つかくしゃみとかするンだな天使も」

ガブリエル「///」

一方通行「あああ照れてるかどうかもよくわかンねェェェ」

ガブリエル「fknksdnv貴方nfewfknc」

一方通行「ン? もしかして呼ンだか?」

ガブリエル「mfljobvm学園都市mfmkw」

ガブリエル「ntkwgh様々mwjgk機器nfwkgwk」

ガブリエル「mfgkgj興味nsdf深nfewfk」

一方通行「会話がしてェ・・・」

47 名前: ◆3dKAx7itpI[sage] 投稿日:2010/09/29(水) 10:44:34.71 ID:pj5OLkIo
一方通行「いやしかし実際どォするこの状況」



「わー見て見て初春! なんかすごい格好の人がいるよ~! 写メ写メ」ピロリロリーン

「ちょ、失礼ですよそんなことしちゃ! ・・・隣の白髪の人、どっかで・・・」ピロリロリーン



一方通行「さっきからあンな感じで写メ撮られまくってるしよォ」

ガブリエル「―――――」ピースピース

一方通行「ピースなンざしてンじゃねェよお前もよォ・・・なンでそンな人間の仕草知ってンだよ」

一方通行「ホント、どォすりゃいいンだ。 これ召喚したフィアンマはもう接触しようがねェし」

一方通行「儀式場があったベツレヘムの星とかいう空中要塞も無くなってるしなァ」

一方通行「あれが無くなったのにこいつがいるってこたァ、もうこいつを消滅させるには直接ボコボコにするしかねェってことだ」

ガブリエル「mglewgj写jjkvjjo」

一方通行「・・・でも敵意が無ェってンじゃこっちとしてもやりにくいンだよなァ」

ガブリエル「fnw私vgghi空腹fkvnkrnkn」

一方通行「そもそもこいつは何で俺に着いてきてンだろォか」

48 名前: ◆3dKAx7itpI[sage] 投稿日:2010/09/29(水) 10:46:37.36 ID:pj5OLkIo
ガブリエル「nkwnfekwgn空腹nfkwenwehgk」

一方通行「フラグ・・・は無ェ。 まずありえねェ、ンなもン立てた覚えがまず無ェ」

ガブリエル「gknkfs空腹nmfknf」

一方通行「だとすると・・・他には何だ?復讐?だったらロシアから帰るときに殺ってるはずだ、
まァ返り討ちにしてやるが」

ガブリエル「cnkngk空腹mfwegjk」

一方通行「何か他に思い当たるよォなこと・・・なンかあるかァ?そもそもこいつとの関わりが余り無ェ。
クソガキ関連なら別だが」

ガブリエル「mflweg空腹mflefj」

一方通行「まァこいつも俺に攻撃してくる気は(風斬曰く)無ェらしいし、
とりあえずは現状維持で問題ねェんだが」

ガブリエル「nkwgek空腹nwegk」

一方通行「その現状維持が嫌すぎるンだよなァ、何でこいつと一緒なンだか」ハァ

ガブリエル「―――――」


――瞬間、学園都市に突如「夜」が訪れた。

49 名前: ◆3dKAx7itpI[sage] 投稿日:2010/09/29(水) 10:48:44.62 ID:pj5OLkIo
学園都市がざわめく。先程まで広がっていた快晴の青空が、気がつけば漆黒に染まっていた。
時刻は正午を過ぎた頃である。テレビではあのお馴染みのお昼番組でサングラスがトークをしている時間帯だ。

明らかに、異常事態だった。

「なン・・・え!?」

一方通行の背中にぞぞぞぞぞぞぞっ!!と、恐怖が巡る。この異常事態を、自分はロシアで目撃したことがある。
気がつけばガブリエルが少し離れた場所で六メートルほど浮いていた。その背中には、


―――水晶のような、孔雀のような、不可思議な翼が生えていた。


ロシアでガブリエルと戦闘を行ったとき、そしてロシアから風斬氷華と学園都市へ帰還する際にも見たあの翼。
短いものは一メートル以下、長いものは百メートル以上。それらの翼が『彼女』の背中から不均一に生えていた。

「ちょ、おい!! てめェ何してやがンだァ!!?」

聞こえているのかどうかもわからない。水の天使は空に手をやった。

「fmmf範msl・・・・・・mwgm設定」

人間にも所々は聞き取れるような言葉を水の天使は口にする。

(ま、ず――)

「投mkb準備・・・nfkgnk完了」



夜空の星が瞬いた。あれだ、あれが来る。



「命令名(コマンド)『一掃』――――投」

「やめろォ!!!」

なりふり構わず、一方通行は叫んだ。




『一掃』は、実行されなかった。

50 名前: ◆3dKAx7itpI[sage] 投稿日:2010/09/29(水) 10:50:13.68 ID:pj5OLkIo
学園都市の空に再び青空が戻る。周りの学生たちは何事だったのかと未だに騒いでいた。
一方通行たちに向かう視線が、よりいっそう多くなる。

一方通行はベクトル変換能力を使用し、ガブリエルを連れて空間移動(テレポート)したかようにその場から逃げていた。

「はァ・・・ぜェ・・・、寿命が縮ンだぞおいィ・・・」

「―――――」

「ちっ・・・職質されたら『神龍を呼んでましたァ』でごまかすしかねェか」

まだ冷静になっていないのか、訳の分からないことを口走る一方通行。
そしてひと息つくと、事の発端である水の天使を睨んだ。

「てンめェ・・・今のはどういうつもりだ? 学園都市を滅ぼすつもりかよ!?」

「否定。」

「違うってのかァ!? ンじゃ今のは何だったンだよォ!!」

「話。拝聴。要求。」

「話を・・・聞けってのか?」

「―――――」

「・・・納得のいく説明を頼むぜェ、天使さンよォ」

51 名前: ◆3dKAx7itpI[sage] 投稿日:2010/09/29(水) 10:52:31.06 ID:pj5OLkIo
ガブリエル「私。空腹。食事。要求。」

一方通行「・・・?」

ガブリエル「貴方。要求。食事。要求。私。空腹。」

一方通行「(日本語覚えたてのタイ人みてェな喋り方すンじゃねェよ・・・)」

ガブリエル「貴方。無視。注意。nkrejh惹nmrle為」

一方通行「あ、やばいやばい、ノイズ混じってきた」

ガブリエル「mlwegj実行nmerkg」

一方通行「・・・・・・。 ・・・・・・要訳すっとォ」




一方通行「『私はお腹が空いてきたのでェ、どこかで食事を取ろうと俺に頼ンでみたけどォ、俺が全っ然話聞いてないンでェ、
俺の注意を惹くためにィ、お星様落としちゃおうとメルヘンチックなアピールかまそうとしてましたァ』」





一方通行「こンな感じですかァ?」

ガブリエル「///」

一方通行「規模がデカすぎンだろォがァァァァァァァ!!!!!!!普通に(手加減しながら)肩叩くとかして呼べよォォォォ!!!!」

52 名前: ◆3dKAx7itpI[sage] 投稿日:2010/09/29(水) 10:55:34.37 ID:pj5OLkIo
一方通行「ちょっと話聞いてなかったくらいで星落とされてちゃァ地球が持たねェンだよォォォ!!!
普通に考えてわかンねェかァ!?」

ガブリエル「―――――」スッ

一方通行「あン? どこに指さしてン・・・」


『ドジっ子アピールで彼を落としちゃえ☆ 天使でもわかるドジっ子になるための20001の方法』\870-


一方通行「・・・・・・」

ガブリエル「///」

一方通行「ドジっ子の域超えてんだろォがァァァァァァァ!!!」

ガブリエル「//////」モジモジ

一方通行「いや可愛くねェンだよそンな指動かしてもよォ!!!普通の女とかなら赤面して俯いてはにかみながらやりゃァ
ちったァ可愛く見えるンだろうけどなァ、お前無表情ってレベルじゃねェだろォがよ!!!」

ガブリエル「―――――」パラパラ

一方通行「ンで立ち読みすンなよ!!!何でそンな人間くせェ行動すンだよお前はァ!!!」

一方通行「はァ・・・叫びすぎて喉からっからだわ・・・。
つかなンだよこの本、天使でもわかるドジっ子になるための20001の方法って・・・。
MNW文庫出版・・・聞いたこともねェ」



――その20000・彼の股間にコーヒー(液体ならなんでもOK!クリームだと尚良)をぶっかけて、
「いっけな~い☆」な空気を出しつつ股間にタッチ!――



ガブリエル「―――――」コポコポコポ

一方通行「水を纏うな水を」

53 名前: ◆3dKAx7itpI[sage] 投稿日:2010/09/29(水) 10:57:41.34 ID:pj5OLkIo
一方通行「とにかく・・・腹が減ってンだな?」グゥゥ~

一方通行「って・・・俺も減ってきたな。 朝から何にも食ってねェし・・・あァ~いちいち鳴るンじゃねェよ///」グゥゥゥ~

ガブリエル「―――――」ガクガクガクガク

一方通行「笑ってンの!? 笑ってンのそれ!? 無表情だから怖ェよ!! 全身ガクガク震わせてンじゃねェ!!!」

ガブリエル「―――――」ピタ

一方通行「急に止まるなよ・・・もうヤダこの天使」

一方通行「さてと・・・ちょいと離れたところのほうがいいだろ。すると・・・いつものファミレスだな。 構わねェな?」

ガブリエル「―――――」コクン

一方通行「あ、やっとわかりやすい意思表示しやがった。 ンじゃ行きますかァ」

ガブリエル「mwelgWKTKwdkfnf」

一方通行「え?」

ガブリエル「―――――」

54 名前: ◆3dKAx7itpI[sage] 投稿日:2010/09/29(水) 11:00:25.93 ID:pj5OLkIo
――いつものファミレス


一方通行「こいつ入れてくれンのかなァ」カランカラン

ウェイトレス「いらっしゃいま・・・せー♪(あ、いつものうさぎさんだ、久々に来たなー)」

一方通行「(よく訓練されてやがる・・・ってこいつはいつものウェイトレスじゃねェか。
俺が連れてくる変な客(クソガキとか)にゃァもう慣れっこですってかァ)」ウンザリ

一方通行「二人だ」

ウェイトレス「かしこまりました! お席へご案内しまーす♪」

ガブリエル「―――――」ゴンッ

ウェイトレス「ッププ・・・!!(頭ぶつけてるー!背が高すぎて頭ぶつけてるよこの人(?)ー!)」プルプル

ガブリエル「hrioghnk不覚nwgknofj」サスサス

一方通行「・・・・・・(周りの視線が半端ねェ・・・昼の客が多い時間帯なのが余計に・・・)」

ウェイトレス「・・・・・・ッププ」プルプル

一方通行「おい」スッ

ウェイトレス「あ、も、申し訳ありません! こちらのお席で――ひゃっ!?」

一方通行「頼むからこいつの前では笑うなよ、こいつが不機嫌になったらまた『夜』が来る」ボソッ

ウェイトレス「(か、顔が近いよ顔が・・・///) 夜・・・?た、大変失礼しました」ボソッ

ガブリエル「―――――」イラッ

55 名前: ◆3dKAx7itpI[sage] 投稿日:2010/09/29(水) 11:02:23.60 ID:pj5OLkIo
ウェイトレス「ご注文がお決まりになりましたら、そちらのボタンを押してください」

一方通行「あァ」

ガブリエル「nwkgh不可解nwrgjk」ピンポーンピンポーンピンポーンピンポーン

一方通行「連打してンじゃねェェェェェェェ!!!! あ、すまねェ、もう行っていいぞ」

ウェイトレス「かしこまりププッました・・・」タタタッ

一方通行「ったく・・・ほら、こっから食いてェもン選べ」スッ

ガブリエル「nkebk献立ngkre」ジーッ

一方通行「今さらだけどお前、食事する必要とかあンのか?
天使も食わなきゃ餓死するってンじゃァ夢ぶち壊しだろォ」

ガブリエル「ngker興味nkrg本位nmlerjh」

一方通行「すまン、やっぱ何言ってンのか全然わかンねェ」

ガブリエル「―――――」パラ

一方通行「・・・やっぱ個室とかある店にすりゃよかったなァ。 いくらなンでも視線が凄まじすぎる」




「うっわ、ほら見てみぃあれ! ごっつ頭でかぁ! ラッパみたいになってるやん」

「貴様! 人(?)に指を指すなど失礼だろうが!」ビシッ




一方通行「はァ・・・」

56 名前: ◆3dKAx7itpI[sage] 投稿日:2010/09/29(水) 11:04:33.02 ID:pj5OLkIo
ガブリエル「―――――」スッ

一方通行「ン、決まったのか、つか自分で決められるンだな・・・さすがにバカにしすぎか」


――和牛ステーキセット \1,280- ――


一方通行「・・・いや別にいいけどよォ、普通のもン頼むなァお前・・・中身人間なンじゃねェの」

ガブリエル「nkgmllds常識的nfkfngkng知識nkwegl右方ngkgnwk伝達fmelwm」

一方通行「だァからわかンねェっつゥの・・・俺も同じのでいいや、おら、押せよスイッチ」

ガブリエル「―――――」ピンポーンピンポーンピンポーンピンポーン

一方通行「やると思った」

ウェイトレス「お待たせしましたー、ご注文をどうぞ」プルプル

一方通行「(まだ笑い堪えてやがる・・・) 和牛ステーキセット、2つ」

ウェイトレス「ご飯とスープはどちらにしましょうか?」ピッ ピピッ

一方通行「俺はご飯、お前は?」

ガブリエル「ngrjkw質問nfwkg意図ngjknj;ad不明nfkwg」

ウェイトレス「え?」

ガブリエル「nvdvkeihecmlasfjojvhbihfjsk」

一方通行「・・・・・・ご飯2つで」

ウェイトレス「かしこまりました。 ・・・ふふ、外人さんですか?」

一方通行「人外だァ」

ウェイトレス「?」

57 名前: ◆3dKAx7itpI[sage] 投稿日:2010/09/29(水) 11:06:02.01 ID:pj5OLkIo
一方通行「・・・とりあえずメシ食ったら風斬でも探してみっかァ」

ガブリエル「mdfkqfj待機nrigjlrmgl」

一方通行「あいつAIM拡散力場の集合体、だったよなァ。 今呼べば来ンのかな」

一方通行「・・・風斬、風斬。 聞こえてたら出て来い」ボソボソッ

一方通行「・・・・・・やっぱ無理があるか」

ガブリエル「mfejgskdmvlm」

一方通行「ノイズが耳障りだからあンま喋ンな」

ガブリエル「―――――」コポポポ

一方通行「お冷で遊ンでンじゃねェよ」

一方通行「・・・このタイミングで暗部からの仕事の連絡とかあったらどうすりゃいいンだ」

一方通行「まァ最近は仕事も無ェし、心配いらねェか」

ガブリエル「―――――」フキフキ

一方通行「おしぼりで顔を拭くな。 おっさンかお前は」

58 名前: ◆3dKAx7itpI[sage] 投稿日:2010/09/29(水) 11:09:25.37 ID:pj5OLkIo
――15分後

ウェイトレス「大変お待たせしました、和牛ステーキ定食でございます。 鉄板にご注意ください」

一方通行「どォも」

ガブリエル「mfwlegjo待望mdlfjol」

ウェイトレス「ごゆっくりどうぞー♪」スタスタ

ガブリエル「fmwelj合掌newkg」スッ

一方通行「あン? 手を合わせていただきます、ってかァ? クソガキみてェなことしやがっ―――」

ガブリエル「fnwkeg合掌mdfwlqfj」






――パンッ

力加減を間違えたのか、ガブリエルが合掌した瞬間店内のガラスが全て吹き飛んだ。
一方通行が電極チョーカーのスイッチを切り替えるのが数瞬遅ければ、彼の鼓膜が破れていたかもしれない。
更にベクトル変換能力を駆使し、大量のガラス片からすべての客を守ったあと、代金を置き、
ガブリエルを連れて(ステーキはきちんと持って)店を脱出した。
この間わずかニ秒。

外からの襲撃だと勘違いした店長は、警備員へ連絡を入れていた。






一方通行とガブリエルは、路地裏での食事を余儀なくされた。


一方通行「クソッタレ・・・メシもゆっくり食えねェのかよ・・・」ムシャムシャ

ガブリエル「nwfeklg美味nmfwegk」ムシャムシャ

65 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/29(水) 16:44:59.53 ID:b2/yeg2o
やばいちょっと萌えてきた

90 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/02(土) 00:17:40.38 ID:3fXWoKMo
一方通行「さて、皿もこっそり返したし・・・どォすっかねェ」

ガブリエル「mrjgrdml満足mclwejr」ケプ

一方通行「つーかお前、あらゆる行動の力加減は今後きちンと調節しろ、わかったな?」

ガブリエル「mvrejkbm了承mlwegjog」ムギュ

一方通行「抱きつくなっつゥの」ゲシ





風斬「あ。 一方通行さん、それに天使さんも」


91 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/02(土) 00:18:12.54 ID:3fXWoKMo
一方通行「おォ、お前探したぞ」

ガブリエル「mdfwfjKAZAKIRInwegjo」ガシャガシャガシャ

風斬「どうですか? その後は」

一方通行「はっ、平和そのものだぜェ。 たった今も、ファミレスを一つ吹き飛ばしてきたとこだ」

風斬「あ、あはは・・・現状では放置されてるとはいえ、あまり目立った行動はしないほうがいいですよ?」

一方通行「俺じゃなくてこいつに言えってェの」

ガブリエル「―――――」

一方通行「お前、今ヒマか?」

風斬「基本的に私は用事とか無いですよ」

一方通行「三下やインデックスとかと遊ンだりしねェのか」

風斬「あ、あはは・・・・・・とにかく今は暇です」

一方通行「(・・・・・・?) まァいい、じゃついでにお前も一緒に来い。 こいつと二人きりじゃ息が詰まる」

ガブリエル「―――――」

風斬「い、いいんですか? 彼女は――」

一方通行「あ? いいンだよ、お前の言うフラグだのなンだのは絶対あり得ねェンだから」

風斬「わ、わかりました。 じゃあお言葉に甘えて・・・」チラッ

ガブリエル「―――――」

風斬「(やっぱり怒ってる・・・・・・かな?)」

一方通行「とりあえず地下街にでも行くかァ」

92 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/02(土) 00:20:46.90 ID:3fXWoKMo
―――第七学区・地下街


一方通行「さて・・・やってきたはいいが、どォするかねェ」

ガブリエル「mkdgk興味mwejg深々fkfkn」キョロキョロ

風斬「・・・・・・」

一方通行「ン? どォした、何か元気無ェなお前」

風斬「いえ・・・、地下街って、その、あまりいい思い出が無いというか」

一方通行「なンかあったのか」

風斬「結構前なんですけど、ここで魔術師に襲撃されたことがありまして・・・」アハハ

一方通行「そいつはすまねェ、気遣いが足りなかったな、場所変えよォか?」

風斬「いえ!いいんです、そのせいでろくに地下街を歩き回れなかったっていうのもありますし、もっとここを見て回りたいんです」

風斬「それに今なら例え魔術師の襲撃があったって、平気じゃないですか」

一方通行「?」

風斬「あなたや・・・それに本物の天使さんがいるんですよ。 これほど心強い味方もいません」ニコッ

一方通行「違い無ェ、天使級3人が固まって
     行動してるってンだからなァ」クカカッ

一方通行「・・・・・・今なら俺達で世界を征服出来そうだぜェ」ニタァ

風斬「えぇ!?」

ガブリエル「mfkwegj御意nfkweg」ビキベキキキ

一方通行「冗談だおい!! 冗談だから羽根を収めろォ!!!」

ガブリエル「fnqijgmb私mfwq冗談nkegj」ドンッ

一方通行「ごっ・・・、だから・・・肘で突付く・・・な・・・」

風斬「"今のも私なりのジョーク、言わせないで恥ずかしい"って言ってるんだと思います」ニコッ

一方通行「お前テキトーに通訳してるだろ?」ゲホッ

93 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/02(土) 00:22:32.62 ID:3fXWoKMo
一方通行「お前はメシ食ったのかよ?」

風斬「いえ、というか基本的に私は食事をとる必要がないので・・・・・・」

一方通行「あァ、そォいやそォだったな」

一方通行「お、すき焼き屋があるじゃねェか。 食いてェな・・・・・・」

ガブリエル「grjgkfm屋台mfgmkwrjg」トントン

一方通行「あン? ひよこまんじゅう・・・?」

風斬「あのお店のひよこまんじゅう、可愛いですね」

一方通行「食うか?」

風斬「え、あ、でも、いいんですか?」アセアセ

一方通行「構わねェよ、あンぐらい」

風斬「あ、ありがとうございます」

ガブリエル「fnkasfj私mfwe要求mgkjg」ユビサシ

一方通行「よく食うなお前は・・・・・・しゃーねェ、お前にも買ってやンよ」

ガブリエル「fkewfjekw嬉々mlwf」ガバッ

一方通行「抱きつくなよ」

ガブリエル「―――――」シュン

94 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/02(土) 00:25:24.97 ID:3fXWoKMo
風斬「うん、美味しいです」ムグムグ

ガブリエル「jfaejfiwej同意cvkgkk」ガツガツ

一方通行「しっかし地下街だと余計に目立つなァ俺ら・・・」

風斬「ちょっと恥ずかしいですよね・・・今さらですけど///」カァァ

ガブリエル「///」

風斬「あはは、天使さんも照れてますね」

一方通行「何でわかるンだ・・・」

ガブリエル「―――――」パラパラ

風斬「あれ? 天使さん、何を読んでるんですか? ・・・女性向けのファッション雑誌?」

一方通行「いや待てお前それどっから持ってきた」

オキャクサーン!! オカネオカネ!!

一方通行「てンめェ・・・天使が万引きって、夢ぶち壊しってレベルじゃねェぞクソがァ!!!」ダッ

風斬「お店にある品物は、お金を払わないとダメなんですよ?
   (変なところの知識だけは豊富なのに・・・)」

ガブリエル「―――――」

風斬「(うぅ・・・やっぱり私、邪魔だったかなぁ)」

チィ スマネェナ   ホントタノムヨ・・・テイウカナニアレ ロボット?

一方通行「はァ・・・こいつといるとヒマにならねェ」タッ

風斬「あ、おかえりなさい。 天使さん、ファッションに興味があるんですか?」

ガブリエル「fnmkh衣服fkegh要求mfkegnk」コクリ

一方通行「こいつまさか・・・服が欲しいなンて言い出してンじゃねェだろォな」

風斬「そのまさかのようです・・・」アハハ

ガブリエル「ieghiek貴方fnmekf選択nfekg」///

風斬「一方通行さんに選んで欲しい・・・って言ってるのかな?」

一方通行「めまいがしてきたぜェ・・・」クラッ

95 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/02(土) 00:28:17.29 ID:3fXWoKMo
―――第七学区・セブンスミスト


一方通行「まァ服とかアクセサリーってなるとこの店になるよなァ、この辺だと」

ガブリエル「nmewkgh壮観nfwkfnkv」キョロキョロ

風斬「わぁぁ・・・凄いですね」パァァ

一方通行「店員さーン」

店員「いらっしゃいませ、ってうわぁ・・・(でかっ!このラッパ頭の人(?)でかぁ!!)」ビクゥ

一方通行「(このリアクションも慣れてきたな・・・) こいつのサイズに合う服とかってあるか?」

店員「身長は高いですが、スリムな方のようですし、なんとか見つかるかもしれません」

一方通行「頼めるか?」

店員「少々お待ちくださいませ」タッ

96 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/02(土) 00:28:59.65 ID:3fXWoKMo
一方通行「あいよ・・・・・・しっかしお前も服とか着てみたいと思うンだなァ」

ガブリエル「///」

風斬「女の子なんですから、ファッションに憧れるのも無理ないですよ」

一方通行「お前はこいつを女の子として見れるのか・・・さすが天使、格が違うぜ・・・」

一方通行「つかお前、この白い布が既に服なンじゃねェのか?」

ガブリエル「fnewg黙秘fnkqgke」

一方通行「違うってェのか? じゃあお前――」







一方通行「今は全裸ってことか?」



ガブリエル「―――――」ドスッ

一方通行「ン?――――」

風斬「えっ」

97 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/02(土) 00:32:29.65 ID:3fXWoKMo
気がつくと、一方通行を含む周りの時間が、全てスローモーションになっていた。

「―――――?」

突然の出来事に目を見開くしかない一方通行。目の前にいるガブリエルは一方通行から少し顔を背けていた。
風斬の方はというと、キョトンという表現がぴったりな表情をしており、やはり何が起きたのかわからないでいるようだ。


ズッと、胸に妙な圧迫感を覚える。
自分の胸に目をやろうとしたが、やはりその動作もスローで行われるためなかなか視界に胸が映らない。
そしてその間に、一方通行はこの現象について考えていた。

「(―――これ、どっかで)」

どこかで味わったことのある感覚。一方通行はこのスローモーション現象を何度か体験したことがあると確信する。

「(―――どこだ、いつ、どこで)」

胸の圧迫感が、徐々に強くなっていっている。そしてようやく、一方通行の視界に自分の胸が映った。





――――何者かの手が、胸にめり込んでいた。

98 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/02(土) 00:33:28.06 ID:3fXWoKMo
正確にはめり込みつつある、が正しいだろう。これもスローで行われているのか、
非常にゆったりと一方通行の胸にその"手"が沈み込んでくる。
ただし。 その手は自分自身の手ではない。
白ともつかない、灰色ともつかない、曖昧な色をした手。
一方通行はつい数瞬前まで、その色を見ている。

「―――(天使)」

そう、ガブリエルの手だった。
掌底、といえば伝わるだろうか。手のひらでドンッ、と押しているような形。その手が胸に沈み込んでいるのだ。
そのまま胸を貫かれるかと思ったがそうはならず、これまた徐々に一方通行の胸から水の天使の掌が離れていく。

ガブリエルに小突かれた、と。一方通行は理解する。

「――――(思い出した、このスローモーションみてェな感覚は)」



木原数多と戦った時の。垣根帝督と殺しあった時の。エイワスに立ち向かった時の。



「――――(あれだ、死ぬ寸前の時の―――)」


理解したときにはもう遅かった。
一方通行は第七学区の空を舞っていた。

99 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/02(土) 00:36:02.35 ID:3fXWoKMo
『今は全裸ってことか?』



一方通行が何の前置きもなくさらっと放ったそのデリカシーに欠ける言葉は、ガブリエルの羞恥心を刺激するには十分だった。
思わず一方通行の身体をトンッと叩いてしまう。
今までもそれを思わせるような仕草はあったが、これで水を司る大天使にも羞恥心というものがあるということが確定した。

思わずトンッと叩いてしまったとは言うが、彼女は『天使』なのだ。
後方のアックアによって封入術式を施され、本来の半分ほどの力を失ったとはいえ、『神の力』なのに変わりはない。
加えて、あまりに突然の発言に驚いてしまったため手加減するのを忘れてしまった。




一方通行の身体が紙くずのように吹き飛び、セブンスミストの壁を貫き、第七学区の空へ放り出された。
直径三メートルほどの穴が壁に空いている。



「―――――」

「あ、え?」


風斬氷華は現状を把握できないでいた。が、すぐに理解する。
ゴトッと、何かが落ちる音がした。一方通行が持っていた杖だ。
持ち主である一方通行はいない。外に吹き飛ばされている。




ガブリエル的には、今のは

『も、もう! 貴方ったら、女の子に向かって"お前は今全裸なのか"って・・・
 デリカシーがないにもほどがあるぞっ☆プンプン!』

と、こんな軽いテンションでえいっ☆と一方通行を小突いただけだったのだが、大天使に小突かれてはたまったものではない。
彼女はしばらく掌底を突き出したポーズで固まっていると、暗い面持ちでこう呟いた。





「fnkegiwnv,不覚nvghkw謝罪mfwelgj」

100 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/02(土) 00:38:25.11 ID:3fXWoKMo
「ごっ、がっ、あァァァァァァァァァァァァァああああああああああ!!!!!!!!」

地面に激突する寸前に電極チョーカーのスイッチを入れたことにより、致命傷は免れた一方通行。
だがガブリエルの掌底はあまりにも素早く、『反射』は間に合わなかった。

胸に激痛が走る。穴が空いていない方がおかしいと思える攻撃力だったが、幸いにも一方通行の肺はまだ皮膚の内側に収められている。
一方通行はベクトルを操作し、溜まっていた血液を口から吐き出す。
そして穴の空いた三階の壁へありったけの憤怒を込めた目で睨むと、

「・・・・・・上っ等だぜェあのクソ天使。 そんなに構ってほしけりゃ目一杯『遊んで』やンよォ!!!」

そう言い放ち、ミサイルのような速度でガブリエルのいる場所へと戻っていった。





一方通行「ガァァァァァァァブリエルゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!!!!!!!!!!!」ズッドォォォォン

ガブリエル「―――――」ションボリ

風斬「ひいぃっ! て、天使さん、落ち込んでないで早く謝って~~っ」

ガブリエル「fmkeh謝―――」

一方通行「風穴空けたるァァァァァァ!!!受け止めてみろよォォォォォォ!!!」ドンッ

ガブリエル「―――――」ピクン




      『風穴空けたるァァァァァァ!!!受け止めてみろよォォォォォォ!!!』

             『受け止めてみろよォォォォォォ!!!』

           『(俺の愛を)受け止めてみろよォォォォォォ!!!』

ガブリエル「―――――」



         『俺の、お前に対する、目一杯の愛を!! 受け止めてみろよォォォォォォ!!!』



ガブリエル「―――――」パァァ

ガブリエル「vmlgmc歓迎vmsjgke」バッ

101 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/02(土) 00:45:16.88 ID:3fXWoKMo
一方通行「!!? (ンだァ? 両腕なんて広げやがって・・・・・・かかってこいってかァ!?)」

一方通行「ぎゃっはァァァァァ最っっ高ォォォォォォォ!!!!!!!!!」ズッ ゴォォォ

店員「(白い髪の子が・・・・・・消えた?)」

風斬「!! 店内で音速なんて出したら――――」

一方通行「死ねェっ!!!」ドゴォ ムニュ

一方通行「(!? ムニュ?)」

ガブリエル「―――――」ガッ ガガガガガガガッ

風斬「お、おおぉ・・・・・・胸で受け止めた」グッ

店長「え?」


M7クラスの台風が来たかのように、品物という品物が舞い上がり、セブンスミストの柱がギチギチと震える。
ガブリエルが一方通行を受け止めたのはいいものの、既に店内は大惨事となっていた。
いつの間にか駆けつけていた店長の叫び声が響き渡る。

店長「うわああああああああ店がぁぁぁぁぁぁああああああ!!!!!」グラグラ

102 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/02(土) 00:47:21.90 ID:3fXWoKMo
店員「ひぃぃ! て、店内中に亀裂が・・・・・・」ビシビシビキ

一方通行「むがっ・・・・・・むぐっ・・・・・・
     (クッソがァ!! 相変わらず無駄にでけェ胸しやがって・・・・・・!!)」グググ

ガブリエル「nohbdkr捕獲bodruig」ガシッ

一方通行「(! ヤバい、ロックされた!?)」

風斬「は、ハグですか? あのサバ折りのようなハグを!?」ドキドキ

店長「いやあんた何興奮してんのぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!?」

ガブリエル「mgleg体勢vsdfj維持opjgmweg不可fnken」グラァ

一方通行「ッ!?」フワッ

風斬「後方への反り投げ!? まさか・・・・・・」

ズッドォォォォォォォォォォォォォォォォン!!!!!!!!!!

風斬「ジャ、ジャーマンスープレックス・・・・・・」

店長「お、お客様ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」


今の衝撃でセブンスミストの崩壊は確約された。

103 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/02(土) 00:49:59.58 ID:3fXWoKMo
一方通行「(やべェ!! このままじゃ無関係の客共にまで被害が・・・・・・!!)」

一方通行「(ベクトル変換全開ィィィィィィ!!!)」ギュイイイイイイン

店員「ゆ、床が崩れ・・・・・・きゃああっ!?」ガラガラ

店長「こ・・・・・・このビルはもう持たんぞ、避難を!!」

風斬「あ、店員さん、私に掴まってください」ブオン

店員「は・・・・・・羽根・・・・・・? どんな能力なの・・・・・・?」ガシッ

店長「(夢に決まってる夢に決まってる夢に決まってる夢に決まってる)」ガシッ

一方通行「(これでコンクリの雨が無関係の人間に向かう事ァ無ェだろ・・・・・・あ?)」

ガブリエル「―――――」コポポポポ

一方通行「客が水に覆われて運ばれてる・・・・・・? お前がやってンのか!?」

ガブリエル「fmegm他人yiuiknbf無関係nfkwegnk」バサッ バサッ

一方通行「ぎゃは! いいねェいいねェ最っ高だねェ!!
     これで心置きなく続きがヤれるって訳だァ!!!」ドンッ

ガブリエル「mvgjewg.,愛mlmgojg,m」ガバッ

一方通行「おォォォォォォォォォォォォォォおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」

風斬「手に汗握る攻防ですよこれは・・・・・・!!」ググッ

店長「この子どうしちゃったの」

店員「セブンスミストが・・・・・・崩壊していく」




ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・・・・・・・・・ズウゥン・・・・・・・・・・・・





104 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/02(土) 00:53:55.39 ID:3fXWoKMo
――――警備員 第七三活動支部 取調室

黄泉川「・・・・・・」

一方通行「・・・・・・」

黄泉川「・・・・・・」

一方通行「・・・・・・」

黄泉川「・・・・・・きちんと説明してもらおうじゃん?」

一方通行「・・・・・・」

鉄装「・・・・・・え、えぇとですね」コホン

「とりあえず結果報告書のほうを見てみますと――」

「第七学区の衣服店 セブンスミストは完全に崩壊。店があった場所がグラウンドゼロと化してます」

「セブンスミストの両隣にあったビルには被害なし。
   揺れはあったものの、内部にも被害はありませんでした」

「つまりセブンスミストがあった場所だけ、ポッカリと空白が出来てるという状況になってます」

「えーと、お客さんと各スタッフの中に死傷者はいません。ゼロです」

「(どういう能力使ったらこんなに被害を最小限に抑えられるんだろう?)」

黄泉川「お前が救助したのか」

一方通行「・・・・・・あァ」

鉄装「それとお店にいたお客さんの証言や、店の外にいた一般市民の目撃証言によると――」

「翼の生えた金髪の女性が空を飛んでいた、とか・・・・・・水が生き物みたいに動いて、
   それが客を店の外に流していた、とか。 ・・・・・・なんですかねこれ?」

105 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/02(土) 00:57:02.10 ID:3fXWoKMo
黄泉川「これについては?」

一方通行「水は俺がやった。 羽根の生えた女なんて知らねェ」

黄泉川「・・・・・・」

一方通行「何も言うことは無ェよ。 全部俺の仕業だ」

「欲しい服があってよ、それが無ェって言うもンだから潰してやった」

「ついカッとなってやっちまっただけだ。 今では反省してる」

黄泉川「テンプレみたいな言い訳じゃん? 一方通行」

黄泉川「お前がそんなくだらない理由で暴れるとは思えないんだがな」

一方通行「マジで俺がやったンだって」

黄泉川「はぁ・・・・・・」ポリポリ

黄泉川「信じられないことだが、上層部からこの件についてお前は不問に付す、だそうだ」

一方通行「はァ?」

黄泉川「そうとしか言われてないんでね、詳しいことはわからないじゃん」

一方通行「(・・・・・・ビル一つ潰したってェのに不問だァ?
     まァ『0930』事件で俺がやらかした時に比べりゃァ今回のは小せェ事だがよォ)」

「(アレイスターの野郎がガブリエルに気付いてないってのはあり得ねェ、
 でもって今回の件にあの天使も絡んでやがるってェのに不問たァ・・・・・・)」

「(やはり何か狙いが? それとも天使の存在を出来る限り隠しておきたい・・・・・・
 そンなとこか)」

(だがアレイスターなら弱体化した天使の一匹くらいどうとでも・・・・・・)」ブツブツ

黄泉川「おい一方通行、聞いてるじゃん?」

一方通行「あ? あァ」

「(まァ、野郎の件についてはあとで考えるか・・・・・・)」

106 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/02(土) 01:00:31.07 ID:3fXWoKMo
黄泉川「まったく・・・・・・。 鉄装、お前は現場に戻って後処理の手伝いを頼むじゃん」

鉄装「えぇ~、私だけでですかぁ~?」ゲンナリ

黄泉川「私もあとで行くから、ほらダッシュダッシュ!」

鉄装「・・・・・・はぁ~い」トボトボ


キィ・・・・・・ バタン




一方通行「・・・・・・で、俺ァもう帰っていいのか」

黄泉川「ま、そうなるじゃん。 ・・・・・・その前に」

一方通行「あンだよ」

黄泉川「ほら、お前の杖。 忘れるか普通」ホイッ

一方通行「あァ、悪ィ」スッ

黄泉川「それと、お前どうしてウチに帰ってこないじゃん? ロシアから戻ったらすぐ来ると思ってたのに」

一方通行「あァー・・・・・・それはだなァ」

黄泉川「打ち止めも心配してるじゃん。 メールのやり取りはちょくちょくしてるみたいだけど」

一方通行「クソガキに心配かけるようなこたァしてねェよ」

黄泉川「ならいいけど・・・・・・あ、打ち止めといえば、ウチに新しい家族が増えたじゃん」

一方通行「番外個体か?」

黄泉川「そうそうワースト、いきなりだからびっくりしたじゃんよ。事前に連絡くらい寄越せっての」

一方通行「俺が言うのもなンだがいいのかよ? あいつも住まわせて」

黄泉川「今更一人や二人増えたことでどうってことないじゃん。 口は悪いけどいい子だし」

一方通行「そォかよ、ンじゃ頼むわ。 ・・・・・・いつもすまねェな」

黄泉川「おや、珍しい」クスッ

一方通行「ちっ・・・・・・」

107 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/02(土) 01:02:10.53 ID:3fXWoKMo
黄泉川「一方通行」

一方通行「あン?」






黄泉川「お前がどこの誰とほっつき歩いてるかは知らないけど」

黄泉川「早く帰ってくるじゃんよ。 桔梗も打ち止めもワーストも、みんな待ってるじゃん」

黄泉川「もちろん、私もね」







一方通行「・・・・・・あァ」ガチャ

108 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/02(土) 01:04:31.56 ID:3fXWoKMo
(待ってるから帰って来い・・・・・・ねェ)

(・・・・・・)

("あの二人"にゃァ帰る場所や、帰りを待ってるやつはいンのかァ・・・・・・?)





――――第七学区三九号線・木の葉通り


風斬「・・・・・・」ズーン

ガブリエル「―――――」パラ

風斬「・・・・・・やっちゃいましたね」

ガブリエル「―――――」ジー

風斬「私ったら何やってたんだろ・・・・・・/// 柄にもなく熱くなっちゃって・・・・・・」カァァ

ガブリエル「―――――」パラ

風斬「一方通行さんに、大勢の人たちに迷惑かけちゃった・・・・・・
   あの状況だと、私は二人を止める立場だったのに・・・・・・」ズーン

ガブリエル「―――――」ジー

風斬「・・・・・・で、でも、あなたもあなたですよ! 天使さん」

ガブリエル「―――――」

風斬「確かに一方通行さんの発言もデリカシーが無いといえば無かったですけど・・・・・・」

風斬「だからって店の外まで吹き飛ばさなくてもいいじゃないですか!」

ガブリエル「―――――」

風斬「一方通行さんじゃなかったら死んでましたよ・・・・・・」

ガブリエル「―――――」

風斬「彼を探しましょう。 何とかして警備員の元から連れ戻さないと・・・・・・
   一方通行さんも暴れてしまったとはいえ、これじゃあまりに理不尽です」

ガブリエル「―――――」パラ

風斬「――――っ! もう! 本なんか読んでる場合じゃ――」バッ

109 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/02(土) 01:09:16.94 ID:3fXWoKMo


『謝り方で女の印象も変わる! 天使でもわかる20001の正しい謝罪方法』 \870-


風斬「あ・・・・・・」

ガブリエル「―――――」グスッ グスッ

風斬「天使さん・・・・・・」

ガブリエル「―――――」パラ


――その10032・謝りつつも胸元などを見せつけ、色気で許しを請え!――


ガブリエル「―――――」パラ


――その18044・メールや電話での謝罪は論外! 誠意を見せるなら矢文で謝罪!――


風斬「天使さんも、きちんと謝りたいんですね・・・・・・?」

ガブリエル「mwegjl深々fmwqfm反省mflew」ショボン

風斬「(あ、あれ・・・・・・? 彼女の言葉がわからない・・・・・・何で?)」

ガブリエル「,g;ehk反省;fml反省nkf」グスッ

風斬「(でも・・・・・・) 一緒に謝りに行きましょう」

ガブリエル「―――――」

風斬「一方通行さんのところへなんとか会いに行って、謝り倒しましょう」

風斬「あれだけのことをして、許してもらえるとは思えないけど・・・・・・」

風斬「それでも、何もしないよりはいいです!」

ガブリエル「―――――」パラ


――その20001・周りくどいことなんてせずに、素直に謝るのが一番だと思うよってミ(以下略)――


ガブリエル「―――――」コクン

風斬「うん」ニコッ

110 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/02(土) 01:13:13.94 ID:3fXWoKMo
風斬「セブンスミストの店員さん達にも、今度謝りにいかなきゃですね」

ガブリエル「bkljh同意,gkn」

風斬「あの惨劇を引き起こした私たちがこうして第七学区を歩いていたらマズいかも知れませんけど、
   とりあえず行きましょう」

ガブリエル「fmlqgj捜索mgwleg」

風斬「多分第七三支部に連れていかれたと思うので、そこに向かいますか」

ガブリエル「―――――」

風斬「・・・・・・一つ、聞いてもいいですか?」

ガブリエル「―――――」

風斬「どうしてロシアで私たちと再開したあと、学園都市まで着いてきたんですか?
   いえ、正確にはなぜ一方通行さんに着いていってるのか、です」

風斬「か、彼が・・・・・・好きだから、とか?」

ガブリエル「―――――」

ガブリエル「gwmml彼ffnmlqfl伝fmlgml言葉fmeklgml」

風斬「(・・・・・・ダメだ、やっぱり何を言ってるのかわからなくなっちゃってる。
   今までは場の流れや雰囲気でなんとか言いたいことはわかってたけど、どうして?)」

風斬「(ノイズがひどいのもあるけど、やはり人間言語ではないから?)」

風斬「・・・・・・そうですか、ありがとうございます。 変なことを聞いてすみません」

ガブリエル「gmrgh;k私mflgm時間mgwlg無aournc」

風斬「(何か重要なことを言っているのかも知れないのに・・・・・・)」

風斬「・・・・・・悩んでても仕方ありませんね。 とにかく彼のところへ行きま――」

一方通行「よォ。 だァれ探してンだァ?」ヌッ

風斬「ひゃわぁっ!?」ビクッ

ガブリエル「―――――」

111 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/02(土) 01:16:24.07 ID:3fXWoKMo
風斬「よ、よく私たちがここにいるってわかりましたね」

一方通行「この天使が近くにいると、胸に圧迫感が来るンだ」

一方通行「にしてもお前ら、警備員のやつらに捕まンなかったのか」

風斬「実はニ、三人ほどの警備員に出会ってしまったんですけど、なぜか何も言われなかったんですよ」

ガブリエル「―――――」

一方通行「そォか、まァそォだろォな」

風斬「それよりも一方通行さん、どうして外に・・・・・・? 脱走したんですか?」

一方通行「長引きそうならそれも考えたが・・・・・・その必要も無くなっちまったンだよ」

風斬「え?」

一方通行「『不問』、だとよ。 センブンスミストの件」

風斬「えぇ!? 店一つを潰したのにですか!? し、信じられません」

一方通行「だがこォして俺は今ここにいる。 そォいうことなンだろ」

風斬「はぁ・・・・・・でもそれなら、よかったぁ」ホッ

ガブリエル「fnkgnkn貴方mfkenk」モジモジ

一方通行「・・・・・・ところでそいつは何でさっきからお前の後ろに隠れてンだ? (全く隠れきれてねェけど)」

風斬「え? あ・・・・・・」

ガブリエル「―――――」オズオズ

風斬「そうですね、ちゃんとはっきり言いましょう」

一方通行「あン?」

風斬「一方通行さん・・・・・・その、ご、ごめんなさい!」ペコッ

ガブリエル「gnmwljgm猛烈mklegj謝罪gmelgm」ペコッ ゴツッ

風斬「痛ぁっ!?」

一方通行「なンだァ?」

112 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/02(土) 01:18:09.94 ID:3fXWoKMo
風斬「あの・・・・・・私、二人を止めなきゃいけない立場だったのに・・・・・・その」サスサス

ガブリエル「vmghgf反省fnkqwfn」シュン

一方通行「あァ・・・・・・あれなァ。 お前キャラ変わってたぞ、何だったンだありゃァ」

風斬「あうぅ・・・・・・/// いやあの、あまりにも凄まじい戦闘だったので、こう、なんていうか
   あぁいうの漫画とかでしか見たことなかったのでつい興奮しちゃって・・・・・・」カァァ

一方通行「(こいつ漫画とか読むのかよ。 見えねェ・・・・・・)」

風斬「それに天使さんも、すっごく反省してるみたいですよ」

ガブリエル「gwegmk謝罪vmlgm謝罪l,;kfoj」ペコペコ

一方通行「あァあァ、いいよもォ」

ガブリエル「mflemgem許fmlk私dfm,;qw,f」

風斬「許して・・・・・・くれるんですか?」

一方通行「許すも何も、俺もあン時は頭に血が上って調子に乗っちまったかンなァ。
     俺にも非はある」

一方通行「だからアレだ、・・・・・・俺の方こそ、悪かったよ。 だから頭ァさっさと上げろ、
     天使様が人に頭下げるなンてのはさすがに無ェだろ」

ガブリエル「―――――」バッ

風斬「あ、あはは・・・・・・ありがとうございます! 許してくれるって、天使さん」

ガブリエル「mfgwegjm感涙;,;:dfngslgm」ムギュー

一方通行「ぐォォォ・・・・・・だ、から、抱きつく・・・・・・なって」ミシミシミシ

ガブリエル「fnmefm,感謝mlgjda感謝mvfjo」

風斬「ふふ、よかったですね」

一方通行「ったく・・・・・・」コキ




一方通行「で、お前が手に持ってるその本はどっから持ってきた?」

ガブリエル「hjtdjv,拝借mmirbgasf」

風斬「」

113 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/02(土) 01:19:47.05 ID:3fXWoKMo
――第七学区 セブンスミスト跡地の付近

一方通行「しっかし・・・・・・今日は色々ありすぎたぜェ」ゲンナリ

風斬「本当ですね・・・・・・私も疲れちゃいました」

ガブリエル「gnrwkm余裕,f;wekm」

一方通行「やっぱこいつと居ると退屈しねェなァ、悪い意味で」

風斬「なんて言ったって本物の天使ですもんね」

一方通行「・・・・・・もう空も暗くなってきてンな」

風斬「夕方も過ぎちゃってますね。 本屋を探すのに時間かけちゃいました」

ガブリエル「gjorwgl夜lkomvn好m,glew」

一方通行「お前のせいだぞまったく・・・・・・」グゥ~

一方通行「ンあ?」

風斬「ふふっ、お腹空いてるんですね」クスッ

ガブリエル「fmelpgjl可愛mflefk」ガクガクガクガク

一方通行「だからその笑い方やめろっつゥの、端から見ると痙攣起こしてるよォにしか見えねェ」

一方通行「・・・・・・」

風斬「どうしました?」

一方通行「・・・・・・ホント、今日は色々ありすぎてうンざりな一日だったわ」

ガブリエル「―――――」

風斬「?」






一方通行「今日はもう思いっきり飲まなきゃやってられねェ」

114 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/02(土) 01:21:16.68 ID:3fXWoKMo
風斬「飲まなきゃ・・・・・・ですか?」

ガブリエル「―――――」

一方通行「浴びるように酒飲まなきゃやってらンねェって言ってンだよォ」

風斬「お、お酒ですか!?」

ガブリエル「fmeopwg宴mflem」

一方通行「よし、お前らも付き合え、いや強制連行だ」クカカッ

風斬「え、えぇ~!?」

ガブリエル「,rehkl,dl御意,fd,fkgm」

一方通行「ついでに肉も食わせてやる、今夜はすき焼きだ」

風斬「! す、すき焼き・・・・・・」ゴクリ

ガブリエル「fmoeqfgm再fmle肉,fe,fdwslq」

一方通行「地下街行った時なァ、すき焼き屋があったンだよ。 そこ行くぞ」

115 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/02(土) 01:22:16.13 ID:3fXWoKMo
風斬「すき焼き・・・・・・。 で、でも未成年なのにお酒はダメですよぉ」アセアセ

一方通行「あァ? いいンだよ細けェこたァ、今日はそういう気分なンだ」

風斬「し、しかしですね・・・・・・」

一方通行「俺は第一位、お前はAIM拡散力場の集合体、こいつは天使」

ガブリエル「flwqefl,肯定fm,lwekm」

一方通行「俺達を縛るもンは何も無ェってこった」

風斬「だ、第一位だからお酒を飲んでいいなんてことは」

一方通行「固ェ事言ってンじゃねェよ、お前だってくだらねェ悩みとかをバーッと消し飛ばしたいとか思うだろ」

風斬「――――っ」



『ひょうかー!』ニコー

『よっ、風斬!』ニッ



風斬「・・・・・・」

116 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/02(土) 01:24:08.24 ID:3fXWoKMo
一方通行「(つっても、無理に飲ませたりはしねェがな。 嫌なら嫌でこいつにゃ肉だけでも―――)」

風斬「・・・・・・そうですね」

一方通行「あ?」

風斬「飲んじゃいましょうか」

一方通行「あ、いや、無理して付き合ってくンなくても」

風斬「いえ、飲みましょう! 今日は浴びるほど飲んじゃいましょう!!
   ええ飲むんです!! 誰にも邪魔はさせないのです!!!!」ゴォォォォ

ガブリエル「jelmglel良fwekgm決意gmwgml」グッ

一方通行「お、おォ・・・・・・(ど、どうしたってンだ急に)」

風斬「そうと決まれば早速!!!」

一方通行「いや待て、とりあえずここで一旦解散だ」

風斬「え?」ガクッ

一方通行「もう少し夜が更けてからでもいいだろ。 俺ァちょいと黄泉川ン家に帰る」

ガブリエル「dgmlegk同行,cssmd.a,」

一方通行「着替えてェのもあるが、そろそろクソガキにも顔見せねェとな・・・・・・
     スパムみたいにメールが来やがるンだ」

風斬「そうですか、わかりました」

一方通行「ンでガブリエル、お前は風斬を『隠れ家』まで案内してやれ。 そこで待ってろ」

ガブリエル「kfpwegk渋々,f;qf,darqwr了解wiiqj」

風斬「隠れ家?」

117 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/02(土) 01:26:26.29 ID:3fXWoKMo
一方通行「俺が使ってるグループの・・・・・・つってもわかンねェか。
     まァとにかく部屋があンだよ。 ロシアから帰ってこいつとそこで過ごしてた」

風斬「ど、同居ですか!?」ハワワ

ガブリエル「/////」

一方通行「気持ち悪い言い方すンじゃねェ、人類からの『隔離』と言ってくれ。
     こいつと一緒に同じ部屋で過ごすのはクソキツイぞ・・・・・・」

風斬「と、言うと?」

一方通行「このアホ天使、俺が寝てる間に勝手にベッドに入り込んできやがってな。
     目を開けたらこいつのどアップが視界に広がってるって具合だ」ゾッ

風斬「それは・・・・・・眠気覚ましにはもってこいですね」ゾッ

ガブリエル「,glthkoerjh失礼mglrj」ズビシッ

風斬「痛ったぁい! ご、ごめんなさい・・・・・・」ヒリヒリ

一方通行「あと俺が風呂入ろうとしたらこいつ・・・・・・いや、もう止そう。
     こンな話してたンじゃねェよ」

風斬「(き、気になる・・・・・・)」

一方通行「とにかく、その部屋に行って待っててくれ。 準備が出来たら迎えに行く」

ガブリエル「mhetjhij御意dmlfj」

風斬「わかりました、それじゃあ待ってますね」

一方通行「あァ」

風斬「じゃあ天使さん、よろしくお願いします」

ガブリエル「korherm案内korewd,l」パキパキパキ

一方通行「飛ぶな飛ぶな、歩いて行けェ」

129 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/05(火) 04:32:29.65 ID:hFteWyU0
せめてミーシャモードになれれば一方さんの苦労も減るのにな

132 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/05(火) 23:04:53.47 ID:EI9J8.Ao
――第七学区・ファミリーサイド 黄泉川宅


一方通行「帰ったぞおらァ」ギィ

打ち止め「あー!! おかえりなさいあなたー!!
     ってミサカはミサカは超久しぶりのあなたにダーイブ!!!」ガシッ

一方通行「だァから抱きつ・・・・・・こいつなら骨がへし折れる心配は無ェか」

番外個体「大声であなたーって・・・・・・お前ら夫婦かっつーの」スタスタ

一方通行「・・・・・・よォ、久々だな」

番外個体「やっほう、第一位。 相変わらずぶち殺したくなる顔してるなぁ、ぶっひゃ」ケラケラ

一方通行「ここでの暮らしはどォだよ」

番外個体「あなたが帰ってくるまでは快適だったよ、あひゃひゃひゃ!」

一方通行「けっ、元気そうで何よりだぜ」

打ち止め「もぉー、喧嘩しないの! ていうか今まであなたはどこに行ってたのって
     ミサカはミサカは一昨日辺りからメールを無視するあなたに憤慨しながら訪ねてみたり!!」ムスー

一方通行「あァ悪かったな、ちょっと野暮用でよ」

番外個体「野暮用って何? まぁ、あなたの事だからロクな用じゃないんだろうけど」

一方通行「あァ、ロクな用じゃねェな・・・・・・」

打ち止め「でもまぁあなたが帰ってきてくれたからもういいや!って
     ミサカはミサカは器のデカさを示してみたり!」フンスッ

一方通行「はいはいそりゃどォも」ナデナデ



吉川「あら、その声は一方通行? おかえりなさーい」ネンゴロ



一方通行「ン、おォ。 ・・・・・・吉川は何やってンだ?」

打ち止め「いつも通りゴロゴロ寝っ転がってるだけだよってミサカはミサカは呆れてみる」

番外個体「あの人いつもあぁなんだけど。 ダメな大人の見本だね」

一方通行「戦争が終わっても相変わらずか・・・・・・まァ、らしいっちゃらしいがな」ケケッ

133 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/05(火) 23:06:00.93 ID:v1QHvUw0
芳川ェ……

134 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/05(火) 23:08:20.11 ID:EI9J8.Ao
一方通行「黄泉川は?」

番外個体「仕事で遅くなるって。 何か今日第七学区で事件があったらしいよ」

一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」ヌギヌギ

打ち止め「ねぇねぇ、ご飯まだ残ってるから食べたらどう? お腹空いてるでしょ? って
     ミサカはミサカは服を着替えてるあなたにって・・・・・・外着?」

番外個体「・・・・・・ミサカがいるのも気にとめず着替えやがって・・・・・・///」ボソッ

一方通行「いや、必要無ェ。 これからまたすぐに出掛けるしなァ、悪い」

打ち止め「えー!? またどっか行っちゃうのってミサカはミサカは・・・・・・」ションボリ

一方通行「居なくなるわけじゃねェンだからそンなにしょげンなよ。
     (まぁ下手打ったら居なくなるかもしれねェがな、この世から)」

吉川「どこに行くのよ?」

一方通行「ン、ちょっとツレとメシ食いに行くことになったンだ」

番外個体「ツレぇ? あなたそんな友達いたんだぁ、あひゃひゃ!」

一方通行「その口塞ぐぞコラ」

135 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/05(火) 23:09:14.05 ID:EI9J8.Ao
打ち止め「そっかぁ・・・・・・じゃあしょうがないねってミサカはミサカは渋々諦めてみる」

一方通行「またすぐ帰ってくるから、おとなしく待ってやがれ」ポン

打ち止め「絶対だよ? メールちゃんと返してねってミサカはミサカは釘を刺しておく!」

番外個体「本当に刺しちゃおうか」アヒャヒャ

一方通行「わァーかったってェの、ったく」

番外個体「ねぇ、誰とご飯食べに行くの? もしかして女とかぁ?」ニヤニヤ

一方通行「まァそうだな、女だな(人間じゃないけどな)」

番外個体「えっ」

一方通行「ンじゃァ、またな」ギィ

吉川「いってらー」

打ち止め「いってらっしゃーい!ってミサカはミサカは笑顔で送ってみたり!」バタン

打ち止め「・・・・・・? どうしたの番外個体? ってミサカはミサカはどことなく不機嫌そうな
     あなたの顔を見上げてみる」

番外個体「べっつにぃ」

136 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/05(火) 23:10:46.53 ID:EI9J8.Ao
―――

学園都市の第七学区には、ある建物が存在する。
それを建物と呼称していいものなのかは定かではないが、確かに存在するのだ。


通称『窓のないビル』―――。


このビルは、核兵器の攻撃を受けても耐えることが出来るという噂があり、
実際『0930』事件で一方通行がこのビルに対し、地球の自転のベクトルを利用した砲撃を行ったにも関わらず、
外部には傷一つ負うことはなく、あろうことか内部にも振動がほぼ皆無だったという馬鹿げた設計のビルだ。


このビルにはある人物が座している。


窓のないビル内部で、緑色の手術衣のような服を着ており、培養液に満たされた巨大ビーカーの中に逆さに浮いているその人間は、
男にも女にも、子供にも老人にも、聖人にも囚人にも見える。


学園都市総括理事長、アレイスター・クロウリー。


彼は目の前に浮かぶ二つのスクリーンを眺めていた。
アレイスターにしては珍しく、その表情は明らかに苦悶の色に満ちていた。

左側のスクリーンに映っているのは、学園都市最強の超能力者、レベル5序列第一位の『一方通行』。
アレイスターの計画の組み込まれている第一候補(メインプラン)でもある。

スクリーン内に映る彼は、コツコツと杖の先端で地面を叩きながら第七学区を歩いている。
もちろんアレイスターは学園都市中に散布されている滞空回線(アンダーライン)を通して、現在一方通行がどこへ向かっているのか、
それどころか一方通行が『彼女』をロシアから学園都市へ連れてきてからこれまでの経緯まで、全てを把握している。
(実際は一方通行が連れてきたのではなく、『彼女』が一方通行に着いてきたのだが)。


そして右側のスクリーンにはその『彼女』と、AIM拡散力場の集合体であり『人工天使』でもある風斬氷華が映っていた。
何やらマンションの一室で衣服を何種類か並べ、どれを着ようか『彼女』と吟味しているようだ。

アレイスターは左右のスクリーンを凝視し、そして疲労とも焦燥ともとれるような弱々しい声でぼそりと呟いた。









「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・プランが」

137 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/05(火) 23:13:13.32 ID:EI9J8.Ao
想定外の出来事だった。

水を司る天使、『神の力(ガブリエル)』。またはミーシャ・クロイツェフ。

第三次世界大戦でロシアの空に浮いていた空中要塞『ベツレヘムの星』、
そこに儀式場を作り出した右方のフィアンマが召喚した大天使である。

『彼女』、ガブリエルは召喚されたと同時、学園都市勢に、そしてロシア軍に、天災とも呼べる猛威を振るった。

ここまではいい。ここまではアレイスターも想定の範囲内だった。

アレイスターの予定だと、そこで学園都市製の人工天使『ヒューズ=カザキリ』と一方通行の共闘。
さらに後方のアックアによる封入術式と、上条当麻の幻想殺しによる『門』の破壊。

これらの要素が加わることによってガブリエルを撃破できる、というスケジュールだったのだ。
いや、撃破できる、ではなく撃破『する』、が正しい表現だろうか。
撃破『出来なければおかしい』。



―――撃破『しなくてはならない』。



プランは崩れた。ガブリエルは健在している。
健在どころか、どういう事が起こればそんなことになるのか、どうやらガブリエルは一方通行に特別な感情を抱いているようだった。
ようだったという曖昧な表現は当てはまらない。明らかに抱いていた。

何の冗談だ。ガブリエルは本物の大天使だ。仮にも人間である一方通行にそのような感情を抱くことなどあり得ない。
天地がひっくり返ろうとも、隕石が地球に衝突しようとも、そんなことは起こりえないはずだ。

だが、現実はどうだ。

アレイスターはスクリーンをもう一つ表示し、再生する。これまでの彼らの行動を写した物のようだ。

ガブリエルが一方通行に抱きついている。ガブリエルが一方通行が寝ているベッドに忍び込み、添い寝を始めている。
ガブリエルがバスルームに入り、シャワー中の一方通行を押し倒そうとしている(この時点で黒翼の出現を確認)。
ガブリエルが無理矢理一方通行の衣服を破っている。ガブリエルが一方通行とファミリーレストランで食事を採っている。

そしてとどめと言わんばかりか、そこに風斬氷華までもが加わり、三人でショッピングを楽しんでいる。
セブンスミストで一方通行がガブリエルと戦闘を開始したときは、一方通行を応援するかどうか本気で迷った。



これを悪夢と言わずして、なんと言うのか。
答えられる者がいるのなら、今すぐにでもこの窓のないビルに招待したいほどだった。

「ふざけている・・・・・・」

もはや言葉も出ないアレイスターだったが、それでもやっとの思いで捻り出した言葉がそれだった。

138 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/05(火) 23:15:34.48 ID:EI9J8.Ao
「もはやプランを『修正』、では追いつかん。 『変更』もやむを得ない状況だ・・・・・・」

だがアレイスターにもプランに対する信念というものがあるのか、『変更』だけは避けたかった。

「何としても、『彼女』には消えてもらわねばならん」

アレイスターの口元が醜く歪む。それは見た者全ての背筋を凍らせるような醜悪な笑みだった。
今後のプランの実行に、本物の大天使なる存在は邪魔でしかないのだ。
この人間がここまで感情的になるのは非常に珍しかった。

「ククク・・・・・・と、なると、早急に『アレ』を発見、及び回収せねばな」




一方通行と風斬氷華、そして大天使ガブリエルに―――――




「『ベツレヘムの星』、あれはまだ存在しているはずだ」




――――ゆっくりと、しかし確実に『危機』が訪れていた。

139 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/05(火) 23:17:14.27 ID:EI9J8.Ao
スクリーンの中に映る一方通行。どうやら『隠れ家』に到着したようだ。



一方通行「はァ・・・・・・」コツコツ

一方通行「一応顔は見せたっつっても、あれじゃァなァ」

一方通行「今度しっかり埋め合わせしてやンねェとなァ」

一方通行「とりあえず早いとこ、天使の件を片付けねェと」

一方通行「・・・・・・」

一方通行「まァそンな急ぐことでもねェンだがよォ」

一方通行「いつまでもこのまま・・・・・・ってワケにはいかねェしなァ」

一方通行「・・・・・・(もっとも)」

一方通行「(このままでもいいかもしンねェと思ってる俺もいる・・・・・・)」

一方通行「・・・・・・って、ンなわけねェっつゥの」ハッ

一方通行「くっだらねェ、俺みたいなクソッタレが何をほざいてンだか」

一方通行「あいつらと一緒にいるせいで頭おかしくなっちまったンかねェ」


ガチャ


一方通行「おゥ、待たせたな」

140 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/05(火) 23:18:36.05 ID:EI9J8.Ao
一方通行がドアを開け部屋に入ると、そこには風斬とガブリエルが居た。

ただし。状況が少し普通ではない。

ガブリエルが手に服を持ち、風斬から遠ざけるように腕を上げている。
それを追うように風斬がガブリエルの持つ服に腕を伸ばしていた。
どうやらガブリエルが風斬の服を奪い、それを自分で着ようとして行動に出たようだ。


風斬はブラジャーとパンツのみ着用というフリーダムな格好で、一方通行の方へ目を向けていた。
豊満な胸と、モデルのように引き締まった腰と、艶めかしい太ももが、嫌でも網膜に焼きつく。



風斬「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

ガブリエル「iofll願gmro着nfwkeh」

一方通行「・・・・・・・・・・・・・・」

一方通行「・・・・・・・あァー・・・・・・・・・・・」ポリポリ

風斬「あ・・・・・・ァ・・・・・・/////」カァァ

ガブリエル「wjfewj危機,wekg」

一方通行「(ここで失礼な発言しちまったら、セブンスミストの二の舞だろォなァ)」

一方通行「そのー、なンだ」

一方通行「いい身体つきしてンじゃねェか、思わず見惚れちまったぜェ」キリッ

ガブリエル「―――――」ビキキ

風斬「」

風斬「み、見ないでぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!」バサァ

一方通行「!? な、なンで―――」


グシャ

141 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/05(火) 23:20:34.84 ID:EI9J8.Ao
――第七学区・グループの『隠れ家』

風斬「そ、その・・・・・・ごめんなさい」シュン

一方通行「げっほ・・・・・・いや、問題無ェ・・・・・・」ボロッ

一方通行「(その場の空気を読みきった、完璧な発言だったはずだァ。
     どこで間違えた・・・・・・)」

風斬「天使さんが急に私の服を脱がせてきて・・・・・・着たかったんでしょうか?」

ガブリエル「mlg所望etryi」

一方通行「この天使だきゃァ大概に・・・・・・つかちょっと待て」

一方通行「この部屋にはこンなに服は無かったはずだぞ。
     そもそもそンな女物の服なんて俺が持ってるはずがねェだろ」

風斬「あ、これはあの時セブンスミストで天使さんが―――」

一方通行「まァァァァァたパクってきたンですかァァァァァ!? 手癖悪すぎンだろォが!!!
     お前本当は『万引き』を司る天使なンじゃないですかァァァァァァァ!!!?」

142 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/05(火) 23:21:26.50 ID:EI9J8.Ao
ガブリエル「gjiwg誤解f,le」

風斬「違うんです一方通行さん! ここにある服はちゃんとお金を払ってるんです!
   天使さんが私に服を渡してきて、それと一緒に財布も・・・・・・
   なのでとりあえず放心状態の店員さんに支払っておきました」

一方通行「はァ!? 財布持ってたンかよ!? ンじゃ最初から本とかもそれで買えよ!!
     つか財布持ち歩いてる天使ってのもなンかイメージダウンっつーか・・・・・」

ガブリエル「fjoe店内,fgeg発見mlg」スッ

一方通行「いやそれ俺の財布ゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!!!!!!
     万引きの次はスリかよこの怪盗エンジェルがァァァァァァァァ!!!」

風斬「いえ、どうやらセブンスミストの瓦礫の山から拾ったらしく・・・・・・」

一方通行「変わンねェよ!! スろうが拾おうが俺の財布だろォがァ!!!」

風斬「ほ、ほら・・・・・・やっぱり怒られたじゃないですか・・・・・・もう」

ガブリエル「nfeiw反省mvl;」

一方通行「ったくよォ・・・・・・、はァ・・・・・・もういいわ、財布返せ。
     もう金輪際ゴメンだぞこんな事ァ」

風斬「本当にすみません・・・・・・でもいいんですか? 結構しましたよこの服・・・・・・」

一方通行「所詮服だ、こンなもンで俺の財産は揺らがねェ」

ガブリエル「jgrjh謝罪mgrek」

一方通行「・・・・・・お前にも今度なンか買ってやっからよォ、
     二度とこンなマネすンじゃねェぞ」

ガブリエル「mglgj感謝fm,e」ダッ

一方通行「抱・き・つ・く・な」バシッ

風斬「本当に優しいんですね、一方通行さん」

一方通行「くだらねェ事言ってンじゃねェ。 まァそれに・・・・・・
     見ちまったこともあるしなァ、これでチャラにしとけ」

風斬「あ、あれはもう忘れてくださいっ!///」

一方通行「はいはい・・・・・・ンじゃ、行くか」

風斬「あ、はい」

ガブリエル「jgorj出発mgerh宴hpk」

143 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/05(火) 23:24:05.58 ID:EI9J8.Ao
――第七学区・地下街

一方通行「確かこの辺に・・・・・・お、ここだ」

ガブリエル「jiewtj古風ekp/」

風斬「なんというか・・・・・・風情があって良い雰囲気のお店―――」

一方通行「こうしてみると何かボロっちい店だなァおい」

風斬「」

ガブリエル「fmoj早急fm,epw」ソワソワ

一方通行「まァこの際なンでもいいか、こいつも待ちきれねェみてェだし」カラカラ

女店員「いらっしゃいませー!」

一方通行「二人と一匹で」

ガブリエル「―――――」ビシッ

一方通行「いてっ、・・・・・・三人で。
     (こいつにツッコミ入れられる日が来るたァ・・・・・・)」

女店員「かしこまりました! 空いてる席へどうぞー!」


「またお客さん来たよー! 今日は最高の一日だぁー!」

「今いる団体さんもどんどん注文くれるし、こりゃ海外旅行も夢じゃないぞー!」


一方通行「・・・・・・大丈夫かよこの店」スタスタ

風斬「何かすごい盛り上がってるお客さんたちがいますね」

ガブリエル「――――――」ジー

一方通行「どォしたよガブリエル? あのバカみてェに騒いでる客が気になるか?」

ガブリエル「ngkw濃mgo魔力jlkmgfll」ジー

一方通行「何て言ってンだ?」

風斬「それが・・・・・・私にも天使さんの言葉がわからなくなってて・・・・・・」

144 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/05(火) 23:25:24.68 ID:EI9J8.Ao
一方通行「何? じゃァいよいよ持ってこいつが何言ってるか
     わかンなくなっちまったってことか」

風斬「お役に立てなくてすみません・・・・・・」

一方通行「気にすンな。 とりあえずその事については保留だ、ここ座るぞ。
     おいアホ天使、お前も来い」

ガブリエル「pougbn早急mdlw」ズズイッ

一方通行「暑苦しいから離れろ隣りに座ンな風斬の隣行け」グイッ

ガブリエル「kgrgk渋々dsrew」シュン

女店員「お待たせしました、こちらがメニューになります!
    先にお飲み物からお伺いします!」

一方通行「あー、ここ飲み放題あるかァ?」

女店員「もちろんございます! あ、お車を運転してきている方はいますか?」

一方通行「いやいねェ。 車なンざなくても飛べるしなァ」

女店員「かしこりました! では飲み放題で承ります!(飛べる・・・・・・?)」

145 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/05(火) 23:26:33.10 ID:EI9J8.Ao
風斬「す、凄い・・・・・・こんなにビールがたくさん・・・・・・」

ガブリエル「mgeroj所望g,lfklas」トン

一方通行「即決かよ・・・・・・」

女店員「コエドブルワリーの"漆黒 -Shikkoku- "をお一つ、大きさはいかが致しますか?」

ガブリエル「gnmkwr中mglrh」

女店員「?」

一方通行「あーすまねェ、ンじゃこいつのは中で頼む」

女店員「かしこまりました! "漆黒 -Shikkoku- "の中がお一つ」カキカキ

一方通行「どォなってンだこの店は・・・・・・地ビールだけで二十・・・・・・いや三十種類はあンぞ」

女店員「それがウチの自慢ですから!」エヘヘ

146 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/05(火) 23:28:25.89 ID:EI9J8.Ao
一方通行「普通の生無ェの?」

女店員「もちろんございますよ!」

一方通行「ンじゃ生中」

女店員「生ビールの中がお一つ」カキカキ

風斬「え、えーっと・・・・・・(ど、どうしよう、お酒なんて飲んだことないし・・・・・・)」

風斬「あ」

一方通行「?」

風斬「じゃ、じゃあ私はこのAIM拡散力酒を・・・・・・ちゅ、ちゅー? で」アセアセ

女店員「AIM拡散力酒の中がお一つ」カキカキ

一方通行「なンだそりゃァ・・・・・・」

風斬「えへへ・・・・・・なんか親近感湧いちゃって///」

ガブリエル「bdf最適mglw選択」

一方通行「あっそォ・・・・・・とりあえず以上で」

女店員「かしこまりました! 少々お待ちください」タタッ

ガブリエル「―――――」キョロキョロ

ガブリエル「―――――」バンバン

一方通行「机叩くなうっとォしィ。 店員を呼ぶスイッチはここには無ェよ、そンなに気に入ったのかあれ」

ガブリエル「cvewr快感fgneig」

風斬「お酒かぁ・・・・・・今さらだけど本当に飲んじゃっていいんでしょうか」ドキドキ

ガブリエル「gnro無礼講mle無礼講ndkw」


※未成年の飲酒は法律で禁止されています。お酒は20歳になってから嗜みましょう。

147 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/05(火) 23:29:30.18 ID:EI9J8.Ao
一方通行「ホントに今更だなァ、お前あンだけ飲む飲むって張り切ってたじゃねェか」

風斬「うぅ~・・・・・・」

ガブリエル「jgkgj無問題fghk」

一方通行「一度飲みだしたら気にならなくなるぜ。 ま、強制はしねェがな」

女店員「お待たせしました! 生中と"漆黒 -Shikkoku- "と・・・・・・AIM拡散力酒になります」コトッ

風斬「よ、よぉ~し・・・・・・」

風斬「これ飲んだら悩みとか吹き飛ぶんですよね?」

一方通行「まァ・・・・・・一概にそうとは言い切れねェがな」

ガブリエル「tohp乾杯mglwegj」スッ

一方通行「あン? 何してンだ」

風斬「もしかして・・・・・・乾杯?」

一方通行「はァ? 何に対して乾杯すンだよ」

148 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/05(火) 23:30:24.66 ID:EI9J8.Ao
天使は二人と自分を順に指さし、ノイズ混じりの声で言った。


ガブリエル「gmopwj我々,me出会,hetk」

風斬「・・・・・・私たちの、出会いに?」

一方通行「はっ、くっだらねェ・・・・・・」

風斬「・・・・・・いいんじゃないでしょうか」

一方通行「本気かよ」

風斬「だって私たち、立場上こうしてわいわい楽しめるような事って絶対なかったはずです」

風斬「でも、天使さんが学園都市に来てから一方通行さん、楽しそうじゃないですか」

一方通行「それを本気で言ってンのならお前病院行ったほうがいい」

風斬「私も・・・・・・まだ今日一日しか遊んでませんけど、すごく楽しいですよ」

ガブリエル「mfoeg同意fwel」

一方通行「セブンスミストの店員がそれ聞いたらブチ切れそォだな」

風斬「私たち、まだ出会ってほとんど日数経ってませんけど」

風斬「一方通行さんは、楽しくないですか・・・・・・?」

ガブリエル「―――――」ジー

一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

149 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/05(火) 23:32:44.42 ID:EI9J8.Ao
風斬「・・・・・・・・・・・・」

一方通行「・・・・・・まァ」

一方通行「楽しくねェっつったら、嘘になるかもしンねェなァ」

風斬「! ですよね!」パァァ

ガブリエル「gjihje嬉々dklnf」バッ

一方通行「抱き(ry」ゲシッ

一方通行「ちィ・・・・・・俺も本格的にヤキがまわっちまったかァ?」

風斬「私は、この先もこの三人で集まって遊びたいです」

ガブリエル「ndtri同意xasrt」

一方通行「はっ・・・・・・さしずめ、天使同盟(アライアンス)ってとこか」

ガブリエル「njkewu同盟bhdrfg」

風斬「いいじゃないですか、それ!」

一方通行「いや、冗談のつもりで言ったンだが・・・・・・」

一方通行「・・・・・・まァ、悪くはねェ、認めるぜ」

風斬「ふふっ、それじゃあ私たちの出会いに」スッ

一方通行「ン」スッ

ガブリエル「―――――」スッ


                「「「乾杯!!!!!!!nirghirhlfmlqegj」」」ガシャーン


――こうして、一方通行・風斬氷華・大天使ガブリエルの三人による『天使同盟(アライアンス)』は結成された。

学園都市最強の超能力者、レベル5第一位。
学園都市の技術が凝縮された、本物に匹敵する人工天使。
そして正真正銘、『水』を司る本物の大天使。

その場のノリで結成された天使同盟は、その気になれば本当に世界を征服出来る組織かもしれない。
この様子をスクリーンで見ていた学園都市総括理事長は、頭痛と吐き気で意識を失いかけていた。


余談だが、乾杯の際ガブリエルは力加減を間違えグラスは粉々に。 三人は本当に酒を浴びてしまっていた。

150 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/05(火) 23:33:35.77 ID:EI9J8.Ao
女店員「お待たせしました! 生中と"漆黒 -Shikkoku- "、AIM拡散力酒になります。
    お鍋の方はもう少々お待ちください!」

一方通行「ったく・・・・・・また注文するハメになっただろォが」フキフキ

風斬「(服までびしょびしょにならなくてよかったぁ・・・・・・)」フキフキ

ガブリエル「rugvn不覚begjo謝罪nefo」フキフキ

一方通行「おら、改めて乾杯だァ」キン

風斬「はい」キン

ガブリエル「―――――」キン

一方通行「ンぐ・・・・・・ンぐ・・・・・・ぷはっ」コトッ

ガブリエル「―――――」グビグビグビグビグビグビ ドンッ

一方通行「お前いけるクチだなァ・・・・・・」

風斬「・・・・・・・・・・・・」

風斬「えいっ」クイッ ゴクッ

風斬「んぐっ・・・・・・んっ・・・・・・はぁ・・・・・・」トン

一方通行「どォよ」

風斬「美味しい・・・・・・」

ガブリエル「mgojgo卑猥vnkwh」

風斬「?」

151 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/05(火) 23:35:33.94 ID:EI9J8.Ao
一方通行「な、飲ンでみりゃァどォってことねェだろ」クカカッ

風斬「はい! こんなに美味しかったんだ・・・・・・」

ガブリエル「gjhg所望mfoej」トン

女店員「はい! "伽羅 -Kyara- "の大をお一つ、かしこまりました!」

一方通行「もう二杯目かよ、こいつとンでもねェ酒豪かもしれねェ」

風斬「ん・・・・・・んぐ・・・・・・ぷはっ」←お酒を飲んでいます

一方通行「さて、その天使同盟(笑)の活動予定なンだが・・・・・・」

風斬「活動予定って・・・・・・まるで組織みたいですね」

一方通行「間違いじゃねェだろ。 天使級が三人も集まっといて仲良しクラブってワケにゃいかねェ」

ガブリエル「wjgmm少数fekp精鋭mflwj」グビグビグビグビグビグビ

風斬「それもそうかも・・・・・・それで、予定は決めてあるんですか?」クピクピ

一方通行「とりあえず、ガブリエルについて詳しそォなやつをあたる」グビグビ

風斬「と、言いますと・・・・・・」

一方通行「あの水ゴリラとか」

風斬「後方のアックア・・・・・・さん、ですか、今はどこにいるんでしょう」

ガブリエル「mfgjor所望mfwj」トン

女店員「五稜郭の星(ヴァイツェン)の大をお一つですね、かしこまりました!」

152 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/05(火) 23:36:58.62 ID:EI9J8.Ao
一方通行「拘束具常備のド変態痴女とか」

風斬「確かサーシャ・クロイツェフ、でしたっけ」

一方通行「あァ、まァそンな感じであちこち回ってみようと考えてる」

一方通行「当然お前も来るンだぞ」

ガブリエル「gmrrrj御意mfo貴方mgpk同行mwfel」グビビビビ

風斬「私も着いていっていいですか?」

一方通行「構わねェが・・・・・・いいのかよ?」

風斬「私も天使同盟の一員です!」フンスッ

一方通行「じゃあお前も来い。 ついでに観光なンかもしてみてェな」

風斬「いいですね、一方通行さんは海外へ行ったことあるんですか? ロシア以外で」

一方通行「アビニョンで爆撃ミサイルごっこをしたなァ」

風斬「へぇ・・・・・・(危なそうな遊び、さすが海外だなぁ)」クピクピ

ガブリエル「ngkpp英国cwjf露西亜dfmkj仏蘭西iyuisk」

ガブリエル「―――――――――」



ガブリエル「mflgl違mlr私gomvl還mdfw違mfo」

153 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/05(火) 23:38:20.01 ID:EI9J8.Ao
一方通行「ン、どォした?」

ガブリエル「mjgom宇宙dfgh」

一方通行「?」

風斬「ふい~、もう一杯頂いちゃおうかな」

女店員「大変お待たせしました! お鍋でございます。
    熱くなってますのでご注意ください」グツグツ

一方通行「お、来やがったぜ肉が」

ガブリエル「―――――」

一方通行「どォしたおい、肉だぞ肉。 さっきからボーっとしやがって」

ガブリエル「wrjowr待望gyhuj」ジュルリ

風斬「すみません、さっきのちゅーをもう一杯・・・・・・」

女店員「AIM拡散力酒の中ですね、かしこまりました!」

一方通行「おら、お前も食えよ」ガツガツ

風斬「いただきます~、すき焼きなんて初めて食べるから楽しみ―――」

ガブリエル「―――――」ゴキュ ゴキュ ゴキュ

一方通行「何やってンですかァァァァァァ!!!!? 鍋ごと掴ンで飲ンでンじゃねェよ!!
     ちょ、おい、てめェ肉まで飲むなァァァァァァァァァ!!!!!!」

風斬「あははは、凄いですね! すみませーん、お鍋追加でお願いしまーす」

一方通行「凄いですねじゃねェだろォが!!!クソッタレ・・・・・・
     ほらみろ、あっちの団体さンに思いっきり見られたぞ今の」





「女教皇様! 見ましたか今の!」

「え、えぇ、お鍋を素手で持って一気飲みとは・・・・・・」

「とんでもない芸当なのよな・・・・・・」

154 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/05(火) 23:39:16.42 ID:EI9J8.Ao
ガブリエル「gmrlgj美味tjrkj」モグモグ

一方通行「あァ・・・・・・久々の肉マジ美味ェ・・・・・・」シミジミ

風斬「白滝も美味しいれすよ、歯ごたえがたまりません」シャキシャキ

風斬「すみませーん、AIM拡散力酒追加くらさーい」

一方通行「お前けっこう飲むなァ」

風斬「ハマっちゃいそうですー」エヘヘ

一方通行「(・・・・・・若干口調が怪しくなってきた気がするが、大丈夫だよな)」

一方通行「? っておい、お前ら」

風斬「どうしました?」

ガブリエル「uytir何事nkghf」

一方通行「何で卵使ってねェンだよ」

風斬「これですか? これっていわゆる"シメ"ってやつに使うのでは?」

ガブリエル「bhjbh総括,mnbv」

一方通行「違ェよ。 ほら、こうやって取皿に入れて具材につけて食うンだ」

155 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/05(火) 23:40:27.52 ID:EI9J8.Ao
風斬「お肉に生卵をつけて食べるんですか!? 何か奇妙ですね・・・・・・」

ガブリエル「uyjd把握iyubvd」パカッ

一方通行「まァ人それぞれだがな、とりあえずあるンだからやってみろよ」

風斬「割って・・・・・・混ぜて・・・・・・」カチャカチャ

ガブリエル「―――――」カチャチャチャチャチャ

一方通行「おいィ・・・・・・ンな高速でかき混ぜたらよォ」

ガブリエル「fghui不可思議mgf」フワフワ

一方通行「ほら見ろメレンゲになっちまったじゃねェか・・・・・・
     黄身や油分も一緒にメレンゲにするとかどうなってンだよ・・・・・・」

風斬「あ、美味しい。 まろやかな感じになりますねこれ」ムグムグ

一方通行「だろ。 俺も最初は抵抗あったが食ってみりゃ割と美味かった」

風斬「どうして生卵なんですかね?」

ガブリエル「,kkqfn考察rtue火傷防止mrlmx」

一方通行「詳しいことは知らねェが、直接食ったら火傷しちまう恐れがあるから、
     とかって聞いたなァ」

風斬「へぇー・・・・・・」グビグビ

ガブリエル「――――――」フフン

一方通行「なンだよその誇らしげな仕草は・・・・・・、すンませン、生一つ」グビグビ

156 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/05(火) 23:41:59.64 ID:EI9J8.Ao
「嫌です~~!! そんなもの着たくありません!!」ギャー

一方通行「(? ・・・・・・なンだあれ)」

「そんな事言わずに!! 五和のために仕立てたこの『守護天使モロメイド』を
 是非装着して欲しいのよなー!!!」ダダダッ

五和と呼ばれた少女「モロメイドって・・・・・・イギリスの時の『大精霊チラメイド』より
          ひどくなってるじゃないですかーーーーーー!!!!」

「建宮・・・・・・五和も嫌がっています、その辺にしておきなさい」ハァ

建宮と呼ばれた男「女教皇様だってツンツン頭のヒーローにぃ、
         あの『堕天使メイド』を披露したじゃないで――」

女教皇と呼ばれた女「七閃」

建宮だった物「じょ、冗談でげべふぅっ!!!」グシャア




風斬「す、すごい服ですねあれ」ヒソヒソ

ガブリエル「utnfk堕天使iuoubm似gy非afad」

一方通行「それよりあのクワガタ、肉塊になっちまったが、鍋に入れて食うンかな」

女教皇様「あ、すみません、騒がしくてしまって・・・・・・」

一方通行「いや、構わねェよ」

ガブリエル「gjgl聖人jvh」ジー

女教皇様「・・・・・・!?(なんでしょう、あの方から何か物凄い威圧感が・・・・・・)」ゴクリ

一方通行「そォいや今ツンツン頭のヒーローがどォとかって
     そこの肉塊が言ってたが」

風斬「!!!」

女教皇様「え、あぁ。 あなたは上条当麻の御友人か何かでしょうか?」

一方通行「ちっ、やっぱあの三下の事かァ。 友人なんかじゃねェが
     顔見知りってとこだァ」

女教皇様「そうでしたか。 まぁ我々もそれみたいなものです」

157 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/05(火) 23:43:21.45 ID:EI9J8.Ao
ガブリエル「mgrjho魔力nelg濃gtisj感thsf」トントン

一方通行「(ン、やっぱこいつも感づいてンのか) お前ら、魔術師ってやつか?」

女教皇様「! 何故それを?」

一方通行「胸に圧迫感が・・・・・・つってもわかンねェか、まァなンとなく」

女教皇様「・・・・・・その通りです、我々は"天草式十字凄教"という宗派の者です。
     私は神裂火織、この宗派の女教皇を務めています」

ガブリエル「ktfgu十字教kdsg」

一方通行「はっ、まさかこンなとこで魔術師軍団に出くわすとはなァ
  それもすげェ数」

神裂「このお店に来たのも、上条当麻に奨められたからなんです。
   あなた方は?」

一方通行「俺に名前は無ェ。 呼びたきゃ一方通行(アクセラレータ)と呼べ」

風斬「あ、風斬氷華です・・・・・・」オズ

神裂「よろしくお願いします、一方通行、風斬氷華。
   ・・・・・・あなたは?」

ガブリエル「―――――」

一方通行「あァー・・・・・・なンて紹介したらいいンだ」

神裂「見たところ・・・・・・『神の力』に酷似しているような・・・・・・
   容姿の特徴を聞いただけなので断言できませんが」
   

一方通行「・・・・・・ (魔術師に向かってこいつは天使だ、なンて言うのもマズいよなァ)」

158 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/05(火) 23:44:38.81 ID:EI9J8.Ao
ガブリエル「hrugh許容mlfgk天使fewgj」コクリ

一方通行「あァ? 天使って言っちまっていいってことか?」ヒソ

ガブリエル「yugk許容bafnk」コクン

神裂「?」

一方通行「・・・・・・。 そォいうこった、こいつは『神の力』だ」

神裂「なっ・・・・・・!? 本物の大天使!?」チャキ

風斬「ひっ・・・・・・!」

一方通行「まァ聞けよ、ンな物騒なもン収めてよォ」

神裂「いったいどういう事なんですか・・・・・・!! あなた達は・・・・・・!?」


一方通行は終戦後から今までの経緯を説明した。

後方のアックアによってこの天使は本来の力を失っていること。
そして終戦後、天使が自分に着いてきたこと。

その意図がわからないこと。

正直この天使が来てから自分の生活が乱されまくっているこということ。
天使が学園都市に来てからの行動。
天使同盟(アライアンス)を結成した事。

風斬氷華については特に説明しなかった。話す必要がないと判断したためだ。


神裂「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

159 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/05(火) 23:46:23.79 ID:EI9J8.Ao
一方通行「つまり、こいつが学園都市の、いや世界中の人間に害を及ぼす心配は無い。
     そォいうこった。 納得してくれ」

神裂「・・・・・・にわかには信じられませんが、確かに彼女からは敵意は感じられませんね」

ガブリエル「mgrero私dgjt貴方uoior必要kegj」

一方通行「まァ今のも俺に話しかけてるンだろォが・・・・・・何言ってるかわかンねェンだわ」

神裂「申し訳ありませんが、私にもよくわかりません・・・・・・」

風斬「私たちは、天使さんの目的を知るために一緒に行動しているんです」

神裂「事情はわかりました、ですが我々では何も力添えをすることが出来なさそうですね」

一方通行「アテはある」

神裂「天使に関する情報を持つ人物、ですか?」

一方通行「さっき言った後方のアックアってやつに会ってみよォと思う」

神裂「・・・・・・・・・・・・!!」


神裂は後ろで馬鹿騒ぎをしている仲間たちの方に目を向けると、話を聞かれないようにするためか
ぼそっと小声で話す。

160 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/05(火) 23:47:48.95 ID:EI9J8.Ao
神裂「なるほど・・・・・・『神の力』の属性を持つ者に接触を・・・・・・」

一方通行「それで解決するとは思ってねェけどな」

風斬「・・・・・・」

神裂「少々危険な気もしますが、大きな手がかりを掴める可能性もありますね」

一方通行「ヤツが今どこにいるか知ってるか?」

神裂「恐らくイギリスにいるのだと思います、英国第三王女ヴィリアン様の護衛として」

一方通行「やっぱイギリスか・・・・・・しかし王女サマの護衛とは、厄介だな」

風斬「簡単には会えそうにありませんね・・・・・・」

神裂「事情を話せば謁見の場を与えてくださるかも知れません」

一方通行「今から『神の力』連れてくるンで茶菓子用意して待ってろ、ってか?
     それだけで英国軍が戦闘準備をしかねねェな」クカカッ

神裂「私の方から騎士団長(ナイトリーダー)を通して話をつけてもいいのですが」

一方通行「いやいい。 会ったばかりのお前らにそこまで面倒かける気もねェよ」

神裂「しかし・・・・・・」

一方通行「あくまでこれは俺達が受け入れた問題だ。 自分のケツくらい自分で拭けらァ、
     そォだろお前ら」

風斬「例えがアレですが、その通りですね」

ガブリエル「mguyoc同意dgftlaml」

161 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/05(火) 23:50:21.63 ID:EI9J8.Ao
一方通行「水ゴリラの居場所がわかっただけでも儲けもンだ、感謝するぜ」

神裂「いえ、何のお役にも立てずに申し訳ありません」

ガブリエル「―――――」

神裂「ミーシャ・クロイツェフも、先程は申し訳ありませんでした」

ガブリエル「uvmsd無問題nmcfj」

神裂「しかし"天使同盟"とは・・・・・・ノリで結成したにしては戦力が驚異的すぎませんか」

一方通行「ぎゃはっ、くだらねェ戦争の抑止力にでもなりゃァいいンだがな」

神裂「笑い事ですか全く・・・・・・、本物の大天使に、"一方通行"というと確か
   学園都市最強の超能力者だと耳にしたことがあります。 それと、あなたは・・・・・・」

風斬「あ、私も一応能力者、です・・・・・・」

神裂「もしこれが公式的に結成された組織なら、各国が頭を抱える事態になるところですね」

一方通行「別に世界を取って食おうだなンて考えてねェから安心しろよ」ギャハハ





五和と呼ばれた少女「女教皇様ー、そろそろ帰りましょう! もうみんな完全に酔いつぶれてますー」アタフタ

162 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/05(火) 23:51:42.65 ID:EI9J8.Ao
神裂「ん、それじゃあそろそろ御暇しましょうか」

一方通行「ンだよ、もォ帰ンのか」

神裂「アニェーゼ達、失礼、仲間達が帰りを待っていますので」

一方通行「・・・・・・ (帰りを待ってる・・・・・・)」

風斬「あの、今日はありがとうございました」

ガブリエル「dfukg謝々brulel」

神裂「いえ、とんでもない。 あなた達も頑張ってください」

一方通行「イギリスの無事を祈ってなァ」

神裂「シャレになってませんよ、それ」



程なくして神裂率いる天草式十字凄教の面々は店から引き上げていった。クワガタ頭の男は無事なのだろうか。

ともかく、神裂の情報のおかげで次の行動予定を組むことは出来た、イギリス行き決定だ。
だが後方のアックアと会うには、どうしても王家の人間との接触は避けられないようだ。
すんなりと通してくれとは思えない、ましてやこっちはガチの天使を引き連れている。

風斬「難しい事になりそうですね・・・・・・」

一方通行「最悪の場合、イギリスvs天使同盟だなァ」ギャハ

風斬「そ、そんな・・・・・・」ゾッ

一方通行「冗談だよ、ンなことにならねェようにはしてやる。
     まァ、英国王女様のお心が寛大であることを祈るしかねェな」

ガブリエル「mgiri呑ljtrtf」グビグビ

一方通行「ン、そォだな。 とにかく今は飲もォぜ」グビ

風斬「心配だなぁ・・・・・・」クピ

178 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/07(木) 00:24:30.53 ID:KLMPaPc0
天使同盟……ていとくん………いやなんでもない。

そんなことより、所々に出てくるシリアスっぽいワードが怖いな。『違。私。還。』とかアレイスターとか。

185 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/09(土) 00:21:52.66 ID:mt5.sMoo
一方通行「しっかし、天草式十字凄教ねェ・・・・・・妙な連中だったな」

風斬「あの人達も、戦争に参加してたんでしょうか?」

一方通行「ロシアじゃあンなやつら見かけなかったが、まァ普通に考えて参加してたンじゃねェの」

ガブリエル「mgjjhlmd所望sfmaog」

女店員「はい、なんでしょう」

ガブリエル「rjgahpsa彼saug,h同物udfpwg」クイッ

一方通行「あン? 俺と同じもの飲みたいってか?」

ガブリエル「―――――」コクン

女店員「かしこまりました!」

風斬「あ・・・・・・私もAIM拡散力酒を一つ、大で・・・・・・」

女店員「かしこまりました、少々お待ちくださいませ!」

186 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/09(土) 00:22:52.99 ID:mt5.sMoo
女店員「お待たせしましたー、生中とAIM拡散力酒の大になります」コト コトッ

一方通行「そォいや、さっきの神裂とかいう女も三下と知り合いだったみてェだなァ」

風斬「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」グビグビ

一方通行「あの野郎、俺が暗部で色々やってた間に魔術サイドとの人脈を広げてたってわけか」

風斬「そうですね・・・・・・」


一方通行「・・・・・・お前よォ」

風斬「は、はい」




一方通行「どォも三下の話題になると黙りこむよなァ」

風斬「え・・・・・・、・・・・・・・・・・・・・・・・・・・そんなこと」

一方通行「間が空き過ぎだァ、図星ってとこだろ」

風斬「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」グビ・・・・・・

ガブリエル「yfnii我々khgfci相談,tkh,bc」ポン

風斬「え・・・・・・?」

一方通行「こいつも相談に乗るってよ、そォ言いてェンだろ?」

ガブリエル「―――――」グッ

一方通行「サムズアップなンてどこで覚えやがったァ・・・・・・」

187 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/09(土) 00:25:18.43 ID:mt5.sMoo
風斬「別に・・・・・・相談するほどの事じゃないですよ」ニコッ

一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

風斬「心配してくれてありがとうございます、本当に何でもないですから」

ガブリエル「―――――」ハァー

風斬「な、なんで溜息つくんですか! というかそんな仕草も出来るんですね!」

一方通行「お前、ここ来たときに言ってたな」

風斬「え・・・・・・?」

一方通行「俺達はまだ出会って間も無いだのなンだのって」

風斬「は、はい・・・・・・そんなことも言ったような」

一方通行「それは事実だ。 だがよォ」

一方通行「それでもお前が今、無理して笑ってるってことくらいわかンだよ」

風斬「・・・・・・!!!」ビクッ

ガブリエル「mabd同意mtyfhos」コクン

一方通行「あンま俺を見くびってンじゃねェぞ」

風斬「わ、私は別に・・・・・・無理してなんか・・・・・・」

188 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/09(土) 00:28:01.92 ID:mt5.sMoo
一方通行「いいか」

一方通行「さっきも言ったが、俺達はこいつについて、ガブリエルについて調べるために
     これからあちこち飛ばなきゃならねェンだ」

一方通行「そンで、あるかどォかもわからねェ手掛かりをつかンでいかなきゃならねェ」

一方通行「風斬、そン時はお前も手伝ってくンなきゃ話になンねェ、
     俺ひとりじゃ不可能なことだ」

一方通行「第一位だろォがなンだろォが、俺一人じゃ出来ねェことだってあるンだ」

風斬「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

一方通行「そンな状況でお前がそォやって一人で何か抱え込ンだままじゃ、
     何も進まねェだろォが」

一方通行「それに、少なくともこいつにゃ隠し事は不可能だぜ、
     多分ガブリエルはもっと早くお前の悩みに気付いてる」

ガブリエル「todnkKAZAKIRIodgih」ポン

風斬「あ・・・・・・」

一方通行「・・・・・・ま、ガラにもなく説教臭くなっちまって悪ィが、そォいうこった」

一方通行「天使同盟(アライアンス)で隠し事は不可能、ってなァ。
     言えよ、聞くぐらいなら俺だって出来らァ」

風斬「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

風斬「ホント、大したことじゃないんですけどね・・・・・・」

189 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/09(土) 00:32:30.53 ID:mt5.sMoo
一方通行「三下と何かあったンだろ? ケンカでもしたか、
     お前ら確か友達だったよなァ」

風斬「ケンカとかじゃ、ないです。 ただ・・・・・・」

風斬「彼女・・・・・・」

一方通行「あン? インデックス・・・・・・あの暴食シスターか? あいつも友達だろ」

風斬「はい・・・・・・彼も彼女も大事な『友達』です」

一方通行「ロシアから帰る一日前くらいだったよなァ会ったのは。
     はっ、三下のやつがボロッボロの瀕死状態になってまで助けたあのガキ」

一方通行「帰る直前までベタベタくっついてやがったっけなァ、そンなに助けたのが、
     助けてもらったのが嬉しかったンだろォな、見せつけやがって」

風斬「・・・・・・そう、でしょうね」

一方通行「ン、・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

一方通行「(まさか・・・・・・そォいうことかァ?)」

ガブリエル「―――――」

一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(あァー、そっち系の話、か)」

風斬「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

一方通行「(ちっ、まいったな・・・・・・俺そォいうのは疎いンだよなァ)」

風斬「ロシアで二人に再開したとき、すぐわかっちゃいました」

一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

風斬「彼も彼女も、凄く幸せそうで・・・・・・見ている私まで嬉しくなっちゃって。
   これは本当です」

190 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/09(土) 00:36:07.20 ID:mt5.sMoo
風斬「ただ、その・・・・・・なんて言ったらいいんだろう」

風斬「もしかしたら私は、二人の事が・・・・・・」

風斬「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・羨ましいの、かな」

一方通行「羨ましい、だと?」

風斬「・・・・・・うん。 やっぱりちょっと、羨ましいって思ってる部分もあるんです・・・・・・きっと。
   二人には帰る場所も、帰りを待ってくれてる人がいる」

一方通行「・・・・・・!」

風斬「私には、それが無いから・・・・・・」グスッ

一方通行「・・・・・・帰る場所、待ってくれてる人・・・・・・」



――――

黄泉川「お前がどこの誰とほっつき歩いてるかは知らないけど」

黄泉川「早く帰ってくるじゃんよ。 桔梗も打ち止めもワーストも、みんな待ってるじゃん」

黄泉川「もちろん、私もね」

――――



一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

ガブリエル「―――――」

ガブリエル「KAZAKIRI」ギュ

風斬「え・・・・・・!? きゃっ・・・・・・!」

一方通行「!? (今、こいつ・・・・・・)」

風斬「え、あ、て、天使さん・・・・・・? ど、どうしたんですか?
   そんな抱きしめられると苦し・・・・・・」

ガブリエル「―――――」ギュー

ガブリエル「gndsr我々ytobmfd」

ガブリエル「bkjhp帰還uygm居場所oeym我々mgrehk」

191 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/09(土) 00:37:44.45 ID:mt5.sMoo
ガブリエルはノイズ混じりの声でそう言いながら、一方通行と風斬の手を取る。
そして風斬を抱きしめながら自分も手を出すと、三人の手を重ね合わせた。


ガブリエル「gmthk常時ukwdn一緒bmlh我々oyudn居場所lguycstu」

風斬「天使、さん・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・はっ」

一方通行「酔った勢いかと思ったが、どォやらこいつが一番わかってるみてェじゃねェか、参ったぜ」

風斬「え・・・・・・」

一方通行「俺達は出会ってまだ日が浅い。 だからどォしたってンだ」

一方通行「三下や暴食シスターがそれを作ったよォに」

一方通行「俺達だってそれを作りゃァいいだろォが。 いや、もう作ったンだよ」

一方通行「帰る場所を、そンで帰りを待ってくれるヤツがいる環境をよ」

一方通行「そのための天使同盟でもあるンだ」



一方通行「俺達が、お前の帰りを待ってやる。 天使同盟が、お前の帰るべき場所だ」

風斬「一方通行、さん・・・・・・」

一方通行「無けりゃ作ればいいだけの話だろォが、簡単なこった」

192 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/09(土) 00:39:03.44 ID:mt5.sMoo
風斬「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

風斬「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ふぇ、」

風斬「うぇえええええええん・・・・・・・・・・・・・・・・・ううぅ」グスッ

ガブリエル「―――――」ポンポン ギュー

風斬「うぅぅ・・・・・・あり、がとう、うぅ、ぐすっ、ございます・・・・・・」ポロポロ

ガブリエル「yvmdf貴方ucsgt格好sdd良dgriv」グッ






一方通行「(ああああああああああ何を言ってンだ俺ァァああああああああああああ)」

一方通行「(最っ高に恥ずかしいこと言ってやがる・・・・・・黒歴史ってレベルじゃねェぞ)」カァァ

一方通行「(穴があったら挿れた・・・・・・入りたいぜクソッタレェェェェェェェェ!!!!!)」ジタバタ






風斬「うぅぅぅ・・・・・・ぐすっ、えぅ・・・・・・ふぇぇ・・・・・・」グスッグスッ

一方通行「(さ、酒だ、アルコールのせいだァ、酔いが回っちまってるせいであンなことを・・・・・・)」

一方通行「・・・・・・ま、まァ今俺が言ったことはだなァ、その、忘れてくれても」

風斬「ぐすっ・・・・・・、ううん、忘れません」

一方通行「い、いやそンな」

風斬「凄く嬉しいです・・・・・・本当にありがとう、二人共」グスッ

193 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/09(土) 00:40:57.95 ID:mt5.sMoo
ガブリエル「fmerj貴方iurm惚mgrjg直ppdnf」ムニュ ギュウゥゥゥ

一方通行「が、ァ・・・・・・俺にまで抱きつく、な・・・・・・ァ!!!」ミシベキボキ

風斬「ふふふ・・・・・・ぐすっ」クスッ

ガブリエル「mfrgj改iybd乾杯,tuwdydw」スッ

一方通行「っは・・・・・・はァ、てンめェ、俺の時は力加減適当だろクソッタレ・・・・・・」コキコキ

風斬「あ・・・・・・乾杯、ですか?」

ガブリエル「―――――」コクン

一方通行「言葉がわかンなくても仕草で意思疎通は出来てきてるな・・・・・・ま、いい傾向だァ」スッ

風斬「それじゃ・・・・・・」スッ


              「「「かんぱーい!!mghjodwdak」」」キンッ




一方通行「――ていうかな、お前抱きつくときに俺の顔に胸押し付けンのやめろォ、
     お前にも羞恥心ってモンがあるだろォが」

風斬「(帰る場所・・・・・・)」

ガブリエル「itibk接吻mhthk」ンー

風斬「(帰りを待ってくれる人・・・・・・)」

一方通行「おいバカなンだァ!? なンで顔を近づけてきやがる!?
     それに気のせいか口を窄めて・・・・・・!!!」グググッ

風斬「(私の大切な友達・・・・・・、『彼』と・・・・・・『彼女』がそれを作ったように)」

ガブリエル「―――――」ンー

風斬「(二人がそれを作ってくれた・・・・・・)」

一方通行「や、やめろ、やめて・・・・・・、ギャァァァアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!」

風斬「(私ももう、"独り"じゃない―――)」

194 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/09(土) 00:42:08.33 ID:mt5.sMoo
―――そして二時間が過ぎた頃、
風斬が引きずっていた"悩み"も一方通行とガブリエルが吹き飛ばし、飲み会は本格的になっていた。
彼らの他には客は二、三人ほどしか居なかったが、それぞれですき焼きやお酒を楽しんでいるようだ。




女店員「お待たせしました、湘南ゴールドに、生中、AIM拡散力酒になりまーす、
    それにしてもお客さん達、ホントよく飲みますねー!」

一方通行「・・・・・・飲まなきゃやってらンねェ状況だろォが、見てわかンねェか」


一方通行が生ビールを口にしながらボヤくと、巨乳で可愛い女店員は変わり果てた二人に目をやる。





風斬「んくっ・・・・・・んくっ・・・・・・ぷはぁ、それでですねぇー、あくせられぇたさんったらぁー、
   わたしが奥でコスチュームに着替えてるときにぃ・・・・・・無理矢理・・・・・・」グデー

ガブリエル「yifm主役的affkm行事dmwdl」グデー

風斬「カーテンひっぱってぇーですねぇ、私の裸見たんですよぉ? どぉ思いますこれぇ」ヒック

一方通行「・・・・・・何の話だァ、そもそもお前とゲーセンなンざ行ってねェだろォが」

風斬「あー、まぁたそーやってごまかすんですからぁ・・・・・・、責任取れー責任ー」ウガー

ガブリエル「uhbwd認知ybfmbd認知sdcfm」ドンドン

一方通行「・・・・・・こォなっちまったか、ガブリエルはともかく、風斬までこンなになっちまうたァ・・・・・・」


風斬氷華とガブリエルは完全に泥酔していた。風斬の場合、どうもさっきから注文している"AIM拡散力酒"というお酒が
彼女との相性バッチリなようだった。普段の彼女のキャラはもはや完璧に崩壊している。
というのも、風斬はさっきからそのお酒しか注文していない。


一方通行「このAIM拡散力酒とかいう酒、なンかヤバいもンでも入ってんじゃねェの?」

女店員「いえそんな。 というかですね、そもそもこのAIM拡散力酒、いわゆる学園都市製の地ビール
    といったところなんですが、誰が飲んでも酔わないんですよなぜか」

一方通行「はァ・・・・・・? ノンアルコールとかいうあれかァ?」

女店員「成分表では普通の生ビールと同じくらいアルコールは入っているんですが・・・・・・不思議なものでして。
    でも車を運転している方などから極稀に注文が入るんですよ」

195 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/09(土) 00:44:05.94 ID:mt5.sMoo
一方通行「ふゥン・・・・・・でもこの女、完全にベロベロなンですけどォ」グビ

女店員「相性が良かったとか、そんな感じじゃないですかね?」アハハ

一方通行「笑い事じゃねェよ・・・・・・どォすりゃいいンだこれ」

女店員「まぁ、お酒は程々にということで! では失礼します」ペコッ

風斬「こらぁー! 聞いてるんですかあくせられぇたさぁーん・・・・・・」フラフラ

一方通行「あァあァ聞いてますからこっち来ないでくれま・・・・・・お前フラフラじゃねェか、
     もォそれ以上飲まねェほうがいいンじゃないですかァ?」

風斬「んぎゅー」ギュッ

一方通行「んぶっ!? お前まで抱きついてんじゃねェよ!! 天使ってのはデフォでハグ癖でも付いてんのかァ!?」

風斬「らきしめてー、ぎんがの、はちぇまれー」ギュー

一方通行「駄目だこいつ・・・・・・早くなンとかしないと」ゲンナリ

ガブリエル「―――――」イラッ

ガブリエル「ugmdd貴方tohmb」ムギュー

一方通行「ちょ、おいィ!! てめェまで抱きついたらマジで息が―――」ムググ

196 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/09(土) 00:45:21.45 ID:mt5.sMoo
一方通行は風斬とガブリエルに挟まれる形で抱きつかれていた。サンドイッチの具のように押し潰されかけている。
二人の超豊満な胸の脂肪が、一方通行の呼吸を乱していく(窒息的な意味で)。
男性から見たら殺意が湧くほど羨ましい状況だが、一方通行にとってはそれどころではない。


一方通行「(こ、殺される・・・・・殺されるゥゥ・・・・・・)」

風斬「あー・・・・・・あくせられぇたさん、やっらしーんだー」ムギュー

ガブリエル「omlfmgwlgrjlm助gfhm平nkkhure」ギュゥゥゥ

一方通行「(学園都市最強の第一位が女の胸に圧迫されて窒息死・・・・・・なンて間抜けすぎるだろォがァ!!
     クソッタレ・・・・・・が・・・・・・)」グググ グイッ

ガブリエル「―――――」パッ

風斬「あんっ」パッ

一方通行「ぷっは・・・・・・はァ、はァ・・・・・・お前らなァ、マジで悪酔いしすぎだっつの・・・・・・」ゼェゼェ

風斬「ふひー・・・・・・今なら私、なんでもできそうれす・・・・・・」ゴクゴク

一方通行「そンじゃとりあえずもォ酒はやめてくれ」

ガブリエル「ijfdmvlaf不満足leirgjsdkvsf」

風斬「ぶれいこーぶれいこー」

一方通行「アホ天使共がァ・・・・・・、ン、もうこんな時間か」

女店員「すみません、そろそろラストオーダーの時間ですー」パタパタ

一方通行「いや、もォ帰るわ、ごちそォさン」

風斬「こらー、勝手に決めないでくださーい、まだまだ飲めますよー・・・・・・っと」ヒック

ガブリエル「irthlbm不hlrmlrn満足hlmdlf;w,f不満glgbb.sldfjif」ヒック

女店員「あぁ言ってますけど・・・・・・」

一方通行「放っといていいンで、会計」

197 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/09(土) 00:47:08.11 ID:mt5.sMoo
女店員「ありがとうございましたー! またのご来店を!」


ガラガラー ピシャン


一方通行「あァーくそ、こォなるってわかってりゃ飲ませなかったンだがなァ・・・・・・」フラフラ

風斬「わたしもおぶってくらさいよぉー」フラフラ

ガブリエル「rgjkkfnafkgjolbm」グデー

一方通行「二人も背負えるかっつゥの、こっちは杖付いてンだぞ」

風斬「てんしさん、もうホントにあくせられぇたさんにベタぼれですねぇ・・・・・・」

一方通行「頼むからそォいう冗談はやめてくれ」

風斬「私のフラグ説、当たってますねぇこりゃ」ヒック

一方通行「それだけは断じて・・・・・・認めざるを得ねェかもしれねェ」ゾッ

風斬「絶対そうですよぉ」

一方通行「カンベンしてくれマジで・・・・・・」

ガブリエル「rgjmvlweiwgj貴方rjgolddbknglm」zzz-

一方通行「・・・・・・で、お前らどこで寝るンだよ」

風斬「なーに言ってるんですか、もちろん『隠れ家』ですよぉ」

一方通行「いいのかよあンなとこで」

風斬「あくせられぇたさんが言ってくれたじゃないですか、私の帰るところはここだって」

風斬「だから私・・・・・・、いえ、私と天使さんの帰る場所は、あなたのいるところれす」

一方通行「・・・・・・そォかよ」

風斬「ふふ」

ガブリエル「―――――」グイー

一方通行「頬引っふぁンにゃアフォ」グイイ

198 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/09(土) 00:48:02.60 ID:mt5.sMoo
――第七学区・グループの隠れ家


一方通行「おら、ソファーで寝てろ」ポイ

ガブリエル「dkndlf乱暴fjfmlsfm」ドサッ

風斬「ふいー・・・・・・熱いですねー・・・・・・」ヌギヌギ

一方通行「飲み過ぎなンだよボケが・・・・・・っておい」

風斬「んあー・・・・・・なんらかふらふらしまふ・・・・・・」ヌギヌギ ポイポイ

一方通行「風斬さァン、一応上下一枚くらいは着てくンないですかねェ、
     お前今下着しか無ェ状態だぞォ」

風斬「らって熱いんだもん・・・・・・」

一方通行「あァおい下着まで取るンじゃねェ、起きたとき面倒な事になりそォだ」

風斬「ふぁーい・・・・・・。ん・・・・・・」ポスッ

一方通行「寝ちまいやがった・・・・・・、床で寝たら風邪引くぞ、ったく・・・・・・」

一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

一方通行「こンなほぼ全裸状態になられたら運べもしねェだろォがよ・・・・・・」ハァ

ガブリエル「ruojgdlsvm負fjif,訳gojlm」ググググ

一方通行「なァにやってンだてめェまで、お前は元々全裸みてェなもンだろォが。
     (ってヤベ、こいつに向かってこの発言は―――)」

ガブリエル「hgvsdgmobn不gifndmsd覚gkg,g.,s;g」ガクッ

一方通行「ワケわかンねェ・・・・・・、っと、いけねェ、俺も少し飲み過ぎたかァ」フラッ

一方通行「悪いがベッドは独占させてもらうぜェ、風斬は・・・・・・もォ知らン」ドサッ

199 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/09(土) 00:48:52.40 ID:mt5.sMoo
一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ガブリエルゥ」

ガブリエル「―――――」クルッ

一方通行「お前の帰る場所も・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ここだかンなァ」

ガブリエル「―――――」

一方通行「お前の帰りも・・・・・・俺と風斬が待ってる」

一方通行「お前も・・・・・・独りなンかじゃねェぞォ。 "俺達"が、お前の帰る場所だ」

一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・すまねェな、お前の言ってることが伝わらなくて・・・・・・」

一方通行「けどいつか・・・・・・絶対ェわかってみせるから・・・・・・これだけは約束・・・・・・する」

一方通行「お前の気持ち・・・・・・俺と風斬がいりゃァ・・・・・・楽勝だ」

一方通行「だから・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

ガブリエル「―――――」

一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・黙ってどっか行くンじゃねェぞ」

一方通行「わかっ・・・・・・たなァ・・・・・・んみゅ・・・・・・」スー

一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・すー・・・・・・すー・・・・・・」

ガブリエル「―――――」

200 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/09(土) 00:50:23.35 ID:mt5.sMoo
酔った勢いで言ったのかどうかは定かではないが、一方通行は言いたいことだけ言うとそのままベッドで就寝してしまった。

「―――――」

帰る場所、帰りを待っている者。風斬氷華がその事で悩んでいたのを、一方通行は自分たちがそうだと言って解決させた。
彼らしくない言葉かもしれないが、AIM拡散力場の集合体である彼女はそれで救われたのだ。

そして人間界には本来居場所の無い大天使も、彼が居場所を作ってくれた。

「―――――」

ガブリエルは下着のみというほぼ全裸状態の風斬にそっと毛布をかけてやると、一方通行の方をじっと見据えた。

今は自分が伝えたいことはわからないけど、いつか必ず理解してやる。風斬氷華と力を合わせて。
彼は意識朦朧の中でも、確かに約束してくれた。
次に目が覚めた時、彼はその事を忘れているかも知れない。

だがガブリエルは信じた。信じることが出来た。彼はそんな人間ではない、必ず約束を果たしてくれると。
"ロシアでの出来事"で、それはもう分かっていた。

なぜなら彼女は、他でもないその"ロシアでの出来事"があったらこそ、こうして彼の側にいるのだから。

「―――――」

天使同盟(アライアンス)。その場のノリで結成された組織だが、ガブリエルはとても嬉しかった。
自分のような化物を、快く受け入れてくれたのだから。

ガブリエルはベッドで眠る一方通行にも布団をかけてやると、誰にも聞こえないような、
しかしノイズが一切混じってない、透き通った美しい声で呟いた。


「―――――感謝」


そして彼女は部屋の隅にある椅子に腰掛けると、目の前にある机の引き出しから一枚の紙とペンを取り出す。
彼女は一方通行に隠れて、こうして毎日一枚の紙と格闘していた。

言葉で伝えられないのなら、文字で伝えればいい。

だが上手く文章にできない、自分の伝えたいことをどのように書けば一方通行に伝わるのかよくわからないでいた。
やがて彼女は慣れない手つきで何かを紙に書いていく。

そして一分もしないうちにペンを置き、元の場所に片付けた。
こうして少しずつ書いていき、時間をかけて完成させ、読んでもらえばいいと考えているのだ。



彼女はソファーに腰掛け、一方通行と風斬に目を向ける。
そして本来睡眠を必要としない彼女も、この幸福で満たされた隠れ家の一室の静寂を楽しむかのように、
ゆっくりと目を閉じて、就寝した。

202 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/10/09(土) 01:06:54.69 ID:Q3JHKIAO
目から汗が出たわ

207 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/09(土) 04:27:36.61 ID:2LFAarco
とある天使の最強同盟

213 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/10(日) 05:30:35.59 ID:25KKdB2o
白――――。

全く濁りの無い、真っ白な世界。

目の前に広がるこの異常な光景に、彼は言葉も出ない。


(――――・・・・・・なンだ?)


ここがどこかもわからない、いつここに来たのかもわからない、何故自分がここにいるかもわからない。
視界は全て白一色に染められている。何も見えない。

だが、音は聞こえた。

誰かの悲鳴が聞こえる、一人ではない、何人かの人間の怯えるような声が聞こえている。

ズズゥゥゥゥゥゥウウウウウウウウウンッッッ!!!!!!!!!と、凄まじい爆音が彼の鼓膜を震わせた。

時折、銃声や大砲が発射されるような音も聞こえる、何かを物凄い力が薙ぎ払うような音も聞こえる。
ここは、戦場なのだろうか?

「AIM拡散力場の集合体で作られた翼を、操った・・・・・・?」

誰かの声が聞こえる、少女の声のようだった。というか、自分はこの声をどこかで聞いた気がする。
その証拠に、自分自身が次に口を開くことも、何を言おうとしているのかも分かった。

「オマエもこいつの『匂い』に誘われたクチか?」

自分の意思とは関係なく、自分の声が聞こえた。自分は声の主である少女に、そのような質問をしたのだ。

(――――なンだこれは? デジャヴ、では無ェ・・・・・・なンだ?)

相変わらず視界は真っ白で何も見えない。まるでスクリーンが白一色の映画を、音声だけで鑑賞させられているような気分だ。


その時、ふと声が聞こえた。さっきの少女のものではない、もう少し大人びたような女性の声だった。

『―――――貴方。 誰。 何故。 此処。 存在』

要領を得ない言葉だった。何が言いたいのかよくわかない。
だが、どこか真に迫るというか、耳で聞いているというより、心で聞いているような、そんな声だった。

『―――――何故、私。前。立』

今度は理解できた。理解できるように聞こえた。自分は今、この女性の前に立っているらしい。

214 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/10(日) 05:31:54.19 ID:25KKdB2o
『はっ、こりゃァなンだ? 精神感応(テレパス)・・・・・・みてェなもンか?』

自分も彼女に習い、口からではなく心で語りかけてみる。
彼女はこう答えた。

『―――――私、声。聞こえる、の。 何故、私の、声、を、聞く』

『はァ? てめェから語りかけてきたンだろォが』

今度はもう少しわかりやすく、言葉の意味が理解できた。
心で会話をしている内も、周辺では凄まじい爆音が響いている。
自分のすぐ近くからも、何かをぶつけ合っているような音が聞こえる、自分は今、誰かと戦って―――?

『―――――私を、恐れないの』

と、彼女が自分に問いかけてきた。自分がどんな表情をしているかは確認できないが、それでも思わず苦笑する。

『俺が何かを恐れるようなヤツに見えンのか? 笑わせンなよ』

自分が誰なのか、目の前にいるであろう女は分かっていないらしい。

その時、ぞぞぞぞぞぞぞぞぞッッッ!!!!!!!!と、何か気味の悪い音が聞こえてきた。

「露骨な野郎だ。 自己紹介のつもりか?」

本来の意思である、"もう一人の自分"がそのような悪態をつく。
"自分"には今、目の前で何が起きているのかわからない。

(そォだ。それで確か――――)

再び、心に問いかけるような声が響く。

『―――――私を、理解して、くれるの』

(それで俺はこう答えたはずだ――――)

『はっ、本来ならてめェみてェな化物との意思疎通なンざ、死ンでもお断りなンだがよォ、
 俺も俺でてめェに用があるンだわ』

『だから、今だけはこォして"対話"してやる』

『クソガキを救わなくちゃならねェンだ、嫌でも協力してもらうぜ』

『――――――対、話』

その女性は、心なしか少し嬉しそうな声色で言った、気がする。



(そこからしばらくは、声が聞こえなくなって――――)

215 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/10(日) 05:32:36.67 ID:25KKdB2o
―――第七学区・グループの『隠れ家』

午前五時、学園都市の空はまだ薄暗い。そんな朝、一方通行は目が覚めた。

少し息苦しい気がする、自分が布団にでもくるまっているのだろうか。
目が覚めたと言っても一方通行はまだ瞼を開いてはいない、頭の中でさっきのことについて考えていた。

(・・・・・・・・・・・・・・・・・・・今のは、ロシアの時の・・・・・・?)

妙な夢を見ていた気がする。まるで過去を反復するような、だが不思議と嫌な気分にはならない、そんな夢を。

(ちっ、なンだってンだ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・)

今はもうその夢の内容を思い出すことは出来ない。一方通行はしばらく思い出すよう努力してみたが、無駄なあがきだった。
とりあえず顔を洗ってこようと思い身体を起こそうとするが、なかなか身動きがとれない。

(あァーだりィ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・飲み過ぎたかァ?)

結局昨日はそのまま倒れるように眠ってしまったようだ。『隠れ家』についてからの言動がよく思い出せない。
それにさっきから身体が重い。上手く身動きがとれないでいる。

(何なンですかァ? ったく・・・・・・)

と、一方通行が目を開けると、



風斬氷華の寝顔が超どアップで視界に広がった。



一方通行はしばらく身を固めると、視線を少し下にずらす。
そこには、取れかかった風斬のブラジャーがあった。

風斬は一方通行を抱き枕のように抱きしめ、ほぼ着用している意味をなしていない、
乱れまくった下着姿ですやすやと寝息をたてている。

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

一瞬、一方通行の頭にまさかの一言がよぎるが、ひとまずそれは保留しておく。
風斬は一方通行の真横で寝そべっている、これでは一方通行の身体が重い理由にならない。

じわじわと背筋が凍っていくのを感じるが、それでも一方通行は視線を横に向ける。





「uhmbmgjowrgje起床yuojembbm確goujd認tygwgnlvm」


216 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/10(日) 05:33:49.43 ID:25KKdB2o
一方通行「うぎゃァァァァァァァァァァああああああああああああああああ!!!!!!?」ドカッ

ガブリエル「―――――」ゴロン ドサッ

風斬「・・・・・・ん・・・・・・んん・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」モゾモゾ

一方通行「て、ててて、ててててンめェェェェェェェェ!!!!!!!!!!!!
     また勝手に人の布団に潜り込みやがって・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!!!!!」

ガブリエル「gjbmmdvg照hmbm必要gikgcad無njghuth」

一方通行「しかも俺の身体に思いっきり馬乗りとか何考えてンですかァァ!!!?
     頭湧いてんじゃねェの!!?」ギャー ギャー

風斬「ふみゅ・・・・・・・・・くぁ~・・・・・・・・・・どう、したんですかぁ? 大声出して・・・・・・」パチリ

一方通行「!! ・・・・・・やべェ、第二波が飛ンでくるぞォ・・・・・・」ゾクッ

風斬「あ・・・・・・れ、私・・・・・・・・・・・・・・・・・・・え?」チラッ

一方通行「よ、よォ、とりあえずあれだ、下着はちゃンと着けとけェ」

風斬「あ、え・・・・・・きゃあぁぁ!!?/////」ガバッ

一方通行「誓ってもいいが何も無かったからな、心配すンじゃねェぞ」

風斬「ふぇ、は、はい!! ・・・・・・な、なんで私、ベッドに・・・・・・」

ガブリエル「ghmlbasf寝惚cmlbjrh」

一方通行「オマエだいぶ飲ンでたからなァ、寝惚けてそのまま入っちまったンだろ」

風斬「うぅ~・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ごめんなさい・・・・・・」モゾモゾ

ガブリエル「xiqnnigsa好敵手gueorjgel出現cwfkpgl」ギリッ

一方通行「あァ・・・・・・頭痛ェ・・・・・・色々と」フラァ

217 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/10(日) 05:35:44.71 ID:25KKdB2o

―――――



風斬「すみません、シャワーまでお借りしてしまって」ホカホカ

一方通行「構わねェよ。 しかしAIMの集合体ってのは便利だなァ、
     着替えも一瞬で済ませちまうンだもンな」

風斬「結局、いつもの制服ですけどね」アハハ

ガブリエル「megrgns貴方cdfweoufgg」ポン

一方通行「ン、あァ・・・・・・さて、どォするかね」

風斬「イギリスに行くんですよね?」

一方通行「そのつもりだが・・・・・・何点か問題もある」

ガブリエル「tuigvntu拝聴dghvnnxgn」

一方通行「お前らのパスポートはどォする」

風斬「あ・・・・・・、でも飛行機は利用せず、翼で飛んでいけばいいんじゃ?」

一方通行「俺の能力は三十分が限度だって言っただろ、それにお前らに掴まって行くのも出来ればゴメンだ、
     音速以上にこいつの腕に包まれての空中飛行はもォうンざりなンだよ」

ガブリエル「rolmsbgn残念vjsmsmv」シュン

一方通行「でもって、仮にその方法で無事に学園都市を抜け出し、イギリスに到着したとする。
     これじゃ不法入国じゃねェか」

風斬「確かに、・・・・・・でも今更じゃないですか? 不法入国くらい」

一方通行「戦争終結からまだそンなに時間が経ってねェ、無駄に刺激したくないンだよ。
     おまけに会いに行くのは一国の王女だ、アックアだけに会うってのは難しいだろォし」

風斬「神裂さんも言ってましたね、第三王女の護衛についてるとかって」

ガブリエル「c,bvkrgirh強行vmwgujjm突dafk破oupkm」フンス

一方通行「何をいきり立ってンだこいつは・・・・・・。 ン、待てよ?
     第三王女、か・・・・・・」

218 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/10(日) 05:36:58.40 ID:25KKdB2o
風斬「? 第三王女がどうかしたんですか?」

一方通行「もしかしたら、なンとかなるかもしれねェ」

ガブリエル「―――――」キョトン

一方通行「イギリスの王女ってのは四人居てな、えーっとまずは英国女王のエリザード、だったか。
     ンで、そいつにゃ三人の娘が居て、上から第一王女のリメエア、第二王女のキャーリサ、
     第三王女のヴィリアン、って具合だった・・・・・・と思う」

ガブリエル「mfgjgm第二guvmf王女tjgftkgk」ムムム

風斬「キャーリサって人はロシアで見かけましたよね」

一方通行「あァ。 ンでな、その三人娘は上から順にこォ評されてるらしィンだ、
     長女は頭脳。 次女は軍事。 三女は人徳、ってなァ」

風斬「へぇ~・・・・・・、それで?」

一方通行「アックアが護衛に付いてンのは第三王女だってあの露出狂女が言ってただろ、
     つまり国民からある程度人望を得てるような女ってわけだ」

風斬「つまり?」

一方通行「お心が寛大な王女サマと見受けられる、つまり天使の一匹や二匹、
     割とあっさり受け入れてくれンじゃねェかなァ~と」

風斬「えぇ~・・・・・・? そんな短絡的な」ガクッ

ガブリエル「gmehjbmb良bdfjtith提案sadatt」

一方通行「ダメかなァ・・・・・・」

風斬「他の王女様を通して、じゃダメなんでしょうか?」

219 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/10(日) 05:39:55.65 ID:25KKdB2o
一方通行「いけるとは思えねェけどな、特に第二王女なンざ、実際にガブリエルとぶっ殺し合ってる。
     第一王女もよくわかンねェし・・・・・・まさか英国女王に直接ってわけにもいかねェだろォしな」

風斬「でも結局はその、エリザードさんにも伝わることですよね」

一方通行「王女よりは護衛のアックアの方が会えやすそうだが、さてどォなることやら」

一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ま、とりあえずイギリスに行くぞ。
     あとの事は着いてから考えればいい」

ガブリエル「flgtgrou了解cjeutnv」

一方通行「(最悪、アックアをぶちのめして吐かせりゃいいとも考えたが、一筋縄じゃいかねェだろォし・・・・・
     それにイギリスの『騎士派』や『清教派』まで敵に回しちまうことになりかねねェ)」

風斬「じゃあ、パスポートはどうします?」

一方通行「ま、番外個体のときもどォにかなったンだ、俺に任せとけ」

風斬「わかりました」

一方通行「よし、じゃァ・・・・・・、あァ、そォだお前ら」

風斬「なんですか?」

一方通行「顔写真撮らせろ、必要になる」

ガブリエル「vmlhtiohj写真xmfjf把握qhg」サッ サッ

一方通行「いや身だしなみとかはどォでもいいンだよ、オマエは変わンねェだろォが」

ガブリエル「―――――」シュン

風斬「私、ちゃんと写るんでしょうか・・・・・・」

一方通行「AIM拡散力場でのブレ云々は俺が能力で操作すっから、ほら」カチャ

風斬「わかりました、・・・・・・普通の表情でいいんですよね?」スッ

一方通行「誘ってるよォな妖艶フェイスでもいいぜェ」クカカッ

風斬「もうっ!」パシャ

ガブリエル「cksgrhhi妖艶snwdhegh」クネッ

一方通行「オマエの妖艶フェイスとか誰得だァ・・・・・・」パシャ

220 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/10(日) 05:41:16.47 ID:25KKdB2o
一方通行「じゃ、しばらくここで待ってろ。 勝手に出歩くンじゃねェぞ」ガチャ

ガブリエル「verhjolb把握mlgihrghib」

風斬「はい、よろしくお願いします」


バタン


風斬「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・、写真かぁ」

ガブリエル「uthjblm如何npjn,afcjGUGdadd」

風斬「せっかくですし、イギリスに着いたら何か記念に撮っちゃおうかな」

ガブリエル「uyb,ruycg観光stdqewetp」

風斬「それと、私たち三人の写真も欲しくないですか?」

ガブリエル「utindvvn名案smadjfn」グッ

風斬「天使同盟の記念写真、いいじゃないですかそういうの」

風斬「というわけで、私もカメラ持って行きます」

ガブリエル「yohlmsaf写真dloegu所望aivdskugh」

風斬「("彼ら"とも今度、写真撮りたいなぁ)」

221 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/10(日) 05:45:22.44 ID:25KKdB2o
――第七学区・セブンスミスト跡地の近辺


一方通行「さて、どォすっかね。 とりあえず黄泉川辺りにでも頼ンでみるかァ」



「ん・・・・・・? おーい、一方通行!」タタタ



一方通行「あン? ・・・・・・誰だっけオマエ」

「いきなりそれかよ!! 酷ぇなおい! 浜面だよ、浜面仕上!!」ムキー

一方通行「あァあァ、バカ面か、ロシア以来だな」

浜面「は・ま・づ・ら!! 戦争終わったあとちゃんと自己紹介しただろ!!」ウガー

一方通行「「はいはい、ンで馬面さンはここで何・・・・・・ン?」

「あくせられーた」スッ

一方通行「あァ、オマエか滝壺。 久々だな」

浜面「滝壺の事は覚えてんのかよ・・・・・・」

滝壺「うん、久しぶりだね。 元気にしてた?」

一方通行「おかげさまでェ。 オマエもう身体はいいのかよ?」

滝壺「うん、まだ病院には通ってるけど、回復していってるよ。 心配してくれてありがと」

一方通行「心配なンざしてねェよクソボケ」

一方通行「あの第四位はどうなンだ? あいつも『体晶』を使っちまったせいで、身体ボロボロだったろ」

浜面「麦野ももう大丈夫だ。 滝壺と同じく、アイテムの仲介役の女から得た『素養格付(パラメータリスト)』をエサに、
   治療させた。 街を出歩けるくらいには回復してるぜ」

一方通行「そォかよ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ま、よかったじゃねェか、ちゃんと守れてよ」

浜面「おう、ありがとよ」

222 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/10(日) 05:46:34.11 ID:25KKdB2o
浜面「ところで・・・・・・ここの事、知ってたかお前?」

一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

浜面「セブンスミスト、完全に潰れちまってさぁ」

滝壺「昨日服を買いに行こうってはまづらが誘ってくれたんだ。 でもこれじゃしょうがないよね」

一方通行「・・・・・・すンませンでしたァ」ボソッ

浜面「あ? なんか言ったか?」

滝壺「?」

一方通行「いや、何でもねェ。 つかオマエらこンな朝早くからデートですかァ? 
     戦争終結直後とはいえ、いいご身分だなァ」

浜面「で、デートってわけじゃねぇよ!///」

滝壺「でーとじゃないの・・・・・・?」

浜面「デートです。 一方通行こそ、こんな朝早くに何やってんだよ」

一方通行「オマエにゃ関係ね・・・・・・待てよ」

浜面「何だよ?」

一方通行「オマエさァ、パスポートの偽造とか出来る?」

浜面「はぁ?」

223 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/10(日) 05:47:44.34 ID:25KKdB2o
一方通行「ちょっとヤボ用でよ、必要なンだよパスポートが、早めにな」

浜面「何だ? また何かやばいことに首突っ込んでんのか?」

一方通行「いいから、出来るのか出来ねェのかはっきりしろ」

浜面「出来ねぇことはねぇけどよ・・・・・・」

一方通行「じゃあちょいと二つほど頼むわ。 あァ心配すンな、
     偽造元がわからねェよう手配はする。 お前らの生活を脅かすような事態にはさせねェよ」

滝壺「どこか旅行に行くの?」

一方通行「まァそンなとこだな、イギリス観光だ」

浜面「お前だっていいご身分じゃねぇか・・・・・・」

一方通行「最悪、日本には帰ってこれねェかもしれねェがな」クカカッ

滝壺「・・・・・・大丈夫? 危ないことじゃない?」

一方通行「なンでオマエが俺の心配なンざするンだよ、俺を誰だと思ってやがる」

滝壺「そうだね、あくせられーたなら大丈夫だよね」

浜面「しゃーねぇ、引き受けた。 お前にはロシアでの借りもあるしな」

一方通行「助かるぜ、どのくらいかかる?」

浜面「そうだな・・・・・・夕方くらいまで待ってもらうようになるかな」

224 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/10(日) 05:48:44.56 ID:25KKdB2o
一方通行「わかった、これ顔写真な。 デートの邪魔して悪いなァ」

浜面「なんだこの顔写真、人間か? おぉ! このもう一枚の方のメガネっ娘、可愛いな・・・・・・って痛ッ!?」

滝壺「いいよ、デートならいつでもできるし、ね?」ニコォ

浜面「は、はい、そうですね」

一方通行「けっ、おー熱い熱い」パタパタ

浜面「ぐ・・・・・・、出来上がったら連絡するから、携帯教えろよ」パカッ

一方通行「あァ」ピピッ

滝壺「わたしにもおしえて?」

一方通行「はァ? まァいいけどよ」ピッ

浜面「じゃあ、夕方頃に」

一方通行「よろしくお願いしまーす」





浜面「あ、そういえばさ」

一方通行「なンだよ」

浜面「昨日の夜にさ、やたら怖い顔した第三位に会ったんだけど、そこでお前の居場所聞かれたんだよ。
   あれ、なんだったんだ?」

一方通行「?」

225 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/10(日) 05:49:22.21 ID:25KKdB2o
――第七学区・グループの『隠れ家』


風斬「そういえば、朝ごはん・・・・・・どうしましょう」

ガブリエル「―――――」ガチャッ

風斬「冷蔵庫の中、何かありました?」

ガブリエル「―――――」コクリ

風斬「食材だけはある、と。 私たちはともかく・・・・・・一方通行さんは食べなきゃダメですよね」

ガブリエル「―――――」

風斬「どこかで食べてくるかなぁ」

ガブリエル「ryuorjb名案gjovsvm」ピコーン

風斬「? どうしたんですか?」

ガブリエル「ugomsvmm手料理ckfigh振舞xmdmofj」

風斬「え? え? なんですか?」

ガブリエル「―――――」スタスタ スチャ

風斬「なんでエプロンを・・・・・・はっ! まさか、手料理を!?」

ガブリエル「vjtiowdurgjio正解yfyvghn」ビシッ

風斬「で、でも私、料理なんてしたことないですよ」アセアセ

ガブリエル「gvjlvmfe気合bhdroja根性sigievv愛情fegkvmge」

風斬「うーん・・・・・・、でも、このままお世話になりっぱなしというのもいけませんよね」

風斬「ここは思い切って、やってみましょうか!」

ガブリエル「gphndsbcs良tugs決断ytadmm」

226 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/10(日) 05:50:56.16 ID:25KKdB2o
――第七学区・グループの『隠れ家』近辺


一方通行「さて、パスポートの件はこれでいいとして・・・・・・」グギュルルー

一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・腹ァ減ったなァ」

一方通行「あいつらも腹空かせてるだろうし・・・・・・って、あいつら別に食事は必要無ェンだっけ」

一方通行「どォすっかなァ、天使共にも携帯教えときゃよかったな」

一方通行「しゃーねェ、とりあえず一旦帰って・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ン?」


モクモク


一方通行「何だァ? 黒煙が上がってやがる・・・・・・能力者がドンパチでも始めてやがンのかァ?」

一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あれ、俺ン家のほうじゃね?」スタスタ

一方通行「ていうかあれ、俺ン家じゃね?」

一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」








一方通行「あンのクソ天使共ォォォォォォォォおおおおおおおおおおおおおおおッッ!!!!」シュバッ






227 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/10(日) 05:52:10.10 ID:25KKdB2o
――第七学区・グループの『隠れ家』


一方通行「おらァァッ!!!」ガチャーン

風斬「けほっ、けほっ、あ、おかえりなさーい、けほっ」

ガブリエル「hsdoepl:.q貴方gegvwqacl」カチャカチャ

一方通行「何事!? 何これ!? 天使を狙ってきた暗部共の襲撃か何かかァ!?」キョロキョロ

風斬「いえ、ちょっと台所をお借りして、料理を作ってたんです!」

一方通行「料理だァ!? この部屋を料理してたンですかァ!!?」

風斬「あはは・・・・・・何とか爆発オチは避けられました」エヘ

一方通行「黒コゲオチも避けてくれるとありがたいンですけどねェェ!!!!
     何をどォしたらこンなことになるンだよォ!!?」

ガブリエル「orgjaqob換気nqwho」カララ

一方通行「全ての窓を開けろよ!! そンなンじゃ換気にならねェ!!!」ガラッ ガラッ

風斬「すみません・・・・・・私がいながらこんなことに」シュン

一方通行「ったくよォ・・・・・・、つゥか料理って」

ガブリエル「ieoelmq試食cmfjiweh要求fnvveigk」コト

風斬「天使さんが提案したんです、一方通行さんに手料理を振舞おうって」

228 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/10(日) 05:53:07.15 ID:25KKdB2o
一方通行「・・・・・・そォかよ(あンだけ煙出してた割にゃァまともなもンが出てきたな)。
     これ、焼き魚だよな?」

風斬「日本の朝食といえばこれかなぁと思って。 あ、お味噌汁もありますよ。
   ご飯も炊飯器に残ってました」

ガブリエル「mknugy和風smggopv」

一方通行「まァ、気持ちは嬉しいけどよォ・・・・・・(こいつらが着用してるエプロンはどこから・・・・・・?
     この部屋にはエプロンなンざ無かったはずだが・・・・・・)」

風斬「あ、すみません、エプロンも借りちゃってます。 私が着てるのはなぜか小さいんですけど
   ・・・・・・子供用?」

一方通行「・・・・・・ここにゃエプロンなンてないはずだ」

風斬「え? 普通に台所にありましたけど・・・・・・」

一方通行「そもそも、この朝食の材料はどこから?」

ガブリエル「―――――」トン

一方通行「冷蔵庫ォ? この冷蔵庫にゃコーヒーしか入ってなかっただろォが」

ガブリエル「mjapdjff食材qdbpsgoj豊富dnmksfvi」ガチャ

一方通行「どォなってやがる・・・・・・なンか怖ェぞおい」ゾクッ

風斬「? まぁとにかく、食べましょうよ。 お腹空いてるでしょ?」

一方通行「あ、あァ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

229 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/10(日) 05:53:59.45 ID:25KKdB2o
風斬「いただきまーす」

ガブリエル「vnwsepguca合掌mgiyad,」スッ

一方通行「力加減」

ガブリエル「――――――」パン

一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」パク ムグムグ

風斬「どうですか・・・・・・?」ドキドキ

ガブリエル「―――――」ソワソワ

一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ン、悪くねェ」

風斬「本当ですか!? やったー!」エヘヘ

ガブリエル「gmoehpe嬉々iuicsaasb」ホッ

一方通行「味噌汁もいい濃さだし・・・・・始めてだよな? 大したもンじゃねェか」ズズッ

風斬「えへへ・・・・・・///」テレテレ

ガブリエル「/////」テレテレ

一方通行「こォいうのって、クソマズいメシが出てきて何だこりゃーってのが定番なンだがな」

一方通行「(ったく・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ホント、呑気なもンだぜェ、
     ついこないだまでの血生臭ェ戦争はどこへやら、だな)」

風斬「・・・・・・うん、本当だ、美味しいです!」モグモグ

ガブリエル「jefwvnv美味ruabmdfh」ガツガツ

230 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/10(日) 05:55:22.95 ID:25KKdB2o


――――――――



一方通行「ごっそさン」

風斬「お粗末さまでした」

ガブリエル「mbftjohu満腹yrtvnsvn」ケプ

風斬「じゃあ、パスポートは浜面さんが作ってくれるんですね」

一方通行「あァ、夕方頃っつってたから、それまで待ってろ」

ガブリエル「vbthrada御意cmsvryv」

風斬「わかりました」

一方通行「っと、そォだ。 オマエらにも一応携帯番号教えとくぞ」

風斬「携帯? ですか?」

一方通行「あァ。 ・・・・・・持ってる、よな?」

ガブリエル「uybn,calfk不所持cvmjrohy」

風斬「持ってないですね・・・・・・」

一方通行「マジかよ・・・・・・この時代に携帯持ってないやつがいるたァ・・・・・・。
     まァ無理もねェか、必要無かったもンなァ」

風斬「でも、あったほうが何かと便利ですよね」

ガブリエル「vxggyjopqdt所望bsfpuhncuygf」

一方通行「・・・・・・どォせアホ面から連絡来るまでヒマだし、買いに行くか」

231 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/10(日) 05:56:43.09 ID:25KKdB2o
風斬「え、いいんですか? さすがに携帯電話ともなると・・・・・・」

一方通行「第一位の財力ナメンなよ、携帯電話くらい買ってやらァ」

ガブリエル「ymcksdwh謝々mdofhioehi」

風斬「ありがとうございます! 天使さん、お揃いのにしましょう」

ガブリエル「uyvmfgh御意mvsbrohjs」

一方通行「確か地下街にケータイショップがあったなァ」

風斬「それじゃあ出掛けましょうか」

ガブリエル「bvndkhth出発mbserrhjj」

一方通行「あンま出歩きたくないンだが・・・・・・まァ今更だな」

風斬「この時間帯に開いてますかね?」

一方通行「もうすぐ9時だ、開いてンだろォ」

253 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/12(火) 22:52:13.27 ID:xk4BZYgo
――第七学区・地下街 とあるケータイショップ


一方通行「ここか」

風斬「どんな機種でもいいんですか?」

一方通行「好きなよォにしろよ」

ガブリエル「mvghtiuoy御意cdryk」

一方通行「風斬はともかくお前はいらねェンじゃねェの・・・・・・?」ウィーン

女店員「いらっしゃいませ」

一方通行「新規登録。 こいつら二人」

女店員「ありがとうございます、あちらにサンプルがこざいますので、よろしければどうぞ」スッ

一方通行「さっさとしろよ」

風斬「わぁ・・・・・・すごい、可愛いデザインの携帯がたくさんありますね」

ガブリエル「optmmls貴方ifvsn拝見mvjtifjfh」トントン

一方通行「あ? なンだよ俺の携帯見てェのか? ほら」スッ

ガブリエル「iyvmeojg所望mbfhphlk」

女店員「え? えっと・・・・・・」チラッ

一方通行「これ暗部から支給されたものだからここには無ェンじゃねェの?
     他にも携帯は持ってるが今はない」

ガブリエル「ihbsghrgj残念uyvsgojbn」

風斬「私と一緒のにしようって言ったじゃないですかー」

ガブリエル「mbghk承知cthimh.」

254 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/12(火) 22:53:40.66 ID:xk4BZYgo
女店員「お客様、当店では只今"ペア契約"というキャンペーンを実施しておりまして」

一方通行「あァ?」

風斬「ペア契約・・・・・・?」

女店員「お二方がペアである、という証明のためのツーショット写真などがあれば契約できます。
   それに加入していただきますと通話料金や、その他色々がお得になりますよ」

一方通行「説明テキトー過ぎねェか・・・・・・、そのペアってのはあれか? 男女じゃなきゃいけねェのか」

女店員「同性でも問題はございませんが、ペア契約をされるお客様の大半は男女のカップルですね」

風斬「か、カップル・・・・・・///」

ガブリエル「―――――」キラーン

一方通行「言っとくが、俺はそンなくだらねェキャンペーンのために新規登録するなンざごめンだぞ」

ガブリエル「phkhls至極vmrohj残念ugrohlm」ガクッ

風斬「あははは、まぁそう気を落とさずに。 ・・・・・・」

女店員「それと今ペア契約をしますと、特典としてペア限定ゲコ太ストラップが付いてきます」

一方通行「ふン、オマエらにとっては悪い話じゃねェだろ、ちょいとオマエらでツーショット写真撮るぞ」スッ

風斬「え、あ、はい!」ササッ

ガブリエル「kbdsfeoug承知bnrogjj」ズイッ

一方通行「ガブリエル、もォちょい頭下げろ、でか過ぎて枠に入ってねェ」

ガブリエル「―――――」オズ

一方通行「よし、じゃァ撮るぞー・・・・・・、ポチッとな」パシャ

255 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/12(火) 22:55:10.63 ID:xk4BZYgo
一方通行「・・・・・・ま、こンなもンだろ。 これでいいか?」

女店員「承りました、それではこちらの書類に・・・・・・・・・・・・」アーダコーダ

風斬「あ、一方通行さん」

一方通行「なンだよ」

風斬「さっきの写真、私たちが携帯買ったら送ってくれませんか?」

ガブリエル「mvogohj記念vmrogeoj」

一方通行「あァわかった (こいつら仲イイのか悪いのか・・・・・・)」

風斬「ありがとうございます! じゃ、早いとこ選んじゃいましょう天使さん」

ガブリエル「vmouhr御意csfpiebbm」

一方通行「あ、おい」ボソッ

女店員「はい、なんでしょう?」

一方通行「この場合、ゲコ太ストラップは何個貰えンだァ?」

女店員「あちらの眼鏡のお客様と、あのー・・・・・・えと、ラッパのお客様とで二個になります」

一方通行「ついでだ、もう二個譲ってくれ」

女店員「え、でも・・・・・・」

一方通行「譲ってくれたらこの店贔屓にするからよ、 ・・・・・・頼む」キリッ ←20巻のイケメン顔

店員「あ、はい・・・・・・///」

一方通行「悪ィな (何だ? 割とあっさり譲ってくれたな)」

256 名前:所々抜けてますが、店員は全て女店員一人です、すみません ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/12(火) 22:56:42.80 ID:xk4BZYgo
女店員「では、お二人の身分証明になるものを・・・・・・」

風斬「あっ・・・・・・」

一方通行「ン」パサ

風斬「えっ? 私たちの身分証明なんてあったんですか?」ボソボソ

一方通行「今日の朝帰ってくる前に用意してたンだよ、必要になるとおもってなァ」

風斬「そうだったんですか、ご迷惑おかけします」

一方通行「いいから選ンでろ」

風斬「あ、はい。
   これなんて凄い可愛いですねー、液晶画面のイルミネーションが綺麗・・・・・・」

ガブリエル「vgjoerhj機能美dfhign」

風斬「天使さんは機能優先なんですね、それがいいんですか?」

ガブリエル「―――――」コクン

風斬「うーん、あ、じゃあこれなんてどうですか? 機能もデザインも両立してますよ!
   お値段がちょっと高めですけど・・・・・・」

ガブリエル「―――――」ウーム

ガブリエル「megihom決定bqwrjgj」コクン

風斬「決まりですね!」

一方通行「はァー・・・・・・携帯の契約ってなンでこンな面倒なンだろォな」カキカキ

ガブリエル「ovgmsdgm待gjegm」ヌゥッ

一方通行「おわッッ!!!」ビクッ

女店員「きゃあっ!!?」ビクッ

一方通行「いきなり上から出てくンな気色悪ィ!!!! ・・・・・・決まったのか?」

風斬「はい、これにしまーす」スッ

一方通行「だとよ」

女店員「かしこまりました、ではこちらでお会計お願いします」ドウゾ

257 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/12(火) 22:57:52.45 ID:xk4BZYgo
女店員「ありがとうございましたー」


ウィーン パタン


風斬「~♪」ガサゴソ

ガブリエル「―――――」ガサゴソ

一方通行「壊すなよォ、特にガブリエル、オマエだァ」

ガブリエル「kgjvsdv御意sfuweigt」

風斬「わぁー、電源入ったぁ」テッテレー

一方通行「さっそく連絡先交換しとくぞ」パカッ

風斬「あ、はい。 えーっと・・・・・・」ピッ ピピッ

ガブリエル「―――――」ヤッテヤッテ

風斬「あ、天使さんのもやってあげますね、・・・・・・はいっ」ピピッ

一方通行「ガブリエル、オマエから連絡寄越す時はメールだけにしとけよ。
     通話じゃどォせ会話にならねェ」

ガブリエル「tuhbvfmm御意afhibd,」メルメル

一方通行「使い方は・・・・・・まァオマエらなら説明書読めば一発で覚えるだろ」

風斬「要領は把握していますので、大丈夫です」

一方通行「あと、これ貰ったから付けとけ。 ついでだァ」

風斬「あ、ゲコ太ストラップ! ありがとうございます」

ガブリエル「uyvlmlmbb蛙figl髭mlfjf不可思議wefuij」

一方通行「じゃ、はーまづらァから連絡来るまで時間潰しとくか」

258 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/12(火) 22:58:40.34 ID:xk4BZYgo
――第七学区・地下街


一方通行「ゲーセンでも行ってみるかァ?」

ガブリエル「―――――」

風斬「ゲームセンターですか? ・・・・・・コスプレはちょっと・・・・・・」

一方通行「コスプレェ? 何の話だァ」

ガブリエル「―――――」ボー

一方通行「おい、オマエはどォ・・・・・・あン?」

風斬「天使さん?」

ガブリエル「―――――」

一方通行「ちっ・・・・・・またかよ」

風斬「天井をボーっと見つめて・・・・・・、空を見てるんでしょうか?」

一方通行「飲み行った時もこンな事あったなァ、こいつたまにボーっとしてつっ立ってやがる」

ガブリエル「―――――」

一方通行「・・・・・・。 もしもォーし、ガブリエルさァーん」

ガブリエル「―――――」ビクッ

ガブリエル「ghkbnk何用jbemhh」

一方通行「終わったか、ボーっとしてねェで、行くぞおら」

ガブリエル「―――――」

風斬「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?」

一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

259 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/12(火) 22:59:26.92 ID:xk4BZYgo
ガブリエル「―――――」

ガブリエル「ugjjjiet確信uruogmlmv」

ガブリエル「jbmnvg宇宙nfmwotj」

ガブリエル「yoekgke.星jgojorgjkkhhe疑問fhiwghiwg」

ガブリエル「pehopb私bmehjop還kgotocabj」

一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・おい、大丈夫かよ。 どっかから電波でも受信してンのか」

ガブリエル「―――――」




ガブリエル「nfwghik無問題jojengg,aavg」

ガブリエル「―――――」

一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・大丈夫そォなら問題無ェ、行くぞ」

ガブリエル「gkglmmls御意fwigbkgwnk」


260 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/12(火) 23:00:28.78 ID:xk4BZYgo
ガブリエル「gohopjelmg携帯gjag;lb嬉々rguwjkm」♪

風斬「天使さん、携帯電話気に入ってるみたいですね。 ・・・・・・ところで、あの」

一方通行「あァ、オマエも気付いてたか」

風斬「は、はい・・・・・・やっぱり気のせいじゃないですよね」

一方通行「胸糞悪ィ、こんなバレバレの『尾行』、かえって怪しンじまうぜ」





一方通行「なァ!! さっきからコソコソしてるストーカーさンよォ!!!」バッ




「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ちっ」




一方通行「(やっぱ暗部の連中か!? アレイスターの命令で天使の"回収"に・・・・・・)」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ぶっひゃ」

風斬「?」

「あひゃひゃひゃひゃ!! やっぱバレるよねーそりゃ!! あっひゃひゃ!!」スッ

一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・はァ? 何でオマエ」

風斬「あ、あれ・・・・・・? 確かロシアにいた・・・・・・第三位さんの」

ガブリエル「jgfkblmtho番外ihsdjfol個体mfdjierr」



番外個体「ピンポンピンポーン♪ その通り、番外個体(ミサカワースト)でぇーっす」



261 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/12(火) 23:01:45.64 ID:xk4BZYgo
一方通行「なンだオマエかよ・・・・・・」ガクッ

番外個体「あっひゃ、何その反応。 もっと可愛い女の子だと良かったってかぁ?」アヒャヒャ

一方通行「はァ?」

番外個体「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

風斬「あ、あの、こんにちわ」

ガブリエル「―――――」ペコッ

番外個体「やっほう、天使ちゃん達、ロシアで会ったとはいえほぼ初対面だよねー」

一方通行「てっきりその天使を狙った暗部の糞共かと思ったぜ。
     そォだったら大変なことになってたがな(暗部が)」

番外個体「あっそ」プイッ

一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(機嫌悪いなこいつ。 ま、いつものことか)」

番外個体「で、あなたはそのエンジェルたんを連れて第七学区をデートってわけか。
     あっひゃっひゃっひゃ!! こりゃ上位個体様へのいい土産話になりそうだね」

一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あのなァ」

番外個体「この子たちのエスコートで忙しいから、ミサカ達に構ってるヒマなんか無いってことでしょー?」

一方通行「昨日一旦帰っただろォがよ」

番外個体「着替えに寄っただけじゃんか」ボソッ

262 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/12(火) 23:03:20.05 ID:xk4BZYgo
一方通行「で、なンで俺達を尾けてきやがった?」

番外個体「別に尾けてたわけじゃないけど、面白そうだったから後を追ってみただけだよ」

一方通行「そォいうのを尾けるって言うンだよボケ」

風斬「あ、えっと、その、デートってわけじゃないんですよ?」アタフタ

番外個体「だよね、こんな無愛想なやつとデートなんかしたって楽しくないしね」

ガブリエル「egmrlh否定sfiogml極gihkn,楽saiieovn」

番外個体「しっかしロシアで暴れてた大天使様がまさか本当に学園都市を闊歩してるとは・・・・・・
     世も末っつーか、いいのかなぁこれ」

一方通行「こいつのこと、誰かから聞いたのか?」

番外個体「上位個体がさ、MNW(ミサカネットワーク)を通じて得た情報を教えてもらっただけ。
     ほら、学園都市にも妹達(シスターズ)がいるじゃん、そいつらに見られたんでしょ」

一方通行「クソガキはなンか言ってたか」

番外個体「今度ウチに連れてきて、みんなでご飯が食べたいなー。 とか言ってたっけ。
     あひゃひゃ、どうすんのさ?」

一方通行「あァー、まァ暇が出来たらな」

ガブリエル「itvnnrgl是非fseropm」

風斬「一度打ち止めちゃんに、ちゃんと謝っておきたいな・・・・・・」

一方通行「過ぎたことだ、気にすンな」

番外個体「あひゃ、優しいんだぁ~! へぇ~」ニヤニヤ

一方通行「うっぜェ・・・・・・」

263 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/12(火) 23:04:06.39 ID:xk4BZYgo
一方通行「まァいい、ついでだ。 オマエも来いよ」

番外個体「え?」

一方通行「こいつらと時間潰しにゲーセンでも行こうかって話してたンだ。
     ついでだからオマエも来い。 どうせヒマなンだろ」

番外個体「え、あ、・・・・・・。 あっひゃひゃ、でもミサカが居たらお邪魔じゃないかにゃ~ん?
     こういうのに全く縁の無い第一位様の、せっかくのデートなんだし~」ケラケラ

一方通行「デートじゃねェっつってンだろォが」

風斬「あの、良ければ一緒に遊びましょうよ」

ガブリエル「gjnrighvn同行asjrkb」

番外個体「・・・・・・。 仕方ないなぁ、そこまで言うなら付き合ってあげなくもないかな」

一方通行「素直に行きたいですって言えばいいだろォが」

番外個体「あなたに素直がどうのこうのって言われたくないなぁ」

風斬「ふふっ、まぁまぁ。 それじゃ行きましょう」スタスタ

ガブリエル「kjeroos案内mootuh要求fhgiovn」スイー

264 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/12(火) 23:05:26.26 ID:xk4BZYgo
一方通行「あ、そォだ」

番外個体「なに?」

一方通行「これやるよ、『ゲロ太』ストラップ」スッ

番外個体「そんな吐瀉物みたいな名前じゃないっつーの・・・・・・、って、え?」

一方通行「ケータイショップで貰ったンだよ、てめェにと思ってな」

番外個体「あ、え、えっと・・・・・・いいの?」

一方通行「オマエにやるために貰ってきたンだっつゥの。 受け取っとけ」グイ

番外個体「う、うん・・・・・・」ギュッ

一方通行「? なンだよじーっと見つめて、オマエそれ嫌いだったかァ?」

番外個体「うぅん、割と好きだよゲコ太。 でもなんでミサカに?」

一方通行「なンでって言われてもなァ・・・・・・、しばらくウチに帰ってねェし、
     その埋め合わせっつゥか。 オマエが喜ぶかなァってよ」

番外個体「そ、そうなんだ。 うん、嬉しいよ。 あ、ありがと///」

一方通行「なンだァ? やけに素直じゃねェか」

番外個体「べ、別に」アタフタ

一方通行「あァそれとな、ほれ、もう一つ」

番外個体「え?」

265 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/12(火) 23:06:20.95 ID:xk4BZYgo
一方通行「あのクソガキにも渡しておいてくれねェか、ちょっとまだ帰れそうにないンでな」



番外個体「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

一方通行「直接渡せねェからオマエが・・・・・・・・・・・・・・・・・・・、なンだよ」

番外個体「やっぱさぁ、八つ裂きにしてぶっ殺したくなるよね、あなたって」

一方通行「はァ? ンだよ今度は不機嫌になりやがって、精神不安定なンじゃないですかァ?」

番外個体「あぁ~ホント、ひっでぇ死に方してくんねぇかなぁコイツ。
     ま、そういうほうがミサカ好みだけどさ」

一方通行「意味わかンねェ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

風斬「一方通行さーん、ここですよー!」

一方通行「見えてるっつゥの」

ガブリエル「vjgjrm光nifiegj機器fjigiw,騒音nfigm凄ogougmbvn」キラキラ

一方通行「うお、なンか光ってンぞあの天使・・・・・・ただでさえ目立つのに」



番外個体「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ふん」

266 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/12(火) 23:07:46.00 ID:xk4BZYgo
第七学区・とあるゲームセンター


風斬「あの時以来だなぁ~・・・・・・」

ガブリエル「,ihdfm娯楽neugho機器nfgirug多数mvsgjo」キョロキョロ

一方通行「オマエら、テキトーに遊ンでろ」

風斬「はーい、行きましょう天使さん!」パシッ

ガブリエル「jgojre了解nigjogkl」スイー





番外個体「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・なんていうか、呆れたね」

一方通行「何がだよ」

番外個体「ウチに帰って来れない理由が天使とのデートだなんて、さ」

一方通行「オマエしつけェぞ・・・・・・、デートじゃねェってンだろ」

一方通行「それに俺がしばらく帰らなくても問題無ェだろ、黄泉川と芳川がいるし、
     クソガキともメールのやりとりはしてる」

番外個体「ミサカとは何にもしてないじゃん」

一方通行「オマエは・・・・・・、そォいやオマエ携帯持ってなかったっけ」

番外個体「ロシアにいた頃持ってた携帯端末はぶっ壊れちゃった。 黄泉川が今度買いに行こうって言ってたけど」

一方通行「ン、そォか、ならいいか。 いやなンなら俺と一緒に契約しに行くかと言おうとしたンだが
     それなら問題無ェな」

番外個体「ぐ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 あなたとミサカでぇ? 冗談でしょ?」アヒャヒャ

一方通行「はっ、そりゃそうだな」ケラケラ

番外個体「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・死ね」ボソ

267 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/12(火) 23:09:02.08 ID:xk4BZYgo
番外個体「で、今日も帰って来れないみたいなこと言ってたけど」

一方通行「あァ、ちょっとイギリスまで行ってくる」

番外個体「い、イギリス? なんでまた」

一方通行「ヤボ用だ、多分だが『王室派』の面子とも会わなきゃいけねェかもなァ」

番外個体「ふーん・・・・・・・・・・・・・・・・・・・天使たちと?」

一方通行「そォいうこった、ったく、イヤになるぜ」ハァ

番外個体「(嫌がってるように見えねぇっつーの)」

番外個体「ま、イギリス土産楽しみにしとくね。 イギリスにも妹達がいると思うから、
     その子にもよろしく言っといてよ」

一方通行「あン? イギリスにもいるのかよ」

番外個体「17000号辺りがいるんじゃないかな、お願いねー」

一方通行「まず会わねェよクソボケ」

268 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/12(火) 23:10:37.78 ID:xk4BZYgo
番外個体「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 ところで、さ」

一方通行「あァ?」

番外個体「今日はご飯食べた?」

一方通行「朝飯ならな、昼飯は・・・・・・・・・・・・・・・・・・・まァいいや、めンどくせェ。
     機内食でまとめて取っちまおう」

番外個体「朝ごはん、何食べたの?」

一方通行「ン、普通にメシと味噌汁と焼き魚・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あ、つゥかよ。
     あの『隠れ家』、なンかおかしィんだよな」

番外個体「え・・・・・・・・・・・・・・・・・・・何が?」

一方通行「いやな、俺は暗部としての『隠れ家』を何個か持ってンだが、あそこの冷蔵庫にあンな食材
     入ってなかったはずなンだよなァ。それがなぜか今朝は食材が大量に詰め込まれててよォ」

番外個体「へ、へぇ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・そりゃ不思議だね、あひゃひゃ」

一方通行「しかもご丁寧にエプロンまで台所にあったってンだからなァ、
     一着は子供用エプロンだったが、ンなもン俺が買うわけねェだろ」

番外個体「さ、さぁ・・・・・・あなたがエプロンフェチならあり得るんじゃないかな?」

一方通行「ブチ殺すぞ。 この状況、普通に考えれば誰かが『隠れ家』に侵入して
     メシを作ろうとしてたに違いねェんだが・・・・・・それじゃ意味がわからねェ」

番外個体「どういうこと?」

一方通行「わざわざ『暗部が利用している隠れ家』に忍びこンでメシを作る理由だ。
     ホームレスでもそンなことはしねェはずだし・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

269 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/12(火) 23:12:01.08 ID:xk4BZYgo
番外個体「そ、そうだなぁ、天使達がやったんじゃないの?」

一方通行「メシ作ったのはあいつらだからなァ、まァ否定してたが・・・・・・
     やっぱあいつらが用意したンかねェ」

番外個体「ご飯を、作った・・・・・・だと」

一方通行「ン、あァ」

番外個体「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・本来なら・・・・・・」ボソッ

一方通行「あ? 聞こえねェよ」

番外個体「何でもないですー、あっひゃひゃ。 ・・・・・・ごめんね上位個体」

一方通行「? 何ブツブツ言ってンだ・・・・・・」




番外個体「はぁ・・・・・・、さて、ミサカもゲーセンなるものを楽しんでみますかね」

一方通行「そォいやオマエも初めてなンだよなァ、こォいうの」

番外個体「大体はわかってるけどね、どれ、パンチングマシーンってやつで遊んで・・・・・・」






ズッドドォォォォォォォォォォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッッッ!!!!!!!!!!!!!






270 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/12(火) 23:13:02.81 ID:xk4BZYgo
ガブリエル「―――――」

風斬「あ、あわわ・・・・・・だからアレほど力加減を間違えちゃダメですよって・・・・・・」アセアセ

店員「お客様ぁぁぁぁぁぁぁあああああああああああ!!!!!!
   何やってんのぉぉぉぉおおおおおおおおおお!!!!!」ズドドドッ

風斬「す、すみません・・・・・・パンチングマシーンをやってて・・・・・・それで」

ガブリエル「nvwhgi機器cfiehgk挑発diuokqglm」

風斬「・・・・・・画面のキャラクターが『本気でこいっ!』なんて言うものだから、
   その・・・・・・ね?」

店員「本気ったって・・・・・・筐体が店外まで吹き飛んでるんですけどぉ!!?」

風斬「すみません、すみません・・・・・・」ペコペコ

ガブリエル「mgrhkl謝々mojgoer」ペコペコ





一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あァ、死にてェ」

番外個体「あっひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!! あーっひゃっひゃっひゃ!!!
     すっげぇぇぇ~そこまでやるぅ!!? ぶっひゃひゃひゃひゃ!!!!!」ゲラゲラ

271 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/12(火) 23:15:22.47 ID:xk4BZYgo
―――――――



♪The Begining of the End, dark as clouds of scorn
Pouring out like prophets of doom they do forewarn.♪



風斬「一方通行さん、さっきからずっと携帯鳴ってますよ」

一方通行「あン? おォ、悪い」スチャ




番外個体「けけけ、 天使のくせにやるじゃん!!!
     おらっ、ワロスコンボでも喰らってろぉぉぉ!!!!」ガチャガチャ

ガブリエル「,othvsvmv昇竜mrgyp入力mksvnibh難儀meorjorb」ガチャガチャ ボキッ



一方通行「誰だァ?」ピッ

浜面『誰だって・・・・・・俺だよ、浜面』

一方通行「あァオマエか、言ってくンなきゃわかンねェだろ」

浜面『なんでだよっ! お前俺の番号、なんて名前で登録してんだ!?』

一方通行「村人A」

浜面『絹旗みてぇな呼び方しやがって・・・・・・ちくしょうっ!』

一方通行「で、お前からの連絡が来たってこたァ・・・・・・」

浜面『あぁ、出来たぞ。 パスポート』

272 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/12(火) 23:16:28.36 ID:xk4BZYgo
一方通行「そォか、ご苦労だったな」

浜面『ちょっと手間取って夜までかかっちまった、すまねぇな。
   どこで渡す? こっちは今滝壺とコンサートホールの近くにいるんだが』

一方通行「俺達がそっちへ向かう、コンサートホールだな」

浜面『あぁ、じゃあホール前の広場で待ってるぞ』ピッ





一方通行「おら、そろそろ行くぞアホども」

風斬「パスポートが出来たんですか?」

一方通行「あァ、受け取りに行くぞ」

ガブリエル「dvjhotvms敗北aoqibmo」ガクッ

番外個体「あひゃひゃひゃ!! ミサカの勝ちだね~~~♪
     これほどの快勝はあまり好みじゃないけど」

一方通行「うぜェからはしゃぐンじゃねェ」

番外個体「あ、何? もう行くの?」

ガブリエル「fmchgtifj御意snbmtorhvk」スクッ

273 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/12(火) 23:17:45.94 ID:xk4BZYgo


ウィーン


番外個体「じゃ、ミサカもそろそろ帰ろうかな。 まぁまぁ楽しかったよ、天使ちゃん達」

風斬「是非また遊びましょう、今度は一緒にプリクラも撮ってくださいね」ニコッ

ガブリエル「csuhdmv次回nmirw私saajobfb勝利ndigit」

一方通行「じゃ、クソガキを頼むわ」

番外個体「だーからそんな信用されても困るって言ってるじゃん・・・・・・
     ま、今回は任されようかな、あひゃ」

一方通行「あァ、それじゃ黄泉川たちにもよろしくなァ」ザッ

番外個体「あー、待った待った」

一方通行「なンだよ」

番外個体「あー・・・・・・、帰ってきたらさ、こういうふうにどこかへお出掛けしたいな。
     上位個体も一緒でいいから、あなたと一緒に」

一方通行「熱でもあるンですかァ?」

番外個体「そういう返答は大好きだけど、とにかくどうなの?」

一方通行「わかったよ、帰ってきたらどっか連れてってやらァ」

番外個体「どーも、上位個体にも伝えておくからね。 嘘ついたら釘千本飲ーます♪」アヒャヒャ

一方通行「針だろ針・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

番外個体「んじゃ、まったねー♪」タッ

風斬「はーい」フリフリ

ガブリエル「cmfhkpdf後日ofjzfttun」フリフリ

一方通行「じゃ、行くぞ」

274 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/12(火) 23:19:53.45 ID:xk4BZYgo
第七学区・コンサートホール前広場


滝壺「あくせられーたたちが来たよ、はまづら」

浜面「ん。 おーい、ここだ」

一方通行「よォ。 ご苦労だったな村人A、滝壺」

浜面「だから村人Aはやめろっつーの・・・・・・」

風斬「あ、ど、どうも、こんにちわ」オズ

ガブリエル「―――――」ペコッ

浜面「よっ。 つーか滝壺が教えてくれたんだがこのラッパの姉ちゃん、
   ロシアで暴れまくった本物の大天使らしいじゃねーか」ボソッ

一方通行「それがどォした」

浜面「学園都市のクソッタレ共は、何でそんなやべぇのをスルーしてんだろうな?」

一方通行「それもこっちで追々調べるつもりだ、余計なことはすンなよ」

浜面「わかってるけどよ・・・・・・また上層部のやつらが何か企んでるかもしれねぇなら、
   黙ってられねぇだろ」

一方通行「お前はこの大天使の味方側にまわるつもりかよ」

浜面「上層部のクソどもかこの天使かって言われたら、そりゃな」

275 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/12(火) 23:21:40.11 ID:xk4BZYgo
一方通行「でもお前、ロシアでの一件で上層部に一泡吹かせただろ。 それで滝壺達も回復したし、一矢報いたことになってンじゃねェか」

浜面「俺がこの学園都市に気を許すことなんざ、永遠に無ぇよ」

一方通行「はっ、嫌いじゃねェけどなそォいうの」

滝壺「はまづら」

浜面「おっと、長話が過ぎたな。 ほら、パスポート」ポイッ

一方通行「ごくろーさン」パシッ

風斬「ありがとうございます。 でもこんな短時間で出来あげちゃうなんて、凄いんですね浜面さんって」

浜面「い、いやぁー! んな大したことじゃねぇよ! ・・・・・・それにしても」

風斬「?」





浜面「(どういうことなんだよ、お前ってもしかして結構モテるのか?)」ボソボソ

一方通行「(はァ?)」

浜面「(はぁ? じゃねぇよ! あんな可愛くて巨乳な女の子と一緒に旅行なんて・・・・・・
   羨ましいってもんじゃねぇぞ! あ、あれか? 付き合ったりとかしてんの?)」ボソボソ

一方通行「(頭にウジでも湧いてンのかてめェは)」

滝壺「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・はまづら」

浜面「ッッ!!! ど、どうした滝壺!?」ビクッ

風斬「・・・・・・////」

ガブリエル「―――――」

滝壺「聞こえてるんだけど」

浜面「」

276 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/12(火) 23:23:12.72 ID:xk4BZYgo
一方通行「気をつけろよ滝壺。 この猿野郎、とンでもねェ浮気性だぜェ」クカカッ

浜面「んなッ!!? な、何言ってんだよ!! お、おい違うぞ滝壺、これはだな・・・・・・」

滝壺「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」ピッ ピピッ prrrrrrrrr

浜面「あ、あのー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・滝壺さん? どちらへお電話をかけてるのでしょうか?」

滝壺「・・・・・・あ、もしもし、むぎの?」

浜面「えっ」

滝壺「はまづらが浮気した・・・・・・、私のこと、もういらないって」

浜面「」

ガブリエル「vmgorg殺害mogrohj確定dfjmbh」

一方通行「じゃ、パスポートありがとな。 お前のことは忘れないぜ浜面」

浜面「ちょ、ちょっと待って・・・・・・助けて・・・・・・」オロオロ

風斬「そ、それじゃあ、"さようなら"・・・・・・浜面さん」

ガブリエル「mbthmca永久bnchtisj離別vnssgjok」

浜面「天使にまで見捨てられた・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 た、滝壺、誤解だからな!
   俺は何があってもお前一筋であって―――――」



「はーまづらぁ」



浜面「あ、一方通行ァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!」バシュゥ ブジュ

277 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/12(火) 23:24:59.21 ID:xk4BZYgo
――第七学区・グループの『隠れ家』


風斬「~~~♪」ゴソゴソ

一方通行「なンだァお前・・・・・・もォ準備してたンかよ」

風斬「楽しみにしてましたから! ね?」

ガブリエル「bsftg,旅行derttmb」コクリ

一方通行「観光ってわけでもねェンだがな・・・・・・」

風斬「一方通行さんは何か準備しなくていいんですか?」

一方通行「着替えを何点か持ってくぐらいでいいだろ」

風斬「カメラは?」

一方通行「オマエらで好きなよォに撮ってろ・・・・・・ったく」

ガブリエル「―――――」ジー

風斬「天使さん、カメラの使い方、もう覚えました?」

ガブリエル「mghoth把握vkwuug」グッ

一方通行「それじゃ、早速だが行くとするかァ」

風斬「いざゆかん、イギリスへ!」フンスッ

ガブリエル「csrghbm御意swieojreh」

278 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/12(火) 23:27:37.53 ID:xk4BZYgo



一方通行たち『天使同盟(アライアンス)』がイギリスへ向かう準備をしていたのと同じ頃、

"金髪の怪物"は学園都市に居た。

その怪物は建設中のビルの、鉄骨の端に腰掛けている。危険な場所だが、怪物にとってはそんなことに興味は無いし、価値もない。
怪物は片手に望遠鏡のようなもの持ち、三人の天使の行動を観察していた。
そしてもう片方の手には携帯電話があった。誰かと会話をしているようだ。

「ははは。 どうしたんだアレイスター、私が君に連絡をするという事がそんなに珍しいか?」

電話の相手は、学園都市のトップ。学園都市統括理事長、アレイスター・クロウリーだった。
金髪の怪物は嘲笑の表情を浮かべながら、なおも天使同盟を観察している。

『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・何故、"貴様"がここに"いる"』

「余裕が見受けられないな、アレイスター。 やはり天使が三人も集まっては、さすがの君も振り回されてしまうか」

『質問をしているのはこちらだ、"エイワス"』




エイワス。




『ドラゴン』というコードネームで匿われている、学園都市の最重要機密コード。

金髪の長い髪。光り輝く長身と、正確には衣服ではないのだが、その身体を包む白い布装束を着ている。
アレイスター同様、見た目では性別がハッキリとしないのだが、どちらかといえば女性のように見える。

エイワスはかつて、自身を喰らいつくように追い求める人間、一方通行(アクセラレータ)になんらかの価値と興味を見出し、
彼の前に姿を表した。
そして一方通行の疑問にエイワスは素直に答えていくが、ある発言によって一方通行の逆鱗に触れてしまう。


―――――『そう、彼の計画の要となっている打ち止め(ラストオーダー)が、このままではいずれ『崩壊』するだろう、とかね』


彼の一言は、一方通行の頭にあった様々な疑問を吹き飛ばし、彼の行動を決定させた。

279 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/12(火) 23:28:53.73 ID:xk4BZYgo
エイワスという存在の『現出』は、打ち止めの身体に多大な負担を掛けてしまう、というものだった。
『現出』にヒューズ=カザキリを必要とする性質上、ミサカネットワークが必要不可欠だからである。

一方通行はその言葉に逆上し、AIM拡散力場の集合体で作られた黒い双翼でエイワスに襲いかかる。

木原数多を、垣根帝督を、問答無用でひねり潰した最強の黒翼で。

しかし。

結果として一方通行はエイワスを倒すことは出来なかった。手も足も出ないとはこういうことなのだ、と突きつけられるかのように。

エイワスの力は圧倒的だった。
背中から生えた、輝きすぎる程の輝きを放つその翼で、一方通行の『反射』を強引に打ち破り、薙ぎ払った。
エイワス本人は攻撃の意志は無かったのだが、アレイスターによって何らかの自殺防止装置のようなものを施されたいたのだ。
これまで無敵を誇っていた一方通行の黒翼を、あっさりと叩き伏せてしまった。

そしてエイワスは一方通行に打ち止めを救う唯一の方法を告げる。
『禁書目録(インデックス)という言葉を覚えておけ、そして』、『ロシアに行け』と。


これが、一方通行が第三次世界大戦に加わる最大の要因となった。


280 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/12(火) 23:30:09.56 ID:xk4BZYgo
そして一方通行は、超能力者にとっては禁断ともいえる方法『魔術』を用いて、見事に打ち止めを救うことに成功した。
禁書目録(インデックス)がかつて『0930』事件で披露した聖歌を、番外個体(ミサカワースト)の助力とともに、
一方通行は再現してみせたのだ。

しかも、超能力者が『魔術』を使用したのにも関わらず、一方通行は今もこうして生存している。
さらに一方通行は、右方のフィアンマによる天空からの超巨大規模の魔術攻撃を食い止める際に、黒翼を雪のように純白な翼に変え、
頭上に同色の天使の輪を生じさせた。


学園都市最強の超能力者にして、魔術をも使い、天使という記号にも近付いた、究極に近い存在。


エイワスがますます興味を湧かせるのも無理はなかった。




「打ち止めを救うどころか、まさかあれ程までの変化を見せるとはな。 さすがの私も想像していなかったよ」

『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・、』

「そして今は、ヒューズ=カザキリと『神の力』を率いて、天使同盟(アライアンス)なるものを結成している」

『エイワス』

「これで興味を湧かせるなというほうが酷だ。 こんな展開を、一体誰が予想できる?」

「君とて、無理だろう。 アレイスター」

『"エイワス"』

「だから焦っているのだろう?」

281 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/12(火) 23:31:45.47 ID:xk4BZYgo
アレイスターは明らかに苛立った様子でエイワスに言葉を掛ける。

『私の質問に答えろ、エイワス。 なぜ貴様がここに"いる"?』

「ふふ」



そう。

エイワスは本来、もうこの世界には存在しないはずだった。存在できるはずがなかった。
一方通行が打ち止めの意識に干渉した事で、エイワスの存在を繋ぎ止める力が大幅に削り取られたためだ。
よってエイワスは一度、『表面』から離脱するはずなのだ。

だがエイワスは現にこうして、この世界に留まっている。

「おかしなことを聞くねアレイスター。 君がわからないのに私がわかるはずがないだろう」

『貴様は数年ほど、この世には現出できないはずだ』

忌々しげにアレイスターが言う。だがエイワスはそんなことなど気にもとめず、楽しそうに観察を続けていた。

「これが、"世界の選択"なのではないか?」

『何・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?』

「運命、とでも言うべきなのだろうか。 ヒューズ=カザキリが存在出来ている以上、私が存在できてもおかしくないだろう」

「おまけにミーシャ=クロイツェフの生存。 これらの要素は君のプランを崩壊へと進ませている」

「これほど興味深いことはないよ、アレイスター。 ふふふ」

282 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/12(火) 23:32:31.32 ID:xk4BZYgo
アレイスター『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・修正は可能だ』

エイワス「非常に厳しいと思うがな。 君の意見を伺おう」

アレイスター『ベツレヘムの星、あれの発見に着手している』

エイワス「おや? ベツレヘムの星は右方のフィアンマの敗北によって崩壊したはずだが?」

アレイスター『わかっているくせに何も知らないような言動はやめろ』

エイワス「ふふふ、本当に余裕が無いな、アレイスター」

アレイスター『宮殿の大部分は北極海に墜落したが、私の見解ではこうだ』

アレイスター『恐らく、ミーシャを生み出すために宮殿に作られた儀式場は今も存在している』

エイワス「だろうな。 でなければミーシャ=クロイツェフの存在が説明できない」

アレイスター『それを見つけ出し、破壊する』

エイワス「なるほど、単純だが正当な方法だ」

アレイスター『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・エイワス、儀式場が今どこにあるのか、
       "君"は知っているのだろう?』

エイワス「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

283 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/12(火) 23:33:43.54 ID:xk4BZYgo
アレイスター『答えてもらおうか、儀式場は今どこにある』

エイワス「ふふふ・・・・・・、君が私に教えを乞うとは、ずいぶん久しい状況だな」

アレイスター『私に必要な知識を与えてくれた、あの時以来か』

エイワス「そうなるな。 だがねアレイスター、君は勘違いをしているよ」

アレイスター『何?』

エイワス「私はね、もう君のプランに助力する気は無いんだ」

アレイスター『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・エイワス』

エイワス「君のプランは崩壊へと進んでいる。 そしてプランが崩壊したとき、
     この世界にどのような未来が待っているのか、私の興味は今そちらに向いているようだ」

アレイスター『・・・・・・エイワス、私がその気になれば、君をこの世から永遠に消し去る事が出来る。
       二度と現出できないように。 それを忘れていないか』

エイワス「不可能だよ」

アレイスター『?』




エイワス「私は現時点を持って、"傍観者"の立場を放棄する。 理解できるか?
     私は私の存在のために、『生きる』と言っているのだよ」



アレイスターは今度こそ、絶句した。

284 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/12(火) 23:36:46.24 ID:xk4BZYgo
アレイスター『生きる・・・・・・・・・・・・・・・・・・・だと?』

エイワス「そうだ。 まさか私にこのような心境が生まれる日が来ようとは、思いもしなかった。
     『生きる』ということに何の興味も無かったし、価値も見出せなかった私がだ」

エイワス「これも"運命"なのか、または"偶然"なのか・・・・・・、しかしどっちであろうとどうでもいい。
     それこそ興味がない、価値も無い」

アレイスター『貴様・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』

エイワス「君はね、少々急ぎすぎだよ。 君と、右方のフィアンマの戦闘を感知したとき思った。
     これではすぐに終わってしまう。 せっかく興味が湧いても、それでは物足りない」

エイワス「状況を楽しむために、私は一度奥深くへ潜ってしまったほうがいいと考えたが、
     こうして存在している以上、愉快な時間を長引かせるために私自身が動いたほうが良さそうだ」

アレイスター『何を企んでいる?』

エイワス「私は、彼らが結成した天使同盟とやらに着目するとしよう。 これもまた、興味深い」

アレイスター『あくまで私に敵対しようというのか』

エイワス「必要ならば、それも厭わない。 アレイスター、私は君の味方ではない。
     君とてそれは理解しているはずだ」

アレイスター『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』

エイワス「ふふ・・・・・・。 ところで君は知っているかな、アレイスター」

アレイスター『?』







エイワス「すき焼きという料理は、食材に生卵を浸して食すらしい」

アレイスター『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』ブツッ



アレイスターは強引に連絡を絶った。金髪の怪物は、とても楽しそうに笑っていた。

285 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/12(火) 23:39:36.88 ID:xk4BZYgo
エイワスは携帯電話を収めると、望遠鏡を構えた。
天使同盟(アライアンス)の三人、一方通行・風斬氷華・ガブリエルは第二三学区へと足を運んでいるところだった。


「ふむ、まずはイギリスか・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 しかし」


エイワスは思考する。自分の存在がアレイスターによって消されることは無い。エイワスはアレイスターによって施された
様々な制限を排除していた。もともと縛られていたというわけでもないが、これでエイワスは自由の身となっていた。
エイワスや風斬氷華がこうして存在しているのは、"世界の選択"や"偶然"、ましてや"運命"などでもない。

自分自身の意思で、この世に留まりたいと願ったからである。

そんなこと思う自分が可笑しいのか、エイワスは先程から笑みを崩さない。なぜそんなことを願ったのか。
彼ら天使同盟を見て興味が、それとも、考えにくいが羨望でも生まれたのだろうか。
なんにせよ、これでエイワスやヒューズ=カザキリが存在していても、妹達(シスターズ)や打ち止めに悪影響は無い。

そしてアレイスターがエイワスを排除するためにミサカネットワークに牙を向けようとするなら、それも阻止するだろう。

「ふふ、これはまた・・・・・・皮肉にも彼と利害が一致しているではないか。 ふふふ・・・・・・」

何がそんなに面白いのか、エイワスは自分の顔に手をやりクツクツと笑っている。
かつてこれほどまでに気持ちが高揚したことがあっただろうか。今はもうこの状況が楽しくて仕方がない。
この心境の変化にも興味を持ってしまうほどに。

「さて・・・・・・、どのように彼らに接触すれば、穏便に事を運べるだろうか」

こうして真剣に物事を考えることが既に面白い。エイワスはそうして笑うと、背中から輝きすぎる程の輝きを放つ翼を生やし、
学園都市から飛び立った。


一方通行・ヒューズ=カザキリ・ミーシャ=クロイツェフ。
この三人の天使によって構成された天使同盟に、新たな存在が近付こうとしている。

エイワス。またの名をドラゴン。

自分は地球外生命体でも聖守護天使でも、ましてや真なる者でもない。
ドラゴン≠エンジェルだとエイワスは言うが、それでも――――。




エイワスもまた、天使の記号に対応している存在なのだ。





290 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/12(火) 23:48:39.76 ID:lF4CBbAo
天使同盟マジぱねぇwwww

291 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/12(火) 23:57:44.66 ID:lVlI1kAO
アレイスターピンチ!

294 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/13(水) 00:22:47.55 ID:faOLEcc0
やめられない止まらない天使同盟か……最高だな

316 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/20(水) 21:04:50.70 ID:.B2nUPso
――第二三学区・国際空港


まだ夕方から少し過ぎたぐらいの時間帯。
学園都市の国際空港は大勢の人々で賑わっていた。

そして天使同盟の三人の姿もここにあった。



一方通行「えェと、俺達が乗る飛行機は・・・・・・あれだな」

ガブリエル「―――――」

一方通行「お前、絶対それ脱ぐなよ」



水を司る大天使、ガブリエルは衣服を纏っていた。
クリーム色のワンピースのような服に超巨大なフードが付いており、ラッパ状の彼女の頭もスッポリと覆うことが出来る大きさのものだった。
さすがに外国でこの異形な姿をさらけ出して歩くのはマズいだろう、と風斬が提案し、一方通行が空港にあった店で購入してきたのだ。



風斬「あっちに着いたら、顔ぐらいは出してもいいと思いますよ」

ガブリエル「uhyjsdvm御意gufeg,n」

一方通行「イギリス行き。 こいつらと俺で三人。 これパスポート」パサッ

受付「少々お待ちください。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 はい、確認しました。
   どうぞ、お気をつけて。 よい旅を」

一方通行「二十時三十五分に出る飛行機だ、スカイバス365」

風斬「もうそんなに時間がないですね、早く荷物を預けましょう」

ガブリエル「―――――」ジー

一方通行「そのベルトコンベアに荷物を乗せンだよ」

ガブリエル「tiufndki把握venjkrg」ボスッ

風斬「よいしょ・・・・・・と」ボスッ

一方通行「ガブリエルは荷物扱いにしてここに預ければ旅費浮いたかもなァ」ボスッ

風斬「そんな意地悪言っちゃダ――――」

317 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/20(水) 21:05:57.85 ID:.B2nUPso




瞬間。



一方通行と風斬、そしてガブリエルに凄まじい悪寒が走った。


一方通行「―――ッ!? なンだ・・・・・・!?」

風斬「い、今、一瞬・・・・・・」

ガブリエル「―――――」キョロキョロ


三人はすかさず辺りを見回す。だが、悪寒の正体なるものは見当たらない。
そしてその後はパッタリと感じられなくなった。


一方通行「今の嫌な感じ・・・・・・どこかで」

風斬(・・・・・・・・・・・・・・・・・・・まさか、いやそんなはずは)」

ガブリエル「―――――」



一方通行「・・・・・・ふン、まァいい。 行くぞ」

風斬「あ、はいっ」

ガブリエル「thoblml天使vnwgk否mgogqsb人工nfighih否dmfiehg不可思議mbnehg」

一方通行「ファーストクラスだ、文句無ェだろ」

風斬「す、すごい! さすが第一位ですね・・・・・・」

一方通行「第一位なンて肩書き、こンくらいにしか役に立たねェけどな」

318 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/20(水) 21:07:00.33 ID:.B2nUPso
――スカイバス365・ファーストクラス用機内ラウンジ




風斬「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」ポカーン

ガブリエル「gmgjjkmfk圧巻uymbshek」キョロキョロ

一方通行「へェ・・・・・・、あンま期待してなかったが、大したもンじゃねェか」

風斬「な、なんで飛行機にラウンジが・・・・・・、ざ、座席じゃないんですか?」

一方通行「ファーストクラスの座席もあるにはあるが、スカイバス365はこォなってンだろ。
     俺達に用意されてる専用の部屋もあンぞ」

風斬「うわぁ~・・・・・・、うわぁ~!!」キョロキョロ

ガブリエル「mvthioth興味sribnc深々nifig;b」

風斬「て、天使さん!! あれ! バーのカウンターみたいなのまでありますよ!!」キャッキャッ

ガブリエル「geubnbdk未来的neisd空間ddfipk」

一方通行「はしゃぎすぎだろオマエら (いやでも・・・・・・凄ェなこれ)」キョロキョロ

風斬「す、すみません! でもこんなの・・・・・・テンション上がっちゃいますよ!」

一方通行「わァーかったから落ち着けってェの。 とりあえず部屋行くぞ」

風斬「は、はい! わぁ~・・・・・・もう既に最高ですよこの旅行・・・・・・」

一方通行「もォガブリエルの情報収集とかどうでもいいくらい?」

ガブリエル「―――――」コクン

一方通行「いやお前が頷いたら元も子も無ェだろ」

ガブリエル「―――――」

319 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/20(水) 21:08:34.15 ID:.B2nUPso
――スカイバス365・ファーストクラス 天使同盟(アライアンス)専用指定個室




一方通行「さすがにホテルとかみてェに広いわけじゃねェンだな」

風斬「で、でも、三人でもゆっくり寛げるくらいには広いですよこれ!
   まるで私たちのために誂えたような・・・・・・」

一方通行「受け付けた人数によって指定される部屋も違うンだろ、一人じゃちょっと広いぞここ」

ガブリエル「mvoghjr寝台yybdnq広々grhblh」ピョイーン ボスッ

一方通行「ベッドに飛び込ンでンじゃねェよ、クソガキかお前は」

風斬「わ、私も! ふわぁ・・・・・・フカフカですよこのベッド・・・・・・」ピョイーン ボスッ

一方通行「ったく・・・・・・どいつもこいつも」ハァ

風斬「あ、天使さん、機内探索に行きましょうよ!」

ガブリエル「mgotjhm御意asuvur」

風斬「一方通行さんも行きましょう」

一方通行「行くかクソボケ、オマエらで行って来い。 頼むから暴れたりすンなよ、
     さすがに航空機は弁償出来ねェ」

風斬「わかりました、すぐ戻ってくると思いますので!」ガチャッ

ガブリエル「mnbyafg探索tydnskp開始hvhrogm」パタン

一方通行「これじゃ本当にただの観光旅行だぜェ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」






ピョイーン ボスッ






一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・おォ、マジでフカフカじゃねェかァ・・・・・・」フカフカ

320 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/20(水) 21:09:51.15 ID:.B2nUPso
風斬「うわ、見てください! アメニティセットがたくさん並んでますよ・・・・・・
   可愛いデザインの小袋ですね~、きっとこれ有名なブランドさんが作ったものですよ!」

ガブリエル「butbmb酒nbiter」

風斬「あ、お酒ですね。 シャンパンとかワインとかが中心みたいですね、
   さすがにすき焼き屋とかにあるのとは違うんでしょうね~」←失礼

フライトアテンダント「ようこそ、スカイバス365へ」

風斬「あ、え、ハ、ハロー・・・・・・!」アセアセ

フライトアテンダント「うふふ、そこまで畏まらなくても大丈夫ですよお客様。 えっと、
           風斬氷華様に、ミーシャ=クロイツェフ様で宜しかったでしょうか?」ピッ ピッ

風斬「あ、はい。 あの、騒がしかったですか・・・・・・?」

フライトアテンダント「いえいえ。 機内食のご注文を伺いに参ろうかと思いましたので、
           お声をかけさせていただきました」

風斬「機内食・・・・・・やはりファーストクラスともなると凄いご馳走が・・・・・・?」

フライトアテンダント「勿論でございます、料理協会より厳選された一流のコックによる
           豪華ディナーを用意しております」

ガブリエル「ajdjgot豪華tutofgm料理vcgrlkd」ジュルリ

風斬「楽しみです! 部屋に一方通・・・・・・まだ一人残ってるので、
   彼に聞いておいてもらえますか?」

フライトアテンダント「かしこまりました。 では、ごゆっくり寛いでいってくださいね」ニコッ

321 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/20(水) 21:10:25.77 ID:.B2nUPso
一方通行「ほォ・・・・・・観れる映画もかなりの数があるじゃねェか、テレビも割とでけェし。
     今度、黄泉川たちやクソガキ共も皆呼んでどっか連れてってやろォかな」ピピッ

フライトアテンダント『失礼します、機内食のご注文を承りに参りました』

一方通行「ン、もォそンな時間かァ、どォぞ」ガチャ

フライトアテンダント「失礼します、こちらのメニューからお選びください」スッ

一方通行「ちっ、機内食のクセにこンなに種類あンのかよ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
     めンどくせェ、適当に三人分持ってきてくれ」

フライトアテンダント「かしこまりました、お飲み物は先にお持ちしましょうか?」

一方通行「あァ頼む、シャンパンでいいわ」

フライトアテンダント「承りました、少々お待ちくださいせ」ガチャ パタン

一方通行「シャンパン注いだグラス片手に、フカフカのソファーに腰掛けて映画鑑賞か・・・・・・、
     ぎゃは、やってることが学園都市のお偉方となンら変わらねェ」

一方通行「さて・・・・・・着いた時のことも考えねェとな。
     確かこの便はロンドン行きだったが・・・・・・そもそもアックアはどこにいるンだ」

一方通行「やっぱ第三王女の護衛をしているとなると・・・・・・バッキンガム宮殿かァ?」

一方通行「王女じゃなくて護衛に会うワケだから、割とすンなり通してくれる・・・・・・はずだよなァ」

一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・はァ、めンどくせェ」

322 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/20(水) 21:11:35.59 ID:.B2nUPso
フライトアテンダント『失礼します、シャンパンをお持ちしました』

一方通行「開けていいぞ」

フライトアテンダント「失礼します」ガチャ

一方通行「どっかその辺にでも置いといてくれ」

フライトアテンダント「かしこまりました」ゴトッ

一方通行「なァ、ロンドンまであとどれくらいで到着すンだァ?」

フライトアテンダント「トラブルが起きなければ、あと十一時間ほどで空港に着陸出来るかと」

一方通行「十一時間・・・・・・だと」

フライトアテンダント「それでは、機内食の方はもうしばらくお待ちくださいませ。
           失礼いたします」パタン

一方通行「やっぱ超音速旅客機で行ったほうが遥かに早かったな・・・・・・
     まァそれ言えばあいつらの場合、自分で飛ンでいったほうが早いけど」

一方通行「ま、たまにはこンなのんびりした移動も悪くはねェか」




風斬「ただいまー」ガチャ

ガブリエル「mjeigj貴方utyptm只今jfvurkgk」

一方通行「よォアホども、探索はもォいいのかよ」

風斬「はい、もう最高ですねこの飛行機! どこもかしこも豪華絢爛で・・・・・・、
   あ! すごい、映画とかもあるんですね!」

一方通行「数も結構あるから、観てェもンがあンなら観ろよ。
     まだあと十一時間もこの旅客機にいなきゃなンねェンだからな」

風斬「十一時間どころか、もうここに住んでもいいくらいですよ!」

ガブリエル「bswuigh同意gdtwefp」コクン

一方通行「いやさすがにそこまでじゃねェだろ・・・・・・テンション高ェなァ」

323 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/20(水) 21:13:45.24 ID:.B2nUPso
一方通行「・・・・・・にしても、なンかさっきからこォ・・・・・・チリチリするっつゥか、
     わずかだが重圧みてェのを感じるンだよなァ」

風斬「そういえば・・・・・・テンション上がりすぎちゃって気付きませんでしたけど、
   空港で感じた時のような気配が感じられますね」

ガブリエル「―――――」キョロキョロ

一方通行「機内を探索してる時に、妙なヤツがいたりしなかったか?」

風斬「私たちが妙なやつといえば妙なやつですけど・・・・・・特に見ませんでした。
   さすがに他人の個室に入って探索とかはしてませんし」

ガブリエル「rtugjsFUSEmvrgrk酷似yofbk」

一方通行「何か気付いたのか?」

ガブリエル「grgahyrib確信mgorus不可能etyrkgv,」ブンブン

一方通行「ふン・・・・・・まァいい、気になってしょうがねェってレベルでもねェし、
     魔術師でも乗ってンのかもな」

風斬「そうですね・・・・・・。 あ、シャンパン」

一方通行「おっと、そォだった。 せっかくだし飲もォぜ」シュポン

風斬「はい、でも程々にしといたほうがいいですよね」

ガブリエル「ryuffmg炭酸rthkqqsm飲料qwgngngm」

324 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/20(水) 21:15:08.23 ID:.B2nUPso
――スカイバス365・ファーストクラス とある専用指定個室





フライトアテンダント「失礼します、ご要望のパンフレットをお持ちしました」

エイワス「うむ、感謝するよ」

フライトアテンダント「それと、こちらサービスのシャンパンとなっております」

エイワス「成程、普通席や中間クラスでは本来提供されないものも、このファーストクラスでは
     無料で提供されるというわけだ。 このような航空機の機内でさえ、格差が生じているのだな」

フライトアテンダント「? はぁ」

エイワス「しかし、こうしてみると航空機での移動というのも悪くない。人間の生み出した文明の
     利器で空の旅・・・・・・、うむ、自身で音速飛行をするよりは遥かに快適だとは思わないか」

フライトアテンダント「そ、そうですね (自身で音速飛行・・・・・・?)」

エイワス「こういったことにもなかなかの価値が見出せる・・・・・・やはり効率よりは価値だよ、
     私とアレイスターを分ける差異は、ここにあるのだろうな」

フライトアテンダント「(うぅ・・・・・・変なお客さんだなぁ。 見た目は信じられないくらい綺麗だけど、
           どういう仕組なんだろう、全身がすごい輝いてる・・・・・・特殊な化粧品か何かなのかな?)」

エイワス「下がってくれていいよ。 君のことはもう理解した。
     ファーストクラスの客室乗務員は、他とは違う専門の訓練を受けている・・・・・・、
     クラスによって客への対応も変わるからなのだろう」

エイワス「ここですら差別が生じるのだな、いや、これは必要だからなのか。
     全く・・・・・・やはり興味が尽きないよ、この世界は」

フライトアテンダント「で、では失礼します」

エイワス「む、すまない、少し待って欲しい。 私はね、この旅客機に乗って
     あることをしたかったのだ。 その行為に興味を持ったから乗り込んだと言っても過言ではない」

フライトアテンダント「? なんでしょうか?」

325 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/20(水) 21:17:38.71 ID:.B2nUPso


エイワス「君、『ビーフオアフィッシュ』と、私に質問してはくれないか」

フライトアテンダント「は?」

エイワス「『ビーフオアフィッシュ』だよ。 航空機内では必ずされるやり取りなのだろう?
     こういう何気ないやり取りにも、価値は見出せたりするもなのだよ」

フライトアテンダント「い、いえ、ファーストクラスではア・ラ・カルトで機内食を選択する方式ですので、
           ビーフオアフィッシュはちょっと・・・・・・ (や、ヤバい、笑いそうになっちゃう)」プルプル

エイワス「ふむ? と、なるとやはりビジネス・・・・・・いやエコノミークラスでないとこのやり取りは
     不可能だということだろうか? この時のために完璧な発音を習得してきたのだが」



エイワス「・・・・・・それにしても、私のような存在がまさか言葉の発音を練習するという行為に走るとはね。
     だがどうだろう、実際に練習してみると、物凄い充実感を得ることが出来た。
     ヒューズ=カザキリの言葉もあながち間違いではないということか。
     人間を知るということはこうした充実感を得るとともに、そこにまた価値を見出すことが―――」ペラペラ



フライトアテンダント「あの・・・・・・当旅客機は我々がイラストを見せ、選択していただくという方式を
           取らせていただいています。 しかもビーフオアチキンです」





エイワス「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

フライトアテンダント「(だ・・・・・・駄目だ、まだ笑うな、こらえるんだ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
           し、しかし・・・・・・・・・・・・・・・・・・・)」プルプル

エイワス「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ビーフオアフィッシュ」キリッ

フライトアテンダント「ぶふぉっ」

326 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/20(水) 21:18:57.92 ID:.B2nUPso
――スカイバス365・ファーストクラス 天使同盟専用指定個室


一方通行「・・・・・・なんか少し先の部屋から笑い声が聞こえるンだが」モグモグ

風斬「うーん♪ このグリルチキン、すっごく美味しいです」モグモグ

ガブリエル「絶品mvl」ガツガツムシャムシャ

風斬「これが全部タダだなんて・・・・・・私、海外旅行にハマっちゃいそうです」

一方通行「幸せそうだなァオマエら・・・・・・こンなので良けりゃいつでも連れてってやンよ」

ガブリエル「d至福rg」

風斬「ありがとうございます。 って、あれ?」

一方通行「こいつ、声出した時のノイズがやたら少なくなってンな」

ガブリエル「近距離。 sudfj星dd」

一方通行「距離? なンの話だ、それが原因なのか?」

ガブリエル「確信。 不可能。 然。 距離。 ffh近rrhg」

風斬「それでも要領を得ませんが、距離がどうとかって言ってますね」

一方通行「(・・・・・・距離、ここが上空だから、か? だが上空だからどォした、
     空に何かある・・・・・・? 近距離・・・・・・)」

一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・くそっ、わからねェ」

ガブリエル「謝々。 言葉。 上手。 伝達。 不可」シュン

一方通行「謝る必要なンざ無ェよ、落ち込むな。 そのためのイギリス行きだろォが」

327 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/20(水) 21:20:52.81 ID:.B2nUPso


そう。


そのためのイギリスなのだ。

しばらくするとガブリエルの音声には再びノイズが混じっていた。
絶好のチャンスだったが、ガブリエルが伝えんとする言葉の意図は掴めなかった。

だが、収穫ゼロというわけでもない。

距離。近距離。ガブリエルは確信が持てないという感じのことを言っていたが、これだけははっきり聞き取れた。
それと、ガブリエルの感情の揺れがノイズの有無に関係していることもわかってきた。
すき焼き屋の風斬についての件、あのとき彼女は風斬の名をはっきりと呼んでいる。
これで更にイギリスで何らかの情報が手に入れば、案外早期にこの天使騒動を解決できるかも知れない。

しかし。

(・・・・・・・・・・・・・・・・・・・このまま解決の手掛かりが得られず、ずっとこんな生活が続いても・・・・・・。
 はっ、いやいや・・・・・・無ェよ。 それはない。)

このままでもいいかもしれない。
天使二人に振り回されてバカ騒ぎを起こし、そこに打ち止めや番外個体も加わり、たまに浜面達と馬鹿やって・・・・・・
そんな生活の中に、まぁ上条当麻も加えてもこの際良い。戦争は終わったのだ。平和を満喫するのも悪くは・・・・・・

そう思いかけたこともあったが、やはり"学園都市"はそれを許さないだろう。

―――アレイスター・クロウリー。

学園都市のトップが、これまでの一方通行達の行動を無視しているのは不自然だ。
何かを企んでいるに決まっている。自分たち暗部を道具のようにこき使ってきたやつなのだ。
学園都市にとって、天使の存在など障害以外の何者でもない。必ず消しにかかってくる。

(・・・・・・・・・・・・・・・・・・・冗談じゃねェ)

もし学園都市がガブリエルを抹消に来るというのなら、一方通行はかならずそれを食い止めるだろう。
彼自身は認めてはいないが、恐らくは、彼こそが今のこの生活を一番気に入っているのだ。

ガブリエルがそう簡単に消されることなど無いだろうが、アレイスターのことだ。
必ず何らかの手段を用いて徹底的に天使同盟を消しにかかってくるに違いない。

(・・・・・・・・・・・・・・・・・・・とりあえず今は、イギリス、ロンドンだ)

一方通行は食事を終えると、一旦眠ると風斬らに言い、ベッドに横になった。
風斬達は部屋に付属している32型液晶TVで、何の映画を観ようかと楽しげに話し合っていた。
一方通行は考えることをやめ、就寝した。

328 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/20(水) 21:21:59.11 ID:.B2nUPso



「―――行さん、一方通行――起――さい!」




ユサユサと、身体が揺さぶられる感覚。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・いや、これ実際に揺さぶらてるんじゃないか?




「――さん! 一方通行さん! もう到着しますよ!」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ン、あ・・・・・・?」

目を開けると、そこには



「mbohwfwg到着,pgkdsfhio」



ガブリエルの顔面がどアップで接近していた。

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・はァ」

いい加減このイベントは慣れた。
一方通行はため息をつきながら起床する。

「間もなくロンドンに到着するみたいですよ」

風斬がいそいそと荷物を片しながら言う。ということは自分は十時間以上寝ていたというわけだ。
よくそれまでこの二人がおとなしく出来ていたものだと、一方通行は小さく感心する。

「えへへ、新作映画、六本くらい観れちゃいました」

若干顔を赤くしながら心底どうでもいい情報を提供してくれた風斬。
よく飽きもせずに観賞できるものだ。

329 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/20(水) 21:22:51.44 ID:.B2nUPso
――スカイバス365・ファーストクラス 天使同盟専用指定個室


一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・今、ロンドンは何時くらいだ?」ボケー

風斬「えっと、朝の五時といったところでしょうか。 早朝ですね」

一方通行「五時か・・・・・・、どォする? 朝飯食ってから行くか?」

ガブリエル「hhruerh空腹vetrugigjl」

風斬「そうですね、一方通行さんもお腹空いてるでしょう?」

一方通行「ンー・・・・・・、まァそォだな」


ピピッ


フライトアテンダント『失礼します。 おはようございますお客様』

風斬「あ、おはようございます」

ガブリエル「betrigdfj御早rtifjfmgm」

フライトアテンダント『当旅客機は、まもなくロンドンのヒースロー空港に到着いたします。
           お荷物をまとめ、降りる準備をお願いいたします』

一方通行「はいはい」

フライトアテンダント『それでは、失礼します』プツッ

一方通行「そンじゃ、行きますかァ」

風斬「わー・・・・・・楽しみだなぁ・・・・・・!」ワクワク

ガブリエル「dferrusf期待ctewfejh」テカテカ

一方通行「完っ璧に観光気分だなオマエら・・・・・・」

330 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/20(水) 21:24:28.04 ID:.B2nUPso
――ロンドン・ヒースロー空港 ターミナル3


一方通行「早朝だっつゥのに人多いなァおい・・・・・・」

風斬「うわぁー・・・・・・いろんな国の人がいる」

一方通行「そりゃそォだろ・・・・・・」

ガブリエル「frtothjro異国vdrygjl人vghrhgi」キョロキョロ

風斬「テンション低いですねー、一方通行さん」

一方通行「オマエらが高すぎるンだっつゥの、それに俺は寝起きだァ」

ガブリエル「bgmeghjjh荷物cvhghij」ヒョイ

一方通行「おし、ンじゃどっか適当な店でメシでも食うか」

風斬「お金、ユーロとポンドどっちなんですか?」

一方通行「ポンド、そっちのほうが良かったはずだ、もう替えてある」

風斬「それじゃあ行きましょうか」









エイワス「―――やぁ。 待っていたよ、天使同盟(アライアンス)」







331 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/20(水) 21:26:48.80 ID:.B2nUPso



一方通行「つか空港に店あンだろ、そこでいいや」

風斬「そうですね、軽めの食事にしておかないと」

ガブリエル「vdsrerog朝食nmtohoth」

エイワス「久しぶりだな、一方通行。 無事に第三次大戦を切り抜けられたようで何よりだ。
     まぁもっとも、私はそうなることが分かって、君をロシアへ行くよう促したのだがね」

一方通行「ロンドンにマックってあンのかなァ」

風斬「せっかくですし、現地の料理を食べましょうよ」

ガブリエル「vngerij同意guiniorgkrlk」

一方通行「ンなもン夜にでも食えばいいじゃねェか、大体オマエら食ってばっかじゃね?
     食事なンざ摂る必要無ェくせに」

エイワス「確かに、AIM拡散力場の集合体である我らと天使には、食事という行為を取る必要はない。
     だがあえてそういった人間らしい事をするのもまた一興だとは思わないか?
     何事も経験だと、人間たちも言っているではないか」

風斬「上手くいけば、バッキンガム宮殿でお食事とか出来たりしますかね?」

一方通行「あちらさンが友好的に受け入れてくれりゃァな」

エイワス「ふむ、この状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・、察するに私は無視されている、と解釈するべきか。
     ふふふ、照れているのか? 久しぶりの再会だ、無理はないが・・・・・・。
     ここはひとまず、私の言葉にも耳を傾けてみてはいかがだろうか。
     もっとも、私の言葉に耳を傾ける価値がないと判断しているのであれば話は別だが」









一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

風斬「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

ガブリエル「gjhdfogj不可思議vweotuof発光体fwetogmh同類cfhgjogj」

332 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/20(水) 21:28:02.70 ID:.B2nUPso




一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・なンでてめェがここにいやがる、あー、名前なンだっけ、
     金髪メルヘンブタ野郎でしたっけ?」

エイワス「メルヘン? 私の翼の事か? 今は生やしていないのだが・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
     なるほどメルヘンか、そのような解釈も出来るとは・・・・・・ふむ、興味深い」

風斬「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

エイワス「嫌悪感剥き出し、といったところだな。 ヒューズ=カザキリ。
     何か私が君を不快にさせるような発言をしてしまっただろうか?」

風斬「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あなたは今、この世には現出できないはずです。
   それなのにどうしてここへ?」

エイワス「ふふ、アレイスターと同じようなことを聞くのだな君も。
     私が何故現出しているか。 君の胸に聞いてみたらいいと思うのだがね」

風斬「私・・・・・・、そ、それは・・・・・・」

エイワス「そうだ。 君も私も、恐らくは同じ理由で現出しているのだよ。
     だがそれを気にすることはないはずだ、そうだろう?」

風斬「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・っ」グッ

ガブリエル「xdyoysfk天使adfdnh否vsriyhk不可思議deujogl」

エイワス「私は厳密には天使ではないよ、ミーシャ=クロイツェフ。 いや、ガブリエルと呼んだほうが
     いいのかな? 初めまして、エイワスだ。 以後宜しく」スッ

ガブリエル「dldgjuh初見ffugrog宜敷dgrirolbm」ギュ

一方通行「握手なンざしてンじゃねェよ」ギロッ

ガブリエル「rfjrglm謝々tootjbflb」ビクッ

333 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/20(水) 21:29:52.76 ID:.B2nUPso
エイワス「何をそんなに怒っている? 私の存在が気に入らないのか」

一方通行「言わなきゃわかンねェか?」

エイワス「ふふふ・・・・・・、私が存在していると、打ち止めに負担が掛かるからか」

一方通行「ッ!!! てめェッ!!!!」バッ

風斬「あ、一方通行さん・・・・・・!!」バッ


ザワザワ・・・・・・  ナニ?ケンカ? 


一方通行「・・・・・・ッ、ちィ・・・・・・」

エイワス「ふむ・・・・・・成程、君の怒るのもごく自然だというわけか」

エイワス「ならば、打ち止めに連絡をとってみたまえ」

一方通行「何・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?」

エイワス「おそらく、彼女の元気な声が聞けるだろう。 打ち止めの身に
     何かが起きていれば、今すぐこの場で私を消し去るがいい。 今の君なら可能かもしれない」

一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」パカッ prrrrrrrrrrr prrrrrrrrrr

一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」prrrrrrrrrr prr

打ち止め『もしもーし、ってミサカはミサカは勝手にイギリスに行ったあなたに
     少し憤慨しつつも元気に電話に出てみたり』

一方通行「打ち止め、お前身体に何か異変は起きてねェか?」

打ち止め『え? ミサカはいつでも元気だよ! ってミサカはミサカは無い胸を張ってアピールしてみる』

一方通行「電話越しでアピールされてもわかンねェよ・・・・・・、本当に何もないンだな?」

打ち止め『大丈夫だよ、あなたの声を聞いてむしろ更に元気なったかも! ってミサカはミサカは
     少し顔を赤らめながら恥ずかしい事を言ってみる・・・・・・えへへ///』

一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

エイワス「ふふ、可愛らしいじゃないか」

334 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/20(水) 21:31:16.98 ID:.B2nUPso
打ち止め『あ、ゲコ太ストラップありがとね! ってミサカはミサカは一生の宝物にするって心のなかで宣言してみる』

一方通行「思いっきり口に出てンぞ。 ・・・・・・まァ何もないならいい」

打ち止め『? どうしたの、あなたってミサカはミサ・・・・・・あ、そうだ!
     ちゃんとお土産買ってきてよねってミサカはミサカは釘を刺してみたり!』

一方通行「あァ、紅茶とかでいいか?」

打ち止め『それもいいけど、ちょっとありきたりかもってミサカはミサカは思案してみたり・・・・・・
     うーん、お菓子がいいな! でもやっぱりあなたが買ってきたものならなんでも嬉しいよ!
     ってミサカはミサカは恋人のような発言をしてみる』

一方通行「そォかよ、わかった。 じゃ、またな」

打ち止め『今度ミサカ達とも一緒に旅行に行こうねって、ミサカはミサカはあなたの帰りを楽しみに待ってみる!』プツッ ツー ツー







一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」パチッ

エイワス「健気な子だな。 彼女にとって君は、最も価値のある、大切な存在なのだろう」

一方通行「・・・・・・どォいうことだ? ならどォやってお前は顕現している?」

エイワス「顕現などという大袈裟な言い方は私には相応しくないな。 ただ私は、一個人として
     この世に存在しているだけだ」

風斬「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

エイワス「ここに我々の用な者が揃いも揃って存在している。 それだけでも価値を見出せると
     思わないか? ヒューズ=カザキリ」

風斬「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・その意見には同意します。 ただ、その名前で呼ぶのはやめてくれませんか?
   私の名前は風斬氷華です。 それ以上でも以下でもありません」

エイワス「成程、人間の名前を冠し、人間として生きる道を選択したか。
     実に興味深いよ、風斬氷華」

一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・それで、何の用だメルヘン二号。 潮岸ンとこでの続きでもやるか?
     それともお前、ガブリエルに何かくだらねェことしに来たンじゃねェだろォな」

ガブリエル「―――――」

335 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/20(水) 21:32:41.17 ID:.B2nUPso
エイワス「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・、そうだと言ったらどうする気だ」

一方通行「今すぐてめェはスクラップだ」カチッ

エイワス「ふふ、穏やかじゃないな。 だが安心していい、彼女に何かしようと言うわけではない。
     興味はあるが、それは彼女だけではなく、君たち全員に、だよ」

風斬「?」

エイワス「天使同盟(アライアンス)なるものを結成したそうじゃないか。 非常に興味深い」

一方通行「このストーカー野郎が・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

エイワス「そう言わないでくれ。 私の知的好奇心が君たちの存在を知らせてしまっただけだ。
     天使クラスの存在による同盟・・・・・・興味を持つなという方が難しい」

一方通行「くだらねェ、どうせアレイスターから送られてきたお目付け役かなンかだろォが」

エイワス「それは否定して欲しいな。 私は今、アレイスターとは何の繋がりも持ってないよ」

一方通行「何だと・・・・・・? 裏切ったのか」

エイワス「裏切る? それは違うな、元々彼と私は仲間などという関係ではないよ。
     彼とそんな繋がりを持ったところで、そこに価値は見出せないからな」

一方通行「どォやって信じろってンだ? アレイスターの顔でも踏ンでみせてくれンのか」

エイワス「それも一興だが・・・・・・、私は信用してもらうために、君達に接触を試みたのだよ」

風斬「と、いうと・・・・・・?」








エイワス「―――私も、天使同盟(アライアンス)と行動を共にしたいのだが、どうだろうか?」

一方通行「」

風斬「」

ガブリエル「mgjeherhk賛成df0ighphk」

336 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/20(水) 21:34:47.76 ID:80yHqDgo
ガブリエルwwwwww

337 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/20(水) 21:35:38.90 ID:.B2nUPso
一方通行「お前でもギャグとか言うンだな」

エイワス「人々との接触に自然に加わることができるよう、そのギャグというものも
     習得していくつもりだが・・・・・・、今のはギャグではないな」

風斬「一体どういうつもりなんですか? 何が目的で?」

一方通行「いや、つゥか今ガブリエルのやつ、さりげに賛成みたいな仕草しなかったか?」

ガブリエル「vsdroiho反対rtdsdvm理由sgthb皆無hetobl」

エイワス「本物の大天使に受け入れてもらえるとは。 ふふふ、光栄の極みだな」

一方通行「大体加わるもクソも、俺達は仲良しクラブでもなンでもねェ」

エイワス「"天使の帰る場所"、だろう?」

一方通行「・・・・・・吐き気がするぜクソ野郎が。 てめェ盗聴器か何か俺に仕込ンでやがンのか」

エイワス「まさか、そんなことをしてどうなる。 しかし天使の帰る場所というのは興味深い。
     本来、天使の"還る"場所とは『天界』ではないのか?」

ガブリエル「sdroyoh還asoig居場所dsdppppvn」

エイワス「しかし君は、あえて天使同盟という組織を作り、帰る場所を天使に提供している。
     ヒューズ・・・・・・失礼、風斬氷華についても同じだ」

風斬「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

エイワス「つまり言い換えれば天使同盟とは、一方通行が新たに生み出した『天界』。
     と、いう解釈も可能だということだ」

一方通行「アレイスターもひっくり返るぶっ飛び理論だな、ふざけてンじゃねェぞ」

338 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/20(水) 21:37:23.66 ID:.B2nUPso
エイワス「何もふざけてはいない。 これは素晴らしいことではないか?
     現に風斬氷華は天使同盟を受け入れ、君が帰りを待ってくれているという現実に満足している」

風斬「え、いや、私は・・・・・・・・・・・・・・・・・・・その///」アセアセ

一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・帰る場所が無ェなンて、つまンねェだろ。 そンだけだ」

エイワス「そこに価値があると言っているのだよ、わからないのか?
     本物の天使であるミーシャ=クロイツェフですら、この環境に幸福を感じているのだぞ」

ガブリエル「doguoyuafm私btrhokg幸福tdbmdb」

一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

エイワス「前も言ったが、私も君に興味がある。 そして天使同盟誕生の瞬間、
     私は正直震えたよ。 やはり君に着目して正解だった、とね」

一方通行「気持ち悪いこと言ってンじゃねェ。 おだてたって何も出ねェぞ」

エイワス「煽てではないよ一方通行。 私は私の気持ちを正直に告白しているだけだ。
     天使クラスの三人が同盟を組むという時点で、異常事態なのだから」

風斬「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・それで、どうしてあなたまで加わりたいと?」

エイワス「それを君が聞くのかね、風斬氷華。 君は終戦後、私に言ったな。
     人間をもっとよく知るべきだと。 人間はとても強い生物だと」

一方通行「オマエ、こいつと会ったことがあンのか・・・・・・?」

風斬「・・・・・・はい、二度ほどですが」

エイワス「だから私は知ろうと思う、人間という生物の価値を。
     一方通行率いる、天使同盟を通してね」

一方通行「お勉強なら一人で勝手にやってやがれ」

エイワス「一人より、君達に着いていったほうが遥かに面白いのだということに気付かないのかね?」

339 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/20(水) 21:39:16.79 ID:.B2nUPso
一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

風斬「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・わ、私は、一方通行さんに任せます。
   天使さんは既に歓迎しちゃってるようですけど・・・・・・」

ガブリエル「vmhe0holm天使vorhj龍vjirgrool曖昧cjtiblmv」

エイワス「私は厳密には天使ではないと言っただろう、ミーシャ=クロイツェフ。
     そう、ドラゴンというのが一番近いのかもしれない」

一方通行「!? てめェ、ガブリエルの言葉がわかるのか!?」

エイワス「ほんの僅かだがね、至極簡素な会話程度なら可能だろう。
     そこを利用して手掛かりを得るために、私を受け入れてくれても構わんよ」



エイワス「もっとも、君はこのままの環境でも構わないと思い始めてる節があるようだが・・・・・・」



風斬「えっ?」

ガブリエル「―――――」

一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ちっ」

エイワス「すまない、失言だったかな」

一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・問題を解決してェって気持ちは本当だ」

一方通行「だが・・・・・・、確かにそこのクソ野郎が言ったように、
     ・・・・・・もし解決できなくても、それはそれでいいンじゃねェかって
     思い始めてる自分もいる・・・・・・・・・・・・・・・・・・・かもしれねェ」

風斬「一方通行さん・・・・・・」

ガブリエル「―――――」

ガブリエル「dregierih同意wghjhmb」コクン

エイワス「彼女も、同意見だそうだよ」

一方通行「!!」

340 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/20(水) 21:40:34.26 ID:.B2nUPso
一方通行「だ、だがオマエは一刻も早く本当の居場所へ還りてェはずだ!
     こンなクソッタレの人間界じゃなく、本当の世界へ・・・・・・」

ガブリエル「ceogjoho否定dsdhegjj」ブンブン

ガブリエル「ruijvksmvl私xnavhg帰還cnvfheugh貴方cngighnk」

ガブリエル「coigjekrg永遠dkegooj一緒amgiruhj」

エイワス「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ふふふ、やはり君は最高だな一方通行。
     ますます興味が湧いてきたよ」

風斬「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・わ、私も! もし何も解決出来なくても、
   天使さんが良ければ・・・・・・みんなでずっと居たいです!」

一方通行「風斬・・・・・・」

エイワス「一方通行。 君が思ってる以上に、君は彼女たちに慕われているよ。
     価値、と言っては言い方が悪いな。 友情? それとも・・・・・・それ以上の感情かな、ふふふ」

風斬「い、いや、そんなんじゃ・・・・・・///」

一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

一方通行「・・・・・・入れるとか入れないとか、俺達は組織じゃねェンだ。
     そンな事決める権利、俺には無ェよ」

エイワス「ふむ」







一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・好きにしやがれクソッタレ」










341 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/20(水) 21:43:55.76 ID:.B2nUPso
エイワス「感謝するよ一方通行。 これで私が存在する明確な理由が出来た。
     これが、我々を支えてくれる力ということかな? 風斬氷華」

風斬「私は、そう思います」

ガブリエル「mcgjborejo改ckothot宜敷xniefhieg」

エイワス「ふふ、宜しく。 ・・・・・・ふむ、しかしこれでは私の立場は
     結局"傍観者"ということになりかねないな。 それでは意味が無い」

一方通行「アレイスターから離れて、ポジションでも失ったかよメルヘン二号」

エイワス「認知し難いがそういうことになってしまうな。 君達はそれぞれどういったポジションなんだ?」

一方通行「俺がツッコミ、二人がボケ」

風斬「えぇっ!? なんで私までボケに入ってるんですかぁ!?」

ガブリエル「cothhol,意味vvojoj不明xcvwgj」ポカン

エイワス「ボケ・・・・・・? ツッコミ・・・・・・? 私もミーシャと同意見だな、
     意味が理解出来ない」

一方通行「ふン、勉強不足だな」

エイワス「ふふふ・・・・・・ご指導ご鞭撻の程宜しく頼むよ一方通行」

一方通行「ほざいてろクソ野郎・・・・・・、けっ」

エイワス「今のような態度を、日本ではツンd(ry」

一方通行「くだらねェ事だけ覚えてンじゃねェよボケドラゴン!!!!」



こうして、天使同盟(アライアンス)に新たな同行者が加わった。



―――『ドラゴン』の符丁を冠する正体不明の存在、エイワス。



人間を知りたい、という目的で天使同盟に加わったエイワスだが、その真の目的は
アレイスターの計画が崩れた場合の、世界の行末。それを引き起こすのが彼らではないかと睨んでいるのだ。

ガブリエルの生存という半ば偶発的な出来事から始まったこの物語。そして一方通行によって生まれた天使同盟。
さらに風斬氷華にくわえ、エイワスまで参入したこの同盟は、もはや無敵といっても過言ではなかった。

一方通行の苦難なエンジェルライフは、続いていく。

342 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/20(水) 21:45:17.14 ID:.B2nUPso
エイワス(この天使に関する問題が解決しなくても構わない・・・・・・・・・・・・・・・・・・・)

エイワス(この問題が解決しなくても皆と居られればそれでいい・・・・・・・・・・・・・・・・・・・か)

エイワス(ふふふ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・、素晴らしい見解だ)

エイワス(だがね、一方通行。 この問題が解決しても、解決しなくても―――)











エイワス(ミーシャ=クロイツェフはこの世から消え去ってしまうだよ、このままだと、ね)











345 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/20(水) 22:02:31.68 ID:.B2nUPso
――ロンドン・ヒースロー空港 ターミナル4 マクドナルド


一方通行「チーズバーガー、ポテトはM、ドリンクはレギュラーのコーヒー、ブラックで。 全員バリューセットで頼む」

風斬「私はフィレオフィッシュとストレートティーを。 ポテトはSでお願いします」

ガブリエル「thjodbml所望cmfogjmkl」トン トン

店員「チキンマックナゲットとオレンジジュース、ポテトはSですね」ピッ ピッ

エイワス「ファーストフード店か・・・・・・、学園都市のとは微妙にメニューが異なるのだな。
     紅茶が安い点がやはりロンドンといったところか」

一方通行「さっさと選べよ」

エイワス「おや、ご馳走してくれるのかな」

一方通行「仕方がねェだろ、超不本意だがなァ」

エイワス「ふふ、寛大なお心に感謝する。 ではチキンサンドイッチと、ドリンクはチョココーヒー、
     ポテトは・・・・・・Lでお願いしようか」

店員「かしこまりました (この人なんで光ってるんだろ・・・・・・すげぇ)」

風斬「あの・・・・・・その発光、やめたほうがいいと思いますけど・・・・・・。
   さっきから注目の的になってますよ」

一方通行「まァフード被った二メートル級の女がいる時点で注目の的だがな」

エイワス「おっと、私としたことが。 気遣いが足りなくてすまないな」フッ

346 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/20(水) 22:03:41.09 ID:.B2nUPso
一方通行「さて、これからの行動予定だが」モグモグ

風斬「どうします? すぐにバッキンガム宮殿に向かいますか?」ムグムグ

ガブリエル「mvrgojhr美味dfniweghig」ガツガツ

エイワス「うむ、この絶妙な甘みとわずかなとろみ・・・・・・チョココーヒーとは面白い飲料だな。
     このサンドイッチは・・・・・・、ふむ、普通だ」パクパク

一方通行「アックアにさえ会えりゃあとはどォでもいいンだがなァ」

エイワス「後方のアックアか、『神の力』の属性を持つ者に接触すれば、
     何らかの情報が得られるだろうという見解か」

一方通行「期待はしちゃいねェがな」

エイワス「王女との謁見ならともかく、護衛程度ならどうとでもなるのではないのか?」

風斬「戦争終結からまだあまり時間が経っていませんから、警戒されるかも・・・・・・」

エイワス「ましてや、ミーシャ=クロイツェフを連れるとなると・・・・・・成程、
     面白いものが見れるかも知れんな」

ガブリエル「ltojgeeg隙有mwgogj」ヒョイ パクッ

エイワス「ほう・・・・・・、私が会話をしている隙にポテトを盗み、食べるとは。
     天使にもこういった茶目っ気というものがあるのだな、興味深い」

一方通行「興味深いって言いたいだけだろオマエ」

エイワス「そういう解釈も出来るのか。 それこそ興味深い」ニヤ

一方通行「こいつぶっ殺してェ・・・・・・」

347 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/20(水) 22:05:24.05 ID:.B2nUPso
風斬「けど実際、どうするんですか? このまま天使さんを連れていったら、最悪戦闘に・・・・・・、
   あちらには直接天使さんと戦ったキャーリサ王女がいますし・・・・・・」

エイワス「そうなったらそうなったで、また一興なのだが」

一方通行「(やべ、こいつと意見が合っちまった)」

ガブリエル「oogorsnf善処hbseweogj」

エイワス「彼女もそうならないよう努力するといった様子を見せている。
     とにかく行ってみなければわからないだろう」

一方通行「戦闘の意思は無ェってことをアピールしまくればいいンだよ」

エイワス「予め白旗を持参して訪問するとか、か? それは面白い」

一方通行「まずは俺一人で訪問するとかな、方法はいくらでもある」

風斬「私は皆で行ったほうがいいと思いますけど」

エイワス「私のみが訪問し、話をつけてきてもいいのだが」

一方通行「オマエは自己満足のためだけに行くに決まってる、却下だ」

エイワス「ふふ、手厳しいな」

ガブリエル「sdfoibjk一先mofjgmkr訪問dnnvjibjke」

エイワス「そうだな、ここでいくら意見を交わしていても話は前に進まない」

一方通行「オマエに纏められンのは癪だが・・・・・・、とりあえずこれ食ったら行くぞ」

風斬「わかりました。 うわー、緊張してきた」ドキドキ

エイワス「肩の力を抜きたまえ。 我々は戦争をしに行くのではないのだから」


一方通行「(どォでもいいけど、学園都市最高機密コードのこいつが普通にマック食ってるってどォなンだ)」

348 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/20(水) 22:07:00.97 ID:.B2nUPso
――ロンドン・バッキンガム宮殿 正門前


一方通行「はっ、こりゃまた随分立派なご自宅ですこと」

風斬「ふわぁー・・・・・・、大きいですねぇー・・・・・・」ポカーン

ガブリエル「mcjrouh若干megegj魔力degurl感知drugoerjo」

エイワス「恐らく、カーテナが放つ魔力だろうな。 バッキンガム宮殿には普段
     防護術式などは施されていないはずだ」

風斬「かーてな?」

エイワス「英国王室に代々伝わる、イギリス最大の霊装だ。 オリジナルとセカンドが
     存在していたが、オリジナルはイギリスのクーデターの時に幻想殺しによって消滅。
     セカンドもオリジナルとの斬り合いでバラバラになったようだが・・・・・・ふむ、
     この魔力はセカンドの欠片から流れているものだな」

一方通行「(幻想殺し・・・・・・、三下の野郎もここに来たことがあンのか)」

見張りの騎士A「ん・・・・・・? なんだあいつら・・・・・・仮想パーティの集団か?」

エイワス「気付かれたようだな」

一方通行「隠れてたわけじゃねェ」

風斬「え? どこかに見張りでもいるんですか?」

ガブリエル「mcotjtjhobg彼処kooerbm」スッ

風斬「え・・・・・・? あ、本当だ、あんなとこに・・・・・・ (皆よく分かるなぁ・・・・・・)」

一方通行「しばらくここで待って、様子でも伺うか」

エイワス「うむ、無難な選択だな」

349 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/20(水) 22:08:05.86 ID:.B2nUPso
――バッキンガム宮殿・廊下


見張りの騎士B「失礼します。 騎士団長(ナイトリーダー)、お伝えしたいことが」

騎士団長「何事だ」

見張りの騎士B「先程、バッキンガム宮殿の門前にて奇妙な集団がこちらを伺っているとの情報が」

騎士団長「奇妙な集団・・・・・・?」

見張りの騎士B「いかがいたしましょう? 戦争直後ですし、何らかの私怨で
        エリザード様のお命を狙っている可能性も・・・・・・」

騎士団長「・・・・・・。 その集団の元へ行き、話を伺うよう伝えろ」

見張りの騎士B「了解しました」ザッ

騎士団長「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 果てしなく嫌な予感がするが・・・・・・杞憂か」







一方通行「・・・・・・お、誰かこっち向かってンぞ」

風斬「映画で見たことあるなー、あんな感じの鎧」

エイワス「さて、どうなることか・・・・・・楽しみだな」

ガブリエル「―――――」

見張りの騎士A「失礼。 お前たちは何者だ? 先程から宮殿の様子を伺っているようだが」

一方通行「えェーっとォ、お友達に会いに来ましたァ」

エイワス「はっはっはっ」ケラケラ

風斬「(お、お友達って・・・・・・・・・・・・・・・・・・・)」アセアセ

350 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/20(水) 22:09:25.45 ID:.B2nUPso
見張りの騎士A「友達だと・・・・・・・・・・・・・・・・・・・? 誰のことだ?」

一方通行「アックアっていうゴリラがここにいるはずなンですけどォ」

エイワス「くっくっくっ・・・・・・、これは酷いな」クスクス

風斬「(ちょ、ちょっと! 失礼ですよそんな言い方!!)」ボソボソ

ガブリエル「―――――」ガクガク

見張りの騎士A「アックア・・・・・・? (なんでこのフードのやつ、痙攣してるんだ?)」

エイワス「ウィリアム・オルウェル、といえばいいのかな」

一方通行「?」

見張りの騎士A「ウィリアム殿に・・・・・・? 貴様達、ウィリアム殿と何の関わりが」

一方通行「だからお友達だっつってンだろ。 消し飛ばされてェか」

風斬「」ツネッ

一方通行「痛ッッ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!!?」ビクゥ

エイワス「ふふふふ、成程。 尻を抓るとは、これはユニークな黙らせ方だな」

見張りの騎士A「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (怪しすぎる)」

風斬「その、私たちアック・・・・・・ウィリアムさんにお尋ねしたいことがありまして、
   会わせていただくことは出来ないでしょうか・・・・・・?」

エイワス「これが手本だよ。 一方通行、我々も見習わなければ」

一方通行「うっせェ」ヒリヒリ

351 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/20(水) 22:10:41.19 ID:.B2nUPso
見張りの騎士B「騎士団長、連絡用霊装に通信が」

騎士団長「繋げろ」

見張りの騎士A『騎士団長、こいつら何か、ウィリアム殿に会わせてくれと言ってますが・・・・・・』

騎士団長「ウィリアムに? 何者だ?」

見張りの騎士A『なんでもお友達だとかって・・・・・・。 どうしますか?
        正直こいつら、怪しすぎますよ』

見張りの騎士B「まさか、本当にエリザード様のお命を・・・・・・?」

騎士団長「いや、そうだとするとウィリアムに会いたいというのが分からない。
     私やエリザード様本人なら理解できるが・・・・・・」

見張りの騎士A『どうします?』

騎士団長「・・・・・・・・・・・・。 宮殿内に入れてやれ、適当な客室に案内するんだ」

見張りの騎士A『よろしいのですか?』

騎士団長「エリザード様に話してくる。 ・・・・・・何、いざとなったら私もいる。
     妙な真似はさせんよ」

見張りの騎士A『了解しました』ブツッ

騎士団長「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(まさか、例の黒髪の東洋人ではあるまい。 だとすると誰だ?
     神裂君ならこんな訪問の仕方はしないはず・・・・・・彼女の身なりは確かに怪しいが)」

352 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/20(水) 22:11:54.74 ID:.B2nUPso
見張りの騎士A「騎士団長から許しが出た。 ひとまず客室へ案内しよう、入りたまえ」ギィィィィ

一方通行「おォ、侵入成功ってなァ」

風斬「侵入じゃなくて訪問ですよ!」

エイワス「しかしそれは紙一重といったところではないか? この先の行動次第では
     侵入ということで扱われる可能性も否定出来んぞ」

ガブリエル「jreojoelf突撃cmmvokhoh」

353 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/20(水) 22:12:39.36 ID:.B2nUPso
――バッキンガム宮殿・客室


見張りの騎士A「しばらくここで待っているように」パタン





一方通行「内部もすげェ綺羅びやかだったなァ、目が痛いぜ」

風斬「こういうところに住んでみたいなぁ」ホレボレ

ガブリエル「mvjjituih強烈mvjrigkem魔力vighibk」

エイワス「恐らく騎士団長から感じ取った魔力だろうな。 凄まじく精錬されている。
     ソーロルムの術式だったか・・・・・・、まぁ興味はないが」

一方通行「騎士団長だと? 三派閥のトップの一人がここに居やがるってのか」

エイワス「そのようだな、だが後方のアックアの魔力と思われるものは感じ取れない。
     今は不在のようだ。 おっと、今のアックアはもう聖人はおろか魔術師の力も・・・・・・」

一方通行「オマエ、やたら魔術に詳しいンだなァ。 元々あった知識か?」

エイワス「あのアレイスターにあらゆる知識を与えたのは私だぞ? 知らないということはないだろう」

風斬「なるほど・・・・・・ (でも常識的な知識はどこか欠けてる。 そういうとこ私や天使さんに似てるなぁ)」

一方通行「つゥかアックアが居ねェだと? これじゃ来た意味が無ェだろォが」

風斬「王女様に頼んで、来てもらうようお願いしたらどうです?」

エイワス「その前に一つ、忠告しておこう」

一方通行「なンだよ、偉そォに」

エイワス「今後、彼のことをアックアと呼ばない方がいい。 彼はもう神の右席には所属していないし、
     神の右席はローマ正教の暗部のようなものだ。 後方の名で呼んでは気分を害するだろう。
     それはこちらにとって不利益でしか無い」

風斬「じゃあ、えっと・・・・・・ウィリアムさんって呼べばいいんでしょうか」

エイワス「それが望ましいだろうな」

一方通行「ふン・・・・・・めんどくせェ」

354 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/20(水) 22:14:08.37 ID:.B2nUPso
――バッキンガム宮殿・王室


騎士団長「エリザード様、騎士団長です」コンコン

エリザード「んー・・・・・・、入っていいぞ」

騎士団長「失礼しま・・・・・・、・・・・・・はぁ。 エリザード様、一国の女王であるあなたが
     ソファーに寝っ転がってゲームをしているとは何事ですか」

エリザード「いやこれけっこう面白いんだよ、携帯ゲーム機なのにほら、画面が立体というか・・・・・・
      奥行きがあるって言うのか。 年甲斐もなく夢中になってな」ピコピコ

騎士団長「つか、いつ買ったんだよそれ・・・・・・」

エリザード「で、どうした? お前が直接訪ねてくる事だ。 何か大事でも?」

騎士団長「いえ、ただ―――」

エリザード「あぁそういえば、さっきから客室辺りから・・・・・・なんて言うのか、
      凄まじい重圧のようなものを感じるな」

騎士団長「・・・・・・やはりあなたもお気付きでしたか」

エリザード「あれは普通の人間には出せないものだな、どっかの魔術団体でもおいでなすったか?」

騎士団長「先程、門前にいる彼らを少し見ましたが・・・・・・三次大戦の時に見かけた覚えがあります。
     よってどう考えても只者ではないことだけはわかりますが」

エリザード「ほうほう、三次大戦に。 で、何の用だって?」

騎士団長「どうもウィリアムへの会見を求めているようですが」

エリザード「うん? そりゃまた」

騎士団長「ウィリアムの友達だと主張しているみたいですが、どういたしますか」

エリザード「面白そうじゃないか、ここへ連れておいで」

騎士団長「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・、了解しました」

355 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/20(水) 22:15:00.79 ID:.B2nUPso
騎士団長「失礼するよ」ガチャ

一方通行「あのォ、なンかウィリアムさンが今ここにはいないっぽいンですけどォ」

騎士団長「む・・・・・・、なぜそう言い切れる?」

一方通行「なンとなく。 まァそンな事ァどォでもいい、いないンなら俺達は帰――」

騎士団長「いや待ってくれ、ウチの女王陛下が君達との会見を申し出ている。
     エリザード様に会ってはくれないか」

一方通行「はァ? マジかよ」

風斬「えっ! 王女様と・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

ガブリエル「mverg9ohj是非ssfirgjik」コクン

エイワス「私も彼女と同意見だ。 会わせてくれるというのなら、是非会ってみたいものだね」

騎士団長「・・・・・・失礼、そこのフードの方。 先程、声に何か違和感が・・・・・・」

一方通行「あァー・・・・・・、その辺についても話すからよ、とりあえず王室に案内してくれ。
     多分王女サマに話すのが一番手っ取り早い」

騎士団長「・・・・・・承知した、ついてきたまえ」

風斬「い、いよいよですね・・・・・・」ドキドキ

エイワス「ふふふ、そう緊張することもないだろうに」

ガブリエル「―――――」ダンマリ

一方通行「すまねェな。 そのフード、すぐに取れるよォにしてやっから」

357 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/20(水) 22:16:05.84 ID:.B2nUPso
騎士団長「エリザード様、客人たちを連れてまいりまし・・・・・・、
     すまないね君達、ちょっと待っててくれないか」ガチャ バタン

一方通行「なンだよ・・・・・・」





騎士団長「(せめて簡単なドレスくらいには着替えられないのかよテメェは!!
     一応相手は客人だっつーのに上下ジャージとかどういう神経してんだ!?)」ボソボソ

エリザード「(え、えー・・・・・・別にいいじゃんか・・・・・・王族会議とかでもないんだし。
      こんくらいフランクな王女のほうが客人さんも接しやすいだろう?)」ボソボソ

騎士団長「(いいから!! さっさと着替えてください十秒以内に!!)」バタン!!





騎士団長「・・・・・・コホン、失礼。 十秒ほど待ってくれたまえ」

風斬「?」

エイワス「私は別にジャージという衣服でも構わないのだがね、ふふふ」クスクス

騎士団長「! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 もォいンじゃね?」

騎士団長「う、うむ・・・・・・では改めて。 エリザード様、客人を連れてまいりました」

エリザード「うむ!! 入り給えー!!」キリッ

騎士団長「わざとらしすぎる・・・・・・」ガチャ

358 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/20(水) 22:17:49.71 ID:.B2nUPso
一方通行「ちィーっす」

風斬「し、失礼しますっ!」カチコチ

ガブリエル「―――――」ペコッ

エイワス「お初にお目にかかります、英国女王陛下 (あれか・・・・・・カーテナ・セカンドは)」

エリザード「ようこそ、バッキンガム宮殿へ。 私が英国女王陛下のエリザードだ。
      よろしく頼む」

一方通行「(・・・・・・ふゥン。 見た目はもろにババアだが、只者じゃねェってことはわかるな)」

風斬「は、初めまして女王陛下様! (わー・・・・・・、何か凄い迫力あるなぁ)」

エリザード「あっはっは、そう畏まらんでもいいぞ」

ガブリエル「―――――」

エリザード「・・・・・・ふむふむ」

エイワス「ふふ、噂通り、おおらかな方でいらっしゃる」

風斬「あ、えと、私は風斬氷華と言います! よろしくお願いします!」

エリザード「よろしく氷華、そちらさんは?」

一方通行「・・・・・・一方通行(アクセラレータ)でいい」

騎士団長「一方通行・・・・・・。 思い出した、風斬氷華と一方通行。 君達はロシアでミーシャを討った二人だな?
     羽根のような物を生やし飛んでいたから深く印象に残っている」

一方通行「やっぱあの時『騎士派』もいたのか」

エリザード「ほうほう、あの『神の力』を! こりゃまたとんでもない大物がやって来てくれたなぁ
      で、そちらの綺麗な金髪の貴婦人・・・・・・かな? ・・・・・・自己紹介を頼む」

エイワス「ドラちゃん、と呼んでくれ。 よろしく頼むよ、エリザード」

一方通行「ぶふぉっ」

359 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/20(水) 22:27:02.47 ID:.B2nUPso
エリザード「ドラちゃん? 自分でちゃん付けとは・・・・・・やるなぁ」

一方通行「(頭の三角柱に不具合でも発生したンですかァ? 何だよドラちゃンって)」ヒソ

エイワス「(エイワスと名乗ってはまずい可能性を考慮してみたのだよ。
     『ドラゴン』でもいいが、一応学園都市の最重要機密コードだしな、
     親しみ易い呼び名を考えてみた。 いいセンスだろう?)」ヒソヒソ

護衛騎士A「お、おい! 貴様達、エリザード様に馴れ馴れしくし過ぎではないか!?」

風斬「はひっ、す、すみません・・・・・・」

エリザード「こらこら、そんなこと言うもんじゃないだろう。 私としてはこれくらいの
      距離感が一番落ち着くんだ。 一国民として扱ってくれても一向に構わんよ」

護衛騎士A「はっ、し、失礼しました・・・・・・!」

一方通行「器がでかいな、感謝するぜ」

エリザード「褒めたって何も出んぞー、はっはっは。 さて・・・・・・
      そちらのフードの方は?」

一方通行「そうだな、こいつを紹介するために今日はここに来た、と言っても過言じゃねェ」

騎士団長「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?」

一方通行「今からこいつのフードを取ってご対面ってわけだが、二つほど約束してほしい」

護衛騎士A「貴様、客人の立場で女王陛下に向かって―――」

騎士団長「黙ってろ」

護衛騎士A「ぐ・・・・・・、失礼しました」

エリザード「うむ、伺おう」

360 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/20(水) 22:27:21.34 ID:OJqEd0o0
ふいたwwwwww

361 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/20(水) 22:28:39.69 ID:.B2nUPso
一方通行「まず一つ、俺達は別にイギリスさンと戦争しようだなンて考えちゃいねェ、
     だからこいつの姿を見ても決して騒がず、出来れば他の国やらに口外しねェで欲しい」

騎士団長「(・・・・・・・・・・・・・・・・・・・嫌な予感しかしない)」

エリザード「もう一つは?」

一方通行「こいつの姿を見せた後、ウィリアムを連れてきて欲しい。 なるべく早めにな」

騎士団長「その客人とウィリアムはどのような繋がりがある?」

一方通行「見りゃァわかるさ」ニヤリ

エリザード「ふーむ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」チラ

騎士団長「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・全てあなたに一任します、エリザード様」

エリザード「んじゃ、その二つの約束、承ろうじゃないか」

騎士団長「(もう少し考えてもいいだろうに・・・・・・・・・・・・・・・・・・・)」

一方通行「ありがとよ、そンじゃ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
     フードを取れ、『神の力』」







ガブリエル「vigimbvhfgj久々bgjrore露西亜tgjgjrgaal以来dfjuti」ヤッホー








騎士団長「」

護衛騎士A「」

エリザード「oh・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

362 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/20(水) 22:31:31.15 ID:tfQlmeUo
oh……

363 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/20(水) 22:33:05.02 ID:3J1DC6AO
mverg9我ohjssfi待rgjikmv貴方erg9ohj面白ssfirgjik

389 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/23(土) 03:40:08.51 ID:XRsaB6Qo
騎士団長「な・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ッ!!! なん・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ッ!!」パクパク

護衛騎士A「」ブクブク ドサッ

風斬「だ、大丈夫ですか!? しっかり・・・・・・、気を失っちゃってますね」

エリザード「これはこれは・・・・・・とんでもないサプライズゲストがやって来たものだね」ハッハッハ

ガブリエル「rghjhjm宜敷mmgkkh」

騎士団長「だ、大天使ミーシャ=クロイツェフ!!!? 何故だ!! あの三次大戦で
     完全に消滅したはずでは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!!?」

一方通行「だからそのことで色々話したいことが―――」

騎士団長「議論の余地など無い!! 今すぐにこの私が斬り伏せてくれるわッッ!!!!」ジャキッ

エイワス「フルンティング。 ベーオウルフが使用していたとされる魔剣だな。
     いや、ここでは霊装と言うべきか」

風斬「の、呑気に解説してる場合じゃ―――」



エリザード「―――剣を納めろ、騎士団長」


騎士団長「ッ!? な、何を仰るのですかエリザード様!! 今目の前にいるのは
     ロシアで猛威を振るった天災とも呼べる存在であって―――」

エリザード「いいから。 剣を収めるんだよ騎士団長」

騎士団長「・・・・・・ッ!! 了解です・・・・・・」カチャ

風斬「ほっ・・・・・・」

一方通行「命拾いしたなァ、騎士団長さンよォ」クカカッ

騎士団長「貴様ら一体どういうつもりだ!!? "それ"が一体どういう存在なのか理解しているのか!!?」

風斬「だ、大事な友達です!」

騎士団長「と・・・・・・友・・・・・・え? 友だ・・・・・・え、何?」

390 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/23(土) 03:42:31.87 ID:XRsaB6Qo
エリザード「混乱するのも無理はないが、まぁ落ち着きなって騎士団長。 ほら、ごらん」


ガブリエル「mdlhktkh敵対vmbohj意思mbvigurgj皆無tuofjijv」シャカシャカ


エリザード「私にはあの彼女の踊りが敵対の意思がないことをアピールしているようにも見える。
      しかしあの踊りはまるで・・・・・・、メダパニダンスだな」

騎士団長「余計混乱するわぁぁぁぁぁぁぁぁあああッッ!!!!!」ガシャーン

エイワス「まぁ混乱するのも無理もないな。 ロシアで驚異的な力を振舞ったのもあるし、
     何よりその大天使が、今は宮殿の王室で踊りを披露しているとなると」

一方通行「つゥかなンで踊るンだよ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

風斬「お願いします! 私たちは本当に相談に来ただけなんです!」

騎士団長「はぁ・・・・・・はぁ・・・・・・、・・・・・・・・・・・・・・・・・・・はっ!! ま、まさか貴様ら三人も天使なのでは・・・・・・!?
     残りの三天使が何者かによって召喚された可能性も否めない・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

一方通行「俺は人間だ」

風斬「私も厳密には天使ではありません」

エイワス「私は・・・・・・・・・・・・・・・・・・・何といえば良いのかな。 まぁ光る人ということで」

一方通行「お前真面目に話し合う気無いだろ」

エリザード「まぁそういうことだ。 とりあえず落ち着いてみないか騎士団長よ」

騎士団長「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・、何であなたはそうも落ち着いていられるのですか」

エリザード「これでも女王だぞ? この程度で取り乱していては国民を導くことは出来んよ」


ガブリエル「jougjlvmdvm第二jvivjkfm段階vjgithibj突入nfifjhrin」シュババババババ

391 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/23(土) 03:44:28.01 ID:XRsaB6Qo




―――――――――





騎士団長「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 先程は取り乱してしまって申し訳ない。
     見苦しいところを見せてしまったな」

一方通行「無理もねェ。 俺も最初はそンな感じだったしなァ」

騎士団長「・・・・・・敵対の意思が無いとはいえ、一方通行、君はこの天使とほぼ四六時中一緒だと言うじゃないか。
     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・よく順応することが出来たな」

一方通行「人間、慣れりゃ誰が傍にいようが気にならなくなンだよ。 この二人にしてもなァ」

風斬「あははは・・・・・・」

エイワス「ふふ、さすが学園都市最強を誇る超能力者だな」

エリザード「おや、あんたは学園都市の超能力者だったのかい」

一方通行「まァな。 最悪なことに一応超能力者のトップを張ってる」

騎士団長「なんと・・・・・・」

エリザード「こりゃたまげたな・・・・・・。 となると、他の二人も只者じゃないんだろう?」

風斬「説明すると長くなっちゃいますが、私は人間ではなく、いわゆる人工天使・・・・・・といったところでしょうか」

エイワス「同じく私も人間というカテゴリには当て嵌らないだろうな。
     変形機能搭載のスーパーロボットという認識で構わんよ」

騎士団長「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・心得た。 本物の大天使が目の前に居るんだ。
     今さら最強の超能力者や人工天使やマジンガーZが出てきたところで取り乱したりはせん」

エイワス「表彰ものの環境適応力だな。 素晴らしいよ騎士団長」

エリザード「うむ。 では一段落ついたところで・・・・・・、もう一つの約束があったな」

一方通行「あァ。 アック・・・・・・ウィリアムを呼ンできてくれ。 今ここにゃ居ないンだろ?」

392 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/23(土) 03:46:09.94 ID:XRsaB6Qo
騎士団長「それなのだが、なぜウィリアムを?」

一方通行「だってほらあいつ、属性がどォとか・・・・・・なンだっけ?」

騎士団長「属性?」

エリザード「ふむ・・・・・・、"後方のアックア"か」

風斬「!」

騎士団長「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・エリザード様」

一方通行「あァー分かってるっての。 今はもォ『神のなんたら』にゃ所属してねェから
     その名前で呼ぶなってンだろ? そりゃ悪ィとは思ってるよ」

騎士団長「む・・・・・・すまん。 気を使わせてしまったか。 だが確かに『神の力』とウィリアムについて
     語るなら、後方のアックアの話題は避けられんな」

エイワス「そう言ってくれると助かるよ。では簡単に説明しよう。
     ―――後方のアックア。 ローマ正教最暗部『神の右席』の元一員。
     青と月と後方の象徴。 そして『四大天使』の『神の力(ガブリエル)』を司る者」

風斬「天使さんと同じ属性を持つ彼なら・・・・・・、何か情報を持ってるのではないかと思って
   今日はここを訪れました。 そうですよね天使さん?」

ガブリエル「―――――」コクリ

エリザード「情報とは?」

一方通行「第三次世界大戦で消滅したはずのこいつが、何で今もこの世にのさばってンのか、についての情報だ」

騎士団長「そうだ、我々も確認している。 ウィリアムの封入術式にて爆散した天使の最期を・・・・・・
     それがなぜ今もここに存在しているか。 それを知るために君達は行動を共にしていると言うわけか」

風斬「あ、私たち『天使同盟(アライアンス)』って言うんです。 えへへ・・・・・・」テレテレ

一方通行「あのなァお前・・・・・・」

エリザード「あっはっはっは! いいじゃないか、天使同盟。 さぞ楽しそうで」

騎士団長「天使同盟・・・・・・・・・・・・・・・・・・・、シャレにならんぞ」ゲンナリ

393 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/23(土) 03:48:27.54 ID:XRsaB6Qo
エリザード「なるほど、話は大体把握したよ。 ウィリアムに会いたいわけだ」

一方通行「あいつ今どこに居るンだ?」

騎士団長「昨日の夜、第三王女のヴィリアン様主催のパーティが別宅のウィンザー城で行われていた。
     その護衛に付くためにウィリアムもそこへ同行している」

風斬「パーティ・・・・・・。 な、なんかスゴそうですね!」

ガブリエル「sjfsjhjh是非kgjghrghivkl参加djrgjgjkbne」

一方通行「そこは別にどォでもいいンだよ、やっぱボケ側だわお前ら」

風斬「す、すみません・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」シュン

エイワス「さすがに我々がそこへ飛び入り参加したら、会場がパニック状態に陥ってしまっていただろうな。
     それで、ウィリアム・オルウェルは今日はここには戻らないのか」

エリザード「そこは心配しなくてもいい、もうすぐ帰ってくる時間だ。
      だが・・・・・・、そうだねぇ」

騎士団長「?」

エリザード「騎士団長、悪いんだがリメエアとキャーリサもここへ呼んできてくれないか?」

騎士団長「は・・・・・・? 第一王女様と第二王女様までも・・・・・・ですか?」

エリザード「私たちだけで話し合えるような事じゃないからなぁこれは。
      大天使が直々に宮殿へ来るとあっては、特にな。 一方通行、これはアリかな?」

一方通行「まァ、王女くらいなら話しても構わねェよ」

騎士団長「・・・・・・。 了解しました、すぐに手配します。 しかしリメエア様はともかく、キャーリサ様までとなると・・・・・・
     どうなっても知りませんよ」ガチャ

一方通行「大丈夫なのかよ?」

エリザード「なぁに、私の可愛い娘たちのことだ。 すぐに理解してくれるだろうさ」

一方通行「すまねェな、わかってたとはいえ、ここまで大事にさせちまって」

エリザード「ふふ、やっぱり人は見かけにはよらないなぁ。 君はとても優しい子のようだ」

一方通行「! ちィ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

エイワス「ふふふ」

394 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/23(土) 03:52:01.29 ID:XRsaB6Qo


―――――――


キャーリサ「」

リメエア「あら、まぁ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・これはこれは」

エリザード「おー、早かったなお前たち。 ヴィリアン達より早く着くとは思わなんだぞ」



騎士団長「あちらの黒髪の方が、第一王女のリメエア様、そして・・・・・・
     奥で口をポッカリと開けっ放しにしているのが、第二王女のキャーリサ様だ」

風斬「す、すごい・・・・・・本物の王女様が、こんなに・・・・・・」

一方通行「ふン、あの黒髪の女、妙に鼻につくな・・・・・・って、おい。
     お前は何フレンドリーに手ェ振ってンだ」

ガブリエル「dfjggjvlvm,lw久々ujjgriiegvk」フリフリ

キャーリサ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・母上。
      こんな朝早くから叩き起されて宮殿に来いなんて言われたから何事かと思ったが・・・・・・、
      これは一体どーいう状況なの」

エリザード「朝早くって、もうすぐ八時だぞ。 王女たるもの、その時間帯には既に
      国民に笑顔を与えるためのお化粧も済ませておかないと―――」

キャーリサ「そんなことはどーでもいいの!!! 何であんなのがここにいるんだ!!?
      また戦争でもおっ始める気なの!? ありゃ本物の大天使じゃねーか!!!」ギャーギャー

一方通行「ちょっと前のあンたと同じリアクションしてやがる」ケケケ

騎士団長「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・天使を知る以上、あれが普通の反応だと私は思うがな」

リメエア「全く、お客人の前であんなはしたなく騒ぎ立てるなんて・・・・・・前代未聞だわ。
     それにしても・・・・・・へぇ、これが本物の大天使ねぇ。 触ってもいいのかしら」

ガブリエル「cjgjgjlfgm歓迎mgjgjojemm」

一方通行「気ィつけなァ。 あンま友好的な態度取ると、そいつ抱きついてくンぞ」クカカッ

リメエア「それはそれは、随分とフレンドリーな天使なのね。 よろしく大天使様。
     英国第一王女のリメエアと申します」スッ

ガブリエル「mv,grgiolm宜敷jgjrggjgmxa握手vmveorgiuhishvsj」ガシッ

395 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/23(土) 03:53:56.44 ID:XRsaB6Qo
キャーリサ「・・・・・・天使と握手を交わす姉上のがよっぽど前代未聞だろーが。
      英国創立以来の大事件なのこれは・・・・・・」

ガブリエル「mooplsvml握手vgjrijhodhjl」ズイッ

キャーリサ「きゃあっ!? きゅ、急に近付いてくるな化物!! は、母上、このよーな事態を―――」

エリザード「だーかーら、私が今から説明するから聞けと言うのに・・・・・・――――」






リメエア「あなた達が連れてきたのかしら?」

風斬「は、はい! 突然ですみません。 あのー・・・・・・リメエアさんはその、護衛の方々とかを
   引き連れてたりはしないんですか? さっきも一人で来てたみたいですけど・・・・・・」
   
リメエア「他人を従わせるですって? ああ、いけません、いけません、そのようなこと・・・・・・」

風斬「?」

エイワス「英国王女も三者三様、ということだよ、風斬氷華。
     彼女は、彼女を知る者に、信頼を預けないというスタンスなのだろう」

リメエア「あらあら、なかなかに聡明なお方なのね。 概ねその通りだわ。
     クーデター後は少し考え直そうかとも思ったけれど、やはり私はこの方が落ち着くもの」

一方通行「自分を知る者に対しては常に疑ってかかる、か。 見方が変わったぜ王女サマ、
     そォいうの嫌いじゃねェ」

エイワス「昔の自分を見ているようで、か?」

一方通行「殺すぞ」

リメエア「・・・・・・あなた、面白いわね。 他国の者からそのような事を言われるなんて思わなかったわ。
     それに、見た目もウサギさんみたいでとても可愛らしいじゃない、気に入ったわ」クスクス

一方通行「う、ウサギだとォ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!!?」ワナワナ

風斬「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・それ、いいかも」ボソ

エイワス「レベル5の第一位も、英国王女にかかればウサギ、か。 ふふふ、興味深いよ」

一方通行「く、クソッタレどもが・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」ビキビキ

396 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/23(土) 03:55:01.35 ID:XRsaB6Qo
エリザード「―――と、いうわけで、今はヴィリアン達の帰りを待っているということだ。
      理解できたか?」

キャーリサ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

ガブリエル「―――――」シャカシャカ

キャーリサ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あの妙な動きは何なの」

騎士団長「なんでも、争いの意思がないということを表している踊りだとか」

キャーリサ「ワケがわからん・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」ハァー

騎士団長「心中、お察しします」

ガブリエル「mvjeorgjov第二mvjrgjriej段階iotyivkbnk突入jfmvj」シュババババババ

キャーリサ「あーもう鬱陶しーな!! もーわかった、理解したからやめてくれ!!
      てゆーか動きが速すぎて踊りかどーかもわかんなくなってるし」

ガブリエル「mbmhmro感謝cvnigihrm」ピタッ

エリザード「はっはっは、わかってくれたか! しかしどうだろう、
      こうして見ると天使もなかなかユニークで可愛らしいとは思わないか?」

キャーリサ「母上には敵わんな、ったく・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

騎士団長「全くですね・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

ガブリエル「khorgeogj友好nvihgiergk条約nfwfhiwegjik証nfigr,」ムギュ

キャーリサ「んなっ!? 抱きつくな化物!! こらっ、おい・・・・・・!!」ジタバタ

エリザード「ははは、どうやら懐いてしまったようだな。 良かったじゃないかキャーリサ、
      本物の大天使とこんなにお近づきになれることなんて、もう永遠にないぞ」

ガブリエル「――――――」チラッ

騎士団長「あ・・・・・・私には抱きつかなくても結構。 もう十分君の気持ちは伝わったので」ゾクッ

キャーリサ「騎士団長、てめぇ・・・・・・」グッタリ

397 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/23(土) 03:56:52.67 ID:XRsaB6Qo
エイワス「そちらの方は片付いたのかな? エリザード」

エリザード「あぁ、キャーリサも"快く"受け入れてくれたよ」

キャーリサ「女王流のギャグか? そりゃ」


リメエア「ねぇねぇ母上、姉上。 この子、とってもウサギさんに似ているとは思わないかしら?」

一方通行「おいてめェいい加減にしやがれ!! 俺のどこにウサギの要素があるってンだァ!!?」

風斬「ありますよ一方通行さん! 赤い眼に白い髪、そして女性も羨むその純白の肌!
   それにウサギさんって可愛いし、いいこと尽くめじゃないですか!」

一方通行「誰か臼と杵を用意しろ、この眼鏡二匹をペッタンペッタンしてやる」

エイワス「ノリノリじゃないか一方通行。 それに兎が餅つきとは・・・・・・ロマン溢れるな。
     "今昔物語"辺りから語られているこの伝説は、とある仏教説話から発祥したという
     事実を知っているか? そもそもこの伝説はただ兎が餅をつくだけの話ではなく―――」

一方通行「てめェは黙ってろォ!!!」

キャーリサ「・・・・・・お前らか、こんなのを引き連れてきた元凶は。 とんだ迷惑なの」

一方通行「はっ、その割にゃ抱きつかれてもあンま抵抗しなかったじゃねェか。
     さっき少し見たぜ、英国王女サマとお友達になれてよかったなァ、ガブリエル」

ガブリエル「mvjgjjjvmvs嬉々gveorigjjbb」

キャーリサ「冗談じゃないの、早いとこお月様の元へ帰ってよねウサギちゃん」

一方通行「そォしてェとこだなァ、あンま長居すると第二王女サマの"ケバい"のが
     伝染してお肌が荒れちまう。 おまけにそのボンテージみてェなドレスも
     どォかと思うがな。 年甲斐もなく誘ってやがるンですかァ?」

キャーリサ「・・・・・・攻城戦用移動要塞・グリフォン=スカイ百機を行使。 手動判断能力を実行。
      全兵器の破壊力を『対ウィンザー城攻略レベルで固定せよ』。
      私が微妙に気にしてたことをベラベラ喋った愚行、後悔させてやるし」

騎士団長「落ち着いてくださいキャーリサ様。 今、上空にグリフォン=スカイなどありません。
     (気にしてたのか・・・・・・・・・・・・・・・・・・・)」

398 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/23(土) 03:56:56.04 ID:P6qTYzgo
和むわぁ・・・

399 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/23(土) 03:58:04.89 ID:XRsaB6Qo

コンコン

護衛騎士B「失礼します、ヴィリアン様がお帰りになられました」

ガチャ

騎士団長「私が出迎える、お前、部屋の中は見るなよ」ボソ

護衛騎士B「は・・・・・・。 な、何やら盛り上がっているようですが・・・・・・」

騎士団長「気にするな、他の騎士たちも下がらせ、別室で待機しておけ。
     緊急会議が始まる」バタン

護衛騎士B「りょ、了解です」



風斬「ふ、二人共ケンカはやめましょうよ~」オドオド

一方通行「オマエだって便乗してンだろォが風斬!! 人をウサギ扱いしやがって!!」

キャーリサ「何が不満なの。 ウサギのイメージのおかげでその悪人面が
      ちょっとは和らぐってものだろう」ケラケラ

一方通行「いかにも何か企ンでます、的なツラしてるオマエにゃ言われたくねェよ」

リメエア「はぁ・・・・・・、我が妹ながら呆れるわね。 子供っぽい」

エイワス「ふふ、喧嘩するほど仲が良いというではないか。 この二人の状況が
     まさに当て嵌るぞ」ハハハ

ガブリエル「―――――」ムスッ

エリザード「やれやれ、私も長年ここに住んでるが、こんなに愉快な王室は初めてだな」




騎士団長「失礼、第三王女ヴィリアン様がお戻りになられました。
     ヴィリアン様、どうぞこちらに・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」ガチャ

ヴィリアン「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」ポカーン

アックア「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・夢でも見ているのか、私は」

400 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/23(土) 04:01:17.28 ID:XRsaB6Qo
リメエア「あらあら、お帰りなさいヴィリアン。 パーティはいかがだったかしら?」

エリザード「おぉー、戻ったか二人共。 おい、お待ちかねのウィリアムだぞ君達」

ヴィリアン「あ、あの・・・・・・この方達は・・・・・・?」

エリザード「おや、騎士団長から聞いてないのか?」

騎士団長「申し訳ありません・・・・・・。 口頭で説明するよりも、見てもらったほうが早いかと」

風斬「あ、ヴィリアンさんとウィリアムさんが帰ってきてますよ! もう二人共ケンカはやめてください!」

一方通行「ちっ」

キャーリサ「ふんっ」プイ

アックア「見紛うことなど無いのである・・・・・・、貴様、ミーシャ=クロイツェフ・・・・・・!!」

ガブリエル「vmorhjfm同属性nbfohojl保持者vrgjojelh」ヤッホー

アックア「どうなっているのだ、何故大天使がロンドンに?」

エリザード「まぁまぁ、何度も同じ説明をするのも面倒だ。 ここらで一旦落ち着いて、
      ちゃんと話し合いの場を設けようではないか」

騎士団長「この部屋でいいですよね? すぐに用意いたしますので少々お待ちを」タタッ

風斬「は、初めましてヴィリアンさん! 風斬氷華と申します」ペコペコ

ヴィリアン「あ、はい・・・・・・初めまして、英国第三王女のヴィリアンです・・・・・・」ペコ

キャーリサ「ふん、客人の前なんだからもっと堂々としてりゃいーものを・・・・・・」

一方通行「第三王女のほうがよっぽどお姫様してるじゃねェか」ケケケ

キャーリサ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ッ!!」ギロリ

風斬「あぁ~・・・・・・もうっ」

401 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/23(土) 04:04:19.65 ID:XRsaB6Qo
こうしてバッキンガム宮殿の王室にすべての役者は揃った。

王室の中央には部屋を割るように長方形のでかい机が置かれている。騎士団長が用意した物だ。

まず部屋の一番奥に英国女王エリザード、そして左側に彼女が呼んだ第一王女リメエアと第二王女キャーリサ、
ウィンザー城より戻った第三王女ヴィリアン。
ヴィリアンの左隣の席には護衛として一緒に戻ってきたウィリアム・オルウェル、その更に左隣には騎士団長が座っている。


そして向こう側、エリザードの右側には天使同盟の一員たちがいた。
リメエアの正面に一方通行、その右側にガブリエル、風斬氷華、エイワスと続いている。


雑務は全て騎士団長が引き受けていた。本来『騎士派』のトップである彼はそのような事をする立場ではなく、
宮殿に務めている一般騎士やメイド達が行うものなのだが、エリザードと騎士団長で話し合い、
この部屋に居る者以外の人間は全て別室に下がらせてある。

今から話し合う話題について、天使云々の事情を知らぬ者が聞いたら混乱と誤解を招いてしまうからだ。


「な、なんだか予想以上にすごい展開になっちゃいましたね・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」


ボソボソと風斬がエイワスに話し掛ける。AIM拡散力場の集合体である彼女も、やはり一般的な感情は持ちあわせているようだ。
イギリスの王族の面々を目の当たりにして、緊張を隠せないでいる。

「いつも通りの面持ちで佇んでいればいいのだよ。 我々は客人なのだからな。
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・まぁ、これだけの面子が集まっているのだからから無理もないか、我々が言える立場ではないが」

と、いつも通り過ぎる様子でクスクスと笑うエイワス。

402 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/23(土) 04:05:35.92 ID:XRsaB6Qo


「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」


一方通行はというと、さっきからリメエアの隣にいるキャーリサの顔を睨み殺さん勢いで見つめていた。
キャーリサも、ジトーっと一方通行を睨み返している。リメエアも二人の様子に気付いていたが、完全無視を決め込んでいた。

ヴィリアンは天使同盟の面々をどこか恐れているような目で見ていた。まるで木の影から肉食獣の様子を伺っている小動物である。
特にエイワスとガブリエルに対しては明らかに警戒していた。無理もない、二人は身体がボンヤリと発光しているのだ。
どう考えても人間には見えないし、事実『天使同盟』に人間は今のところ一人しかいない。

ウィリアムは固く目を閉じ、何かを考え込んでいるのかずっと黙りこんだままだった。
その隣にいる騎士団長の顔には、早くも疲労の色が伺える。

しばらく沈黙の続く王室だったが、


「それじゃ、大体の事を説明してもらおうかね。 さっき帰ってきたばかりのヴィリアンとウィリアムは
 特によく聞いておいて欲しい」


エリザードがその沈黙を破る。
一方通行とその一行は第三次世界大戦から帰った後の流れを事細かく説明した。
天使同盟。『神の力』の存在。自分たちがここに来た理由。


説明を終えると、まず最初に口を開いたのはウィリアムだった。

403 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/23(土) 04:07:10.37 ID:XRsaB6Qo
アックア「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・把握した。 それで元『神の右席』所属の私に会いに来たというわけか」

一方通行「そォいうこった。 それにしてもオマエはそこまで取り乱したりしないのな。
     仮にも本物の大天使だぞこいつ」

ガブリエル「mjghgvsdfi平気jvieghivns」

アックア「初見は目眩を起こしそうになったが・・・・・・、なんというか、ある程度予想がついていたのである」

一方通行「どォいうことだ」

アックア「ロシアでのミーシャとの戦い・・・・・・何か違和感を感じていたのである。
     どう言えばいいのか分からんが・・・・・・あの時はあまりにも呆気無さ過ぎた気もする」

風斬「そうだったかな・・・・・・、あの時私はとにかく必死だったからわかりませんけど」

一方通行「疑ってるわけじゃねェが一応確認しておきてェ。 オマエの封入術式とやらは成功してたンだよな?」

アックア「それは確実に成功していた、保証する」

キャーリサ「じゃなきゃ人間の手で天使を倒せるワケがないの、倒せてなかったんだけど」

リメエア「・・・・・・なら、他にあるんじゃないかしら。 天使の生存の原因は」

エリザード「天使の存在を繋ぎ止めているのは・・・・・・、いわゆる儀式場、じゃないか?」

エイワス「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

一方通行「儀式場にある『門』を司る柱・・・・・・だったか、あれは三下が破壊したって聞いたがな」

エイワス「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

ヴィリアン「あ、あの・・・・・・三下って・・・・・・?」

一方通行「・・・・・・上条当麻。 ツンツン頭の東洋人だ、あいつイギリスに来てたらしいが会ってねェか?」

ヴィリアン「あ、あの方でしたか (三下って・・・・・・酷い言われようだなぁ)」

404 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/23(土) 04:08:39.83 ID:XRsaB6Qo
リメエア「その柱を破壊したにも関わらず、天使が今もこうして存在してるなんて。
     答えはもう決まったも同然じゃない、考えるまでもないわ」

一方通行「三下の野郎がしくじった、ってかァ?」

キャーリサ「他の誰かが天使を再召喚したという可能性は無いの?」

アックア「それならば各魔力結社がすぐに感づくのである。 今のところそのような報告はないが」

風斬「で、でも待ってください。 彼が『門』の破壊をし損ねたとしても、ベツレヘムの星は崩壊、墜落しています。
   その衝撃で柱は壊れちゃうのでは・・・・・・?」

騎士団長「それに関しては十字教三大勢力の連合による捜索隊が北極海へ派遣されていたからわかっている。
     ベツレヘムの星は完全に崩壊、跡形も残ってなかったとの報告が提出されている」

一方通行「ンじゃガブリエルがここにいることの説明がつかねェじゃねェか。 今さら偽物でしたとか言うなよオマエ」

ガブリエル「gortiogkeg正真mhitihergjel正銘rijymlvv,天界bvg9ighhj者cmHIUSvjgjiorg」

風斬「じゃあどうして・・・・・・?」

リメエア「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・そのベツレヘムの星が完全に崩壊した、というのがどうも引っかかるわね」

騎士団長「入念に捜索した結果です、確かだとは思いますが」

リメエア「いえいえ、それ自体を疑っているわけじゃないのよ。 ただ私は実際に見ていないのだけれど、
     ベツレヘムの星ってとても大きな要塞なのでしょう?」

アックア「移動用モノレールや倉庫代わりのコンテナが備えられているほどの大きさです。
     このバッキンガム宮殿がいくつも収められるほどの」

リメエア「ええ、ええ、そうでしょう? なのでもしかしたらなのだけれど・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」



リメエア「儀式場を含む一部の要塞は、墜落していないんじゃないかしら」



一方通行「!!」

アックア「むぅ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・なるほど」

エイワス「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ふふ」

405 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/23(土) 04:10:38.74 ID:XRsaB6Qo
風斬「あの・・・・・・それってどういう・・・・・・」

エリザード「つまり儀式場も含む要塞の欠片は、まだ一万メートル上空をふわふわお散歩している、と?」

キャーリサ「そうだとしたら、天使の生存も説明がつくの」

一方通行「そこに三下が破壊しそこねた『門』の柱もあるとしたら・・・・・・。 ・・・・・・!!」

風斬「空って・・・・・・そういえば一方通行さん」

一方通行「あァ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・、ガブリエルのやつ、たまに空を見上げちゃボーっとしてる時があったな」

ガブリエル「―――――」

リメエア「あらあら、それはもう決定的ではありませんか」

風斬「じゃあ儀式場は・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

一方通行「ほぼ間違いねェ、上空に浮かんでやがるンだ」

ヴィリアン「あ、あの、でも・・・・・・・・・・・・・・・・・・・一部だけを残して浮遊する、なんてことが出来るのでしょうか?」

アックア「あの空中要塞には様々な術式が施されています。 強力な防御術式や、浮遊させるための術式も・・・・・・。
     それの効果がまだ星の欠片には残っていると考えるべきでしょう」

一方通行「マジかよ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・クソめンどくせェ・・・・・・」

キャーリサ「でもそれならすぐに発見出来るはずだし。 上空一万メートルとはいえ、存在してるんだから」

風斬「た、確かに。 衛星カメラとかで見つけられそうですよね」

一方通行「魔術ってのは・・・・・・ステルスみたいな効果が出るようなもンはあンのか?」

406 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/23(土) 04:12:37.34 ID:XRsaB6Qo
アックア「対象を不可視の状態に出来るような術式はあるが・・・・・・ベツレヘムの星にそのような術式は
     使用されていないはずなのである」

リメエア「"誰か"が後から迷彩術式のようなものを施した可能性もあるわね」

エリザード「まとめると・・・・・・、
      ベツレヘムの星は儀式場を残した欠片がまだ上空を飛んでいる。
      『門』の柱も全てが破壊されたわけではない。
      そしてその"星の欠片"に迷彩術式のようなものが施されている。
      ざっと、こんなところだな」

一方通行「なンでわざわざステルスみたいな魔術を施すンだ・・・・・・、誰が何のために」

ガブリエル「―――――」

エイワス「無意味に行なったわけではないだろうな。 その者にとって必ず必要なことだから
     ベツレヘムの星を隠蔽したのだろう」

ヴィリアン「・・・・・・天使本人なら、今どこにあるか分かるんじゃないでしょうか」

一方通行「おォ、そォだよ。 つかそっちについても聞きたかったンだ。
     だからオマエに会うためにわざわざ日本から飛ンで来たンだよ俺達は」

アックア「そうだったな、お前たちは私に用件があると聞いている」

一方通行「こいつの・・・・・・ガブリエルの言ってることがわかるかどォかオマエに聞きてェ。
     さっきも聞いただろうが、こいつの声には変なノイズも混じってるし要領を得ねェンだ」

ガブリエル「―――――」

アックア「なるほど・・・・・・、私がかつて『神の力(ガブリエル)』を司る者だったから、
     私ならこの天使の言語を理解できるのではないか、と」

一方通行「あァ、エイワ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ドラちゃんも少しは理解できるみてェだが、
     肝心なところはわかンねェンだろ?

エイワス「そうだな。 あまり複雑な言葉になると私でも理解出来んよ」

アックア「把握した、が・・・・・・・・・・・・・・・・・・・すまないがそれは私にも分からん」

一方通行「」

407 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/23(土) 04:18:05.61 ID:XRsaB6Qo
風斬「や、やっぱりダメですか・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?」

アックア「私はロシアで封入術式を行った際、『神の右席』としての力はおろか、
     聖人としての力も失ってしまった。 今の私はただの"人間"である」

一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・マジかよ」

アックア「それに例え『神の右席』としての力が残っていたとしても、
     人間である私には天使の言語は理解出来ないのである」

一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・そォかよ。 まァそォだよな・・・・・・」

アックア「力添えが出来なくて申し訳ないのである」

一方通行「いや、構わねェよ。 こっちも無理を言っちまった」

ガブリエル「―――――」

風斬「天使さん、さっきから元気が無いみたいですけど・・・・・・大丈夫ですか?」

ガブリエル「yjiitijfjb無問題nehgrtegij」

一方通行「これでまた振り出しだなァ」

エイワス「その割にはあまり落胆していないようにも見えるが?」

一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・何が言いてェンだ」

エイワス「いや、何でもないよ。 ふふ」

エリザード「だが重要な手掛かりも得たじゃないか。 ベツレヘムの星の件については」

風斬「そうですね、全くの無駄足だったってわけじゃありませんよ。
   だから一方通行さんも天使さんも、元気だしてください」

一方通行「俺は落ち込ンで無いっつゥの」

エリザード「とりあえず、こんなもんでいいかな?」

一方通行「あァ、俺はちょっと部屋に戻るわ」

エイワス「私も退席させてもらおう、二人はどうするかね?」

風斬「あ、せっかくですし、もっと皆さんとお話したいなぁーと・・・・・・」

アックア「私たちは構わないのである」

一方通行「じゃ、また後でな」

408 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/23(土) 04:20:29.38 ID:XRsaB6Qo
――バッキンガム宮殿・客室


一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

エイワス「あまり良い手掛かりを掴めなかったにしては、そんなに落胆はしていないようだな」

一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・風斬とガブリエルは?」

エイワス「別の部屋で王女達と戯れているんじゃないか? 天使と人間の戯れ・・・・・・、
     興味は無いとは言わんが、わざわざそこに参加するほど価値は無いな」

一方通行「オマエの行動原理は全部興味と価値で決まってンのかよ」

エイワス「ふふふ、何を今更」

一方通行「まァ、情報については仕方ねェだろ。 人間に相談してる時点であの結果は決まってた」

エイワス「分かっていてロンドンに来たと?」

一方通行「・・・・・・どォだか。 それよりオマエに聞きてェンだが・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
     まさか全部知ってて俺達に着いて来てるンじゃねェだろォな?」

エイワス「質問の意味が理解出来ないのだが」

一方通行「ほざけ。 ベツレヘムの星の欠片が存在していることだよ。
     オマエは既に知っていたンじゃねェのか」

エイワス「まさか。 知っていたら私は私で既に単独行動を取っているだろう。
     ・・・・・・仮に、知っていたとしたらどうすると言うのだ?」

一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・オマエから全て聞き出すに決まってンだろ」

エイワス「それは面白い。 だが私がそれを拒否したらどうする?」

一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

409 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/23(土) 04:22:39.42 ID:XRsaB6Qo
エイワス「おや、おかしいな。 君なら『てめェをぶちのめしてでも吐かせてやる』、
     くらいは言いそうなものだが?」

一方通行「・・・・・・ちっ」

エイワス「今の君なら私を叩き伏せ、無理矢理にでも情報を吐かせる事くらい出来るかもしれんぞ?
     まぁもっとも、私も私で果たすべき目的が出来てしまっているからな。 そうなった場合は
     抵抗させてもらうが」

一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

エイワス「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・やはり空港で君が言ったことが、本音なのかね?
     『神の力』に関する問題が解決できなくても良いと思い始めている、という気持ちが」

一方通行「・・・・・・ンなわけはねェ。 あンな化物、消せるンならさっさと消してェに決まってる」

エイワス「今の言葉を彼女たちの前で言えるかね?」

一方通行「俺を試そうってのかてめェ」

エイワス「気を悪くしたのなら詫びよう。 だが今の私はこうして一対一で会話するということ自体に
     価値を見出しているからね。 無意識に会話を続けようとしているのかもしれない、ふふふ」

一方通行「クソッタレが・・・・・・いちいち癇に障る野郎だ」

エイワス「くく・・・・・・そうやって嫌悪されるということも今まで無かったからね。
     君が初めてだよ、一方通行」

一方通行「とンだマゾ太君ってわけかよオマエは」

エイワス「アレイスター以外の人間と会話をしたのは君が初めてなのだよ。
     しかもアレイスターに関しては、私が必要な知識を与えるというだけのもので、
     このような人間と人間が交わすような会話などしたことがない」

一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・だからどォした」

エイワス「『ドラゴン』がどのような物なのか分からないまま追い求めてきた君に興味を持ったと言ったね。
     そして私は君に接触した。 自らの意志でね」

410 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/23(土) 04:23:54.75 ID:XRsaB6Qo
エイワス「私は、君に出会えて良かったと思っているよ」

一方通行「・・・・・・はァ?」

エイワス「君が私を追い求め、出会い、ヒューズ=カザキリとも接触し、天使同盟が発足するのを見て、
     私は色々考えるようになった。 今まで考える価値がないと思考を放棄していた事象も含めてね」

一方通行「『ドラゴン』がてめェみてェなヤツだって知ってたら追い求めたりしてねェよボケ」

エイワス「ふふ、かも知れないな。 しかし一方通行、私自身も信じられなかったが・・・・・・
     これだけははっきりと言える」

一方通行「・・・・・・?」





エイワス「私は君達と過ごしているこの時間が、とても楽しいよ」





一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

エイワス「まだ一日も経ってないがな、確信が持てるほどだ。 この先も間違いなく楽しいに違いない。
     私にこのような感情があったことが驚きだが、その感情にこそ価値があると思うのだ」

一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・そォかよ、そりゃ良かったですねェ」

411 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/23(土) 04:24:44.69 ID:XRsaB6Qo
エイワス「君のおかげと言ってもいいだろう。 君がいなければ天使同盟は発足されなかったし、
     私がこうして堂々と人前に出ることも無かっただろうな」

一方通行「俺のおかげっていうか、俺が"原因"が正しい言い方だぜ。 俺のせいでてめェみてェのが出てきちまったンなら」

エイワス「ふふ、手厳しいな、だがこれもまた一興。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
     一方通行、君には感謝しているよ」

一方通行「よせ、気色悪い」

エイワス「一方通行、こういう状況を何と言うか君は知っているか?」

一方通行「?」






エイワス「フラグ、というのだよ。 ふふふふ」

一方通行「本気でぶち殺すぞてめェェェェ!!!!!!!!」ゾワッ

412 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/23(土) 04:26:28.81 ID:XRsaB6Qo
エイワス「おやおや、どうしたと言うんだ。 ミーシャ=クロイツェフともフラグが立っていると
     ヒューズ=カザキリが言っていたではないか。 そしてそのヒューズ=カザキリとも
     僅かだがフラグが立ちつつないかな? ふふ、両手に花だな一方通行」

一方通行「見事にぜェんぶ人外じゃねェか!! 冗談じゃねェぞ!! 一兆歩譲って風斬は良いとしても、
     ガブリエルは勘弁しやがれ!!!」

エイワス「これは酷い事を言う。 彼女が聞いたら悲しみの余り、空から星の涙が流れるかもしれんな」

一方通行「ちっともギャグになってねェンですけどそれ」

エイワス「これはギャグとは違うのか・・・・・・・・・・・・・・・・・・・把握した。
     そして一方通行の攻略ルートに私も加わるというわけだ」

一方通行「頭の中の三角柱がバグってンじゃねェのかァ!!? 何でてめェまで入ってきやがる!!
     つか攻略ルートって何でギャルゲー用語をてめェが知ってンだよォ!!!」

エイワス「三人の人外に振り回される主人公、一方通行。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ふむ、
     一部には需要がありそうだが?」ククク

一方通行「お前らに振り回されたら一瞬で肉塊になっちまうわァ!!!
     つか仮にお前を攻略しちまったら俺がソッチの人だと思われるだろォが!!」

エイワス「? ソッチの人とは?」

一方通行「俺はあいにく、同性愛に興味は無いンですゥー」

エイワス「おかしなこと言う。 なぜ私を攻略することが同性愛に繋がる?
     私が一度でも男だと言ったかな?」

一方通行「え・・・・・・・・・・・・・・・・・・・? オマエ、女なのか?」

エイワス「ふふふ、さぁて、どっちだろうな? 君の望む性別になってもいいぞ。
     何せ私には変形機能が―――」

一方通行「すンまっせェン!!! バケツか何か持ってきてもらっていいですかァ!?
     俺もォ吐きそォなンですけどォ!!!!」

435 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/25(月) 07:40:28.28 ID:YkOGfT2o
エイワス「遠慮するなよ、一方通行」

一方通行「近寄るンじゃねェよふたなり野郎がァ!! マジでもォほんと勘弁してください」

エイワス「君でも照れたりするのだな、第一位。 俄然興味が湧いてきたよ」

一方通行「照れてねェから!!! 恐怖してるンだよクソボケ見てわかンねェのか!!?
     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・はァァ、くっだらねェ」ゲンナリ

エイワス「そのくだらなさにこそ、価値があるのだよ」

一方通行「そりゃオマエだけだっつゥの・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」






エイワス「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ところで、話題が変わってしまうが構わないか?」

一方通行「あァもォ喜んで。 是非変えてください」

エイワス「学園都市がミーシャ=クロイツェフを放置している件についてだ」

一方通行「! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・オマエは何か知ってンのか」

エイワス「さて、詳しいことはあまり・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ただ、天使に関することで
     あまり事を荒立てたくはないようだな、アレイスターは」

一方通行「アレイスター・クロウリー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

エイワス「学園都市の人間にも、外の世界の人間にも、学園都市に天使がいると
     知られるのはアレイスターにとって不利でしかないのだよ」

一方通行「ヤツの『プラン』とやらか」

エイワス「その通りだ、アレイスターが進めている『プラン』。 どのようなものかは知っているか?」

436 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/25(月) 07:42:13.37 ID:YkOGfT2o
一方通行「内容は知らねェよ。 ・・・・・・ただ、俺がそのクソみてェな計画の
     『第一候補(メインプラン)』として組み込まれていることは知ってる」

エイワス「ふむ。 ではアレイスターの『プラン』は同時並行で進んでおり、
     仮にプランが何らかの原因で遂行困難になってしまった場合でも、
     並列する別ラインに軌道を乗せ換え、再び元のプランに戻す。
     と、いったやり方を行っているということは?」

一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・どっかのメルヘン野郎がほざいてた気がすンなァ」

エイワス「そうか。 アレイスターの『プラン』には現在、
     二つの『許容範囲外のイレギュラー因子』が存在している」

一方通行「・・・・・・今言ったやり方でも修正不可能なほどの因子なのか?」

エイワス「そうだ、一つは"浜面仕上"の存在。 彼はアレイスターのプランだと
     暗部の組織同士が抗争を起こしたあの日、死んでいなければならなかった存在だ」

エイワス「だが彼はあの抗争を生き延び、あろうことかレベル5の超能力者を単独で撃破している。
     アレイスターのプランにそのような"イベント"は組み込まれていない」

一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・もう一つは?」

エイワス「『神の力』、ミーシャ=クロイツェフの存在だ。 彼女は第三次世界大戦で
     右方のフィアンマによって召喚され、最後はどちらかの勢力によって撃破されていなければ
     ならなかった。 だが・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ガブリエルは今も生きてる」

エイワス「そう、しかも浜面仕上などとは比べ物にならんほど厄介な障害としてな。
     だからアレイスターは秘密裏にミーシャ=クロイツェフを抹消しようと事を企てている」

一方通行「・・・・・・!! 薄々わかっちゃいたが、やっぱりそォか・・・・・・」

エイワス「だが君はミーシャ=クロイツェフやヒューズ=カザキリと共にこうして過ごせていれれば
     それでいいという考えも生まれているだろう。 だがそれはいずれ、アレイスターによって
     粉々に砕かれる運命なのだよ」

一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

エイワス「君はもっと、アレイスターの『プラン』を崩壊させる事に積極的でなければならないということだ」

437 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/25(月) 07:43:41.86 ID:YkOGfT2o
一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・だが、例えアレイスターのクソ野郎でもそう簡単に
     ガブリエルを消せるとは思えねェ」

エイワス「そうだな、事実、彼も苦悩しているようだったよ。 ふふ」

一方通行「あンなやつの計画なンざ、興味は無ェな」

エイワス「君が『プラン』に立ち向かうことで、ミーシャ=クロイツェフや
     ヒューズ=カザキリ、そして打ち止め達に何らかの危害が及ぶのを恐れているのか?」

一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

エイワス「ふふふ・・・・・・、君は守るべき者が増えすぎてしまったようだな」

一方通行「うぜェぞてめェ」

エイワス「言っておくが私には期待しないでくれたまえよ。 私はあくまでアレイスターの『プラン』が
     崩壊した先の未来が見てみたいだけだ。 こうして君にアドバイスのようなことをしているだけでも
     割とギリギリなのだよ。 ふふ、"傍観者"という立場からは逃れられない運命なのかな。
     あぁ、打ち止め含む妹達はまた別だが」

一方通行「最初からオマエにそンなもンは期待してねェ」

エイワス「結構。 だが・・・・・・そうだな、先程の話でも出た感謝への恩返しとして、
     私から君たちへプレゼントを贈ろうと思うのだが、いかがかな?」

一方通行「なンだァ? サンタクロースよろしく、プレゼント箱にリボンでも添えて贈ってくれンのか」

エイワス「プレゼントであることに間違いは無いが、"アレ"にリボンが似合うかと聞かれれば疑問が湧くな」

一方通行「あァ?」

エイワス「アレイスターの『プラン』に異様なほど執着していた――――― !?」バッ

一方通行「? どォした?」

438 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/25(月) 07:45:13.51 ID:YkOGfT2o
エイワス「――――ふむ、成程そう来たか、私からのgirgcs波を遮断して彼irgirを保護dnefhgと」

一方通行「あ? なンだってンだよおい」

エイワス「ふふ、流石に速いなアレイスター。 もう気付かれてしまうとは」

一方通行「アレイスターだと? さっきから何ブツブツ独り言を―――」

エイワス「申し訳ない一方通行、私は一度、学園都市に戻るよ」

一方通行「なンだと?」

エイワス「こちらで進めていた準備・・・・・・とでも言っておこうか。 それに支障が出てしまった」

一方通行「戻るってこたァ、またここに来るのかよ?」

エイワス「そのつもりだが、寂しいのかね一方通行?」

一方通行「二度と戻ってくンな、出来ればどっかの旅客機と衝突して消え去れ」

エイワス「ふふ、照れるなよ。 では皆によろしく伝えておいてくれ。
     戻ってきた際には恐らくだが・・・・・・プレゼントも一緒だろう」

一方通行「さっさと消・え・ろ」

エイワス「では一旦失礼する」


そう言うと、エイワスは音も無く客室から消えていた。恐らく今頃は空を音速以上の速度で移動しているか、
空間移動のようなものでも使えれば、もう学園都市に戻っているだろう。


一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・『プラン』、か・・・・・・」

一方通行「積極的になれったってなァ・・・・・・」ポリポリ


エイワスとの会話で精神的疲労を感じた一方通行はベッドに寝転がり、惰眠を貪ることにした。

439 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/25(月) 07:46:33.57 ID:YkOGfT2o
――バッキンガム宮殿・客室




「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・おぉー、ぷぷっ、なかなかサマになってるの」

「あとはこれでフィニッシュね」キュポン





一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ン・・・・・・」モゾッ



「あ、あの・・・・・・さすがにそれは怒っちゃいますよ・・・・・・」

「とか言いつつお前だって止めないだろーが」

「完成図を見たくないの?」

「そ、それは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・、ちょっとだけ」ボソッ

「そーそー、素直が一番なの」

「それじゃ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」スーッ


一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ンゥ・・・・・・、・・・・・・あン?」パチッ


キャーリサ「あっ」

リメエア「ちっ」

ヴィリアン「あ、お、おはようございます・・・・・・・・・・・・・・・・・・・って、そんな時間でも無いですけど」

一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・人の部屋で何やってンだお前ら」

キャーリサ「いつからここはお前の部屋になったの」

440 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/25(月) 07:48:12.67 ID:YkOGfT2o
一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・今何時だァ?」

ヴィリアン「もうすぐ午後八時になります、・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あぅぅ」オドオド

一方通行「? なンだ?」

ヴィリアン「あ、いえ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

キャーリサ「ぷぷっ」

リメエア「うふふ」

一方通行「ンだよ気持ち悪いなオマエら・・・・・・・・・・・・・・・・・・・つか八時だと?
     九時間近く寝ちまったぜ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」ボー

リメエア「晩餐の準備が出来てるわよ。 良ければ貴方もどうかしら?
     あの子と天使は食べていくみたいだけど?」

一方通行「ン、そォか。 悪いな、ンじゃ貰おうか」

キャーリサ「食堂があるから、案内するの。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・くすっ」

一方通行「王女サマ三人に起こしに来てもらえるたァ随分贅沢な起床だぜ。
     ・・・・・・つかオマエらさっきから、なンか笑ってねェか?」

リメエア「いえいえ、まさか。 そんなそんな」クスクス

キャーリサ「気のせいじゃないか?」プルプル

ヴィリアン「私は笑ってませんよ? 本当に・・・・・・」オドオド

一方通行「いやどォ考えても笑ってンだろ。 俺の顔に何か付いてンのかよ」

キャーリサ「顔っていうか頭・・・・・・いや何でもないの」

リメエア「私、先に食堂に行ってるわよ」ガチャ

ヴィリアン「あ、わ、私も・・・・・・それじゃ待ってますね」パタン

一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・頭?」サワサワ

441 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/25(月) 07:49:49.94 ID:YkOGfT2o
キャーリサ「ぶふっ」

一方通行「あ!? ちょ、なンだコレ!! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・耳!?」ピョコピョコ

キャーリサ「あーっはっはっは!! もーダメ!! おっかしー!!!」ゲラゲラ

一方通行「これ・・・・・・バニーガールとかが着けてるヤツじゃねェか!! てめェ喧嘩売ってンですかァ!?
     しかもなンだこれ・・・・・・なかなか取れねェし!!」グイグイ

キャーリサ「あはははは! やめろやめろ、取ろーとするたびに耳がピョコピョコ揺れて・・・・・・
      可愛いなーあはははは!!」ケラケラ

一方通行「オマエらァ・・・・・・王女だからって調子に乗ってンじゃねェぞクソッタレが!!
     ・・・・・・くっそォ、無理矢理取ったらハゲそうだなおい」グググ

キャーリサ「無理に取る必要はないだろーに。 似合ってるよ『因幡通行(ウサミミレータ)』。
      ぷーくすくす!」ケラケラ

一方通行「おいィ・・・・・・知ってるかァ? ウサギって生き物はな・・・・・・性欲がハンパねェンだぞ、
     あまり俺を怒らせるとてめェのどす黒い『ゲート』にベクトルをぶち込む事になるぜェ?」

キャーリサ「くくく、そンな可愛らしいウサ耳付けたまま脅してきてもなー、あははは!」

一方通行「ちくしょォ・・・・・・つかなンでこンな物がバッキンガム宮殿にあンだよ・・・・・・」

キャーリサ「これで姉上がマジックペンで髭を書けてれば完璧だったし、ふふ」

一方通行「それやってたらマジで襲ってたぞオマエら」

443 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/25(月) 07:51:30.77 ID:YkOGfT2o
――バッキンガム宮殿・食堂


風斬「あ。 一方通行さん」

ガブリエル「jgirisefjgj御早mvogjoerjgo」

エリザード「あんた随分寝てたみたいだねぇ、お疲れだったのか」

一方通行「別に・・・・・・、あァー頭痛ェ、いろんな意味で」ヒリヒリ

リメエア「あらあら、取ってしまったのね。 凄く似合ってたのに」

一方通行「ちっ、ワンダーランドに連れてってやろォか」

ヴィリアン「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ふふっ」クス

一方通行「・・・・・・」ギロリ

ヴィリアン「あ、ご、ごめんなさい・・・・・・」ビクッ

騎士団長「ところで、ドラちゃん・・・・・・はどこへいった?」

アックア「(ドラちゃん・・・・・・? 今朝の不気味な発光生物の事か?)」

一方通行「あァ、なンか別件を思い出したとかなンとか言って学園都市に戻った、放っといていい。
     残念ながら後で戻ってくるらしいがな」

風斬「気になりますね、何なんでしょう?」

一方通行「なンか俺達の出会いに感謝とかトチ狂った事言い出してよォ、プレゼントを贈るとかってほざいてたな。
     アレイスターの首でも持ってきてくれるンじゃねェの?」クカカッ

風斬「プレゼント・・・・・・? ますます気になる・・・・・・」ウーム

ガブリエル「jbrojogjoht贈物mgjrohoh期待nvbjgejgo」ワクワク

エリザード「まぁそういうことなら仕方がないな、食事にしようか」

444 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/25(月) 07:54:04.68 ID:YkOGfT2o
風斬「このローストビーフ、すごく美味しい!」パクパク

一方通行「イギリス料理はクソ不味いって相場が決まってるもンだが・・・・・・これはまァまァだな」モグモグ

ガブリエル「mhrohjobmlb美味uyuicjmmb」ガツガツ

キャーリサ「天使と並んで食事を摂るなんて・・・・・・夢にも見なかったの」

リメエア「あらあら、貴重な経験だわ。 自慢できるわよ」

騎士団長「それで、君達はこれからどうするか決まったのか?」

一方通行「あン? あァ、さてどォすっかねェ」

風斬「うーん、とりあえずせっかくのロンドンですし、色々見て回りたいです」

ヴィリアン「それでしたら、明日私が案内しますよ、美味しい紅茶を出してくれるお店があるんです」

風斬「わぁ! 本当ですか? ありがとうございます~!」

ヴィリアン「・・・・・・天使様もよろしければどうですか? フードを被っていれば大丈夫でしょう」

ガブリエル「jfoepgbmnm是非bogopwugj」

445 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/25(月) 07:54:40.00 ID:YkOGfT2o

キャーリサ「正気なのお前・・・・・・」

アックア「まぁ私も同行しますし、問題はないでしょう」

一方通行「・・・・・・あァー、ウィリアムよォ。 天使とかに詳しいやつァいねェのか。
     魔術結社とやらの連中とか」

アックア「むぅ・・・・・・、私には心当たりが思いつかないのである」

エリザード「ローラのヤツとかどうだ?」

リメエア「あれはこの世で最も信用できない女ベスト3に入るでしょ、いけません、いけません。
     天使など連れていけば、何をされるか分かったもんじゃないわ」

キャーリサ「お前は誰か心当たりはないの?」

騎士団長「私ですか? ・・・・・・申し訳ないですが、天使ともなるとそうは・・・・・・」

446 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/25(月) 07:55:44.03 ID:YkOGfT2o
一方通行「まァ心当たりが無ェなら別にいいンだけどよォ」

キャーリサ「やる気が感じられないの。 まー無理もないけど」

風斬「わ、私は別に今のままでもいいと思ってますから!」

ガブリエル「btuyjlrmgh激bohothuo同意dhfhigj」

エリザード「呑気なもんだな。 まぁでも、いいんじゃないか?
      こんなに可愛らしい子達と一緒に過ごせて、男としては幸せだろう? このこのぉ」

一方通行「風斬はともかくガブリエルのどこが可愛らしいのか説明してくンねェかな」

風斬「え・・・・・・///」

ガブリエル「酷ddddddddddddddddddddddddddddd」ゴゴゴゴゴ

一方通行「ごめンさない、とてもキューティクルございますゥ」ヘコヘコ

騎士団長「天使の扱いに慣れているな・・・・・・これが第一位たる者か」

一方通行「いやこれと第一位は関係無ェよ」

アックア「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・む、」

一方通行「?」

アックア「サーシャ=クロイツェフなる者に面会を求めてはどうだろうか?」

リメエア「あぁ・・・・・・・かつてその身に『神の力』を宿したっていう?」

一方通行「誰だっけ」

風斬「ほら、ロシアの時にいた変わった衣装の女の子ですよ、金髪の」

447 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/25(月) 07:57:17.57 ID:YkOGfT2o
一方通行「あァーなンかいたなそンなの。 ・・・・・・そォか、まだ情報源は残ってたか」

アックア「彼女はロシア成教の『殲滅白書』に所属しているはずである」

一方通行「またロシアかよ・・・・・・メンドくせェ」

風斬「どうします?」

一方通行「ンー・・・・・・、オマエらに任せるわ。 行きたいンなら連れてってやンよ」

ガブリエル「―――――」

風斬「じゃあ行きましょうよ、ちょっとロシア連邦のその後の情勢も気になってましたし」

一方通行「あいよ・・・・・・」

風斬「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・一方通行さん、元気ないですよ? 具合悪いんですか?」

一方通行「問題無ェよ、ちょっと展開が早くて疲れかけてるだけだ」

エリザード「食事の後に風呂にでも入るといい、自慢の大浴場だ、すっきりするぞ。
      二人もどうだ? ここは一つ、裸の付き合いといこうじゃないか」ハッハッハ

風斬「あ、はい! じゃあお言葉に甘えて・・・・・・」

ガブリエル「uhotpjlvmlv湯浴jveuroh」

一方通行「悪いな、そォさせてもらうわ」

448 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/25(月) 07:58:48.46 ID:YkOGfT2o
――バッキンガム宮殿・大浴場前


風斬「じゃあ一方通行さん、私たちはここで」

ガブリエル「gjtouohl同行vtuhyogjo」

風斬「あ、天使さん! あなたも(多分)こっちですよ!」グイッ

キャーリサ「一方通行、覗きたくなったらいつでも来ていーぞ♪」ケラケラ

一方通行「ぎゃは、乳が垂れねェよォにタオルで固定しときなァ」

キャーリサ「こんの・・・・・・ッ!!」

リメエア「はいはい、夫婦漫才はいいから行くわよ」グイッ

キャーリサ「誰が夫婦だ誰が!!!」ギャーギャー

エリザード「それじゃ、私たちも行こうかね」

ヴィリアン「は、はい。 ウィリアム、騎士団長、一方通行さん、また後で・・・・・・」フリフリ

アックア「うむ」

騎士団長「ごゆっくりお寛ぎください、姫様方」

一方通行「オッサン達と風呂ってのもなァ・・・・・・」

騎士団長「文句を言うな」

449 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/25(月) 08:02:12.65 ID:YkOGfT2o
――バッキンガム宮殿・大浴場 男湯


一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・無駄にでけェなァしかし」ゴシゴシ

騎士団長「まぁな。 普段は個室にあるバスルームを使用しているから
     ここに入ることは余り無いのだが、今日は客人もいるからな」ワシャワシャ

アックア「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・時に一方通行よ、貴様、少々痩せすぎではないか?」ジャバー

一方通行「あァ?」

騎士団長「確かに・・・・・・、よくそのような身体つきで、ロシアであそこまで暴れられたものだな」

一方通行「オーケェオーケェ、オマエら喧嘩売ってンだな? そォなンだろ?」ビキビキ

アックア「気を悪くしたのなら詫びるが・・・・・・、身体を鍛えたりはしないのか?
     貴様にも守るべき者がいるのだろう」

一方通行「・・・・・・これでも一応鍛えたつもりなンですけどねェ。 昔よりはマシになってンだぞ」

騎士団長「しかしそれだけで天使と同等以上に渡り合えるとは思えんな。
     やはりその超能力とやらのおかげか」

アックア「どのような能力なのだ? 学園都市の能力者の中でも貴様は頂点に立つ存在と聞いたが」

一方通行「能力名はまンま一方通行(アクセラレータ)。 運動量、熱量、光、電気量とか、この世に存在する
     ありとあらゆるベクトルを変換するってシロモノだ」

アックア「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・それはいわゆる、無敵というものではないのか」

一方通行「そォでも無ェンだなこれが。 一見無敵に見えても、弱点はあるもンだ。
     話せば長くなるが、何度か敗北も味わってる」

騎士団長「その能力であの時の黒い翼も作ったのか? アレに向きは関係なさそうだが」

一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・翼、ね。 そォだな・・・・・・
     己の心が纏う闇が許容量を超えたとき、漆黒の翼が顕現せン・・・・・・みたいな?」

騎士団長「うわぁ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

アックア「ドン引きなのである」

一方通行「冗談に決まってンだろ」

450 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/25(月) 08:03:32.62 ID:YkOGfT2o
一方通行「あン時はクソガキ・・・・・・、打ち止めと番外個体を守ることで精一杯だったしな。
     誰かを守れる力なら天使にだろうが悪魔にだろうが化けてやらァ」

アックア「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・成程、守るべきものの前では最強でいるというわけか」

騎士団長「なかなか見上げた男だ。 『騎士派』に勧誘したいくらいだな」

一方通行「はっ、オッサンからの熱烈なアプローチは勘弁願いてェな。
     それに俺は魔術についてはよく知らねェ」

アックア「魔術とは、本来は才能のない者が得る知識なのである。 貴様にとっては無縁のものだろう」

一方通行「オマエの持ってるフルンティングとかいう剣も魔術が絡んでンのか?」

騎士団長「通常時はただのロングソードだがな。 カーテナによる『天使の力(テレズマ)』を供給することで
     莫大な破壊力を得ることが出来るという具合だ」

一方通行「ソーロルムの術式とかいうのは?」

騎士団長「北欧戦士の伝承が元ネタの魔術だな。 私が認識した武器の威力を"ゼロにする"というものだ。
     魔術、科学を問わずゼロに出来る、欠点も多いが」

一方通行「ふゥン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・超能力とはまた色が違うンだなァ」

騎士団長「というか、魔術に詳しくないとか言っておきながら、ソーロルムの術式などという
     マイナーな魔術まで知っているのだな」

一方通行「あの発光生物ことドラちゃんがエラっそォに知識を披露してたンだよ」

アックア「(・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あの者、魔術の知識が? 一体何者なのだ・・・・・・)」

一方通行「ま、とりあえず湯船浸かろォぜ。 冷えちまう」

451 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/25(月) 08:04:52.78 ID:YkOGfT2o


カポーン


一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・このカポーンって何の音なンだろォな」チャプ

アックア「なんとなくだが、この擬音は日本でしか鳴らない気がするのである」チャプン

騎士団長「君らは何の話をしているんだ・・・・・・」プクプク




「キャー! 天使さん、湯船を操って遊ばないでくださーい!」バシャバシャ

「あ、ヴィリアン。 洗顔貸してくれ」

「あ、はい。 ってキャアッ!?」バッシャーン

「nototjsok,b攻撃brojrgjeh攻撃vjgeriouhoj」ドッバァァー

「あらあら、水のドラゴンね・・・・・・綺麗だわ」

「賑やかだな、退屈しないだろうこれじゃ」ハッハッハ

「賑やかすぎです~! いやああ!」ゴポポポ



一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

アックア「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

騎士団長「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

アックア「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・それで、一方通行よ」

一方通行「なンだよ」

アックア「貴様はあの三人の誰と恋仲なのだ?」

一方通行「」

452 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/25(月) 08:06:34.66 ID:YkOGfT2o
騎士団長「さすがだな我が友、私も気になっていたところだ」

一方通行「なァーに言ってやがるンですかァ!!? 俺があいつらとそんな仲に見えンのかよ!?」

アックア「違うのか? 共に暮らしているのであろう?」

一方通行「暮らしてるってわけじゃねェよ!! ちょっとの間同じ部屋で寝泊りしてるだけだァ!!」

騎士団長「寝泊り・・・・・・・・・・・・・・・・・・・だと・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

一方通行「ナニ想像してやがンだオッサン、俺は健全な少年ですゥー・・・・・・って待て、
     三人って何だよおい」

アックア「む、ミーシャと、風斬氷華と、ドラちゃんで三人ではないか」

一方通行「ドラちゃンまで入ってるゥゥゥゥー!!!? アレは無ェよ!!
     例えガブリエルはアリでもアレは無ェって!!!」

騎士団長「まぁ妥当なところで風斬氷華だろう、違うか?」

一方通行「風斬とはそンなンじゃねェよ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・つか俺がそういう、
     恋愛? つゥのか。 そンなのに勤しんでるヤツに見えンのか」

騎士団長「恋愛に興味はないのか?」

一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・それどころじゃねェって状況が多かったからな、考えたことも無ェ」

アックア「聞いた話だと、ミーシャにやたら懐かれているようではないか」

騎士団長「天使に懐かれるなど、君は天界から永遠の加護を約束されたようなものだぞ」

一方通行「その発想は無かったわ。 そォいうポジティブな考えもある・・・・・・・・・・・・ねェよ」

453 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/25(月) 08:08:07.75 ID:YkOGfT2o
一方通行「大体てめェの方こそどォなンだよウィリアム。 俺の見解じゃどォ考えても
     ヴィリアンとは姫と護衛の仲だけに見えねェが?」ニヤニヤ

アックア「むぅっ!!?」バシャ

騎士団長「急に立ち上がるな、貴様のアスカロンが私の顔面に当たるところだったぞ」

一方通行「詳しい話は知らねェが、クーデターの時に颯爽と現れたンだろォ?
     ピンチの姫様を救うためにヒーローみてェによォ」

アックア「姫をお守りするのが我々傭兵の努め!! それ以上でも以下でも無いのである!!!
     というか、なぜ貴様がその話を知っている!!?」」クワッ

騎士団長「いやいや、私はマジで何も喋ってないぞ」

一方通行「第一位の情報網ナメンなよ。 『ご無事ですか。 王の国の姫君よ』」キリッ

アックア「なぜそこまで詳細に!? これも超能力とやらの仕業かッッ!!!」グルルル

騎士団長「落ち着けウィリアム。 あの時のお前は輝いていたぞ」

アックア「今は輝いていないと!? く・・・・・・、このウィリアム、ここまで恥辱を受けたのは
     初めてなのである!」

一方通行「恥辱・・・・・・? 姫君を助けたことがァ?」

アックア「む・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!」

一方通行「あァー、そォいうこと言っちゃうンだァ。 ヴィリアン王女可哀想だなァ~」

アックア「い、いや・・・・・・・・・・・・・・・・・・・決してそういうわけでは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

騎士団長「見損なったぞ我が友よ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・これは報告せざるを得ない」

アックア「!!?」

454 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/25(月) 08:08:58.36 ID:H6xivAAO
イギリス組が飲み屋のおっさんのごとく絡んでる件

455 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/25(月) 08:10:10.64 ID:YkOGfT2o
一方通行「ウィリアムさンはァ、ヴィリアン王女を助けるのに恥じらいを感じてたンですがァ、
     まァあの時は仕方なく助けたンですぅ」

騎士団長「心苦しいが、それでいこう」

アックア「ちょ、おい、待て!!!」ザバッ

一方通行「あァン?」

アックア「私はヴィリアン様のお命を救えたことに、誇りを感じているのであるッ!!」ドンッ

騎士団長「ほう・・・・・・」

アックア「そしてその時に・・・・・・、その・・・・・・多少は私情も湧いていた事も・・・・・・否定はしないのである・・・・・・」

一方通行「おォ~、言うねェ。 見習いてェもンだァ。 さすが占星施術旅団の援護や、
     オルレアン騎士団の殲滅に一役買った傭兵さンだぜェ」パチパチ

アックア「・・・・・・貴様、いくら何でも詳しすぎるであろう・・・・・・」

騎士団長「ただ、少し大声過ぎたのではないか? 隣に聞こえて・・・・・・
     いや、それはそれで面白くなりそうだがな」ニヤニヤ

アックア「・・・・・・聞こえてなどおらん! ニヤニヤするな!」






風斬「ふぇー・・・・・・、す、凄いですね今の・・・・・・////」

ガブリエル「vguierji美mbrtjho恋愛jvoerogj」ウンウン

エリザード「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」ニヤニヤ

リメエア「あらあら・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あぁ、いけません、いけません」ニヤニヤ

キャーリサ「お前、案外男を骨抜きにするのが上手いの」ニタニタ

ヴィリアン「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・///////」ブクブク

456 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/25(月) 08:11:51.16 ID:YkOGfT2o
一方通行「で、オッサンにゃそォいう話は無ェの?」

騎士団長「私は『騎士派』を率いる立場だ。 そういう浮ついた話にかまけてる暇は無い」

アックア「ん? 貴様は以前、神裂火織を舞踏会に招待するために花を用意したという話を聞いてるが」

騎士団長「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・『騎士派』の諜報部は何をしているんだ・・・・・・」

一方通行「神裂ってあの露出狂の聖人女か? あいつなら学園都市で会ったなァ」

騎士団長「なに・・・・・・! 私のことは何か言っていたか?」

一方通行「別に。 ただ俺がどォやってここに行こうかって相談したときに、『騎士団長に取り次ごうか』
     的な事を言われたっけ」

騎士団長「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・なぜ取り次がなかったのだこの白もやしが・・・・・・」ボソッ

一方通行「何か言ったか?」

騎士団長「いや、別に。 ていうか、私は彼女のことはそういう対象で見ておらんよ」

アックア「そうなのであるか?」

騎士団長「と、当然だ。 私は騎士団長だぞ」

一方通行「恋愛になァ、階級や立場なンて関係無ェンだよ」

アックア「良い事を言うな、一方通行」

騎士団長「ふ、ふん。 それに、神裂君には既に想い人がいるのだろう?」

一方通行「・・・・・・まさかとは思うが、あのツンツン頭のクソ三下か?」

騎士団長「そう、あのクソ三下・・・・・・いやいや、上条当麻がいるだろう」

457 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/25(月) 08:12:55.32 ID:YkOGfT2o
アックア「ふむ、あやつ、神裂火織ともフラグを立てていたのか・・・・・・」

一方通行「!」ピクン

騎士団長「フラグ・・・・・・というと?」

アックア「恋愛という事象が起きる条件の事だと・・・・・・ヴィリアン様が仰っていた気がするのである」

騎士団長「なるほど・・・・・・そういう意味でも使われているのか」

一方通行「フラグ・・・・・・」

アックア「? どうした、一方通行」

一方通行「い、いや・・・・・・以前に風斬が、俺とガブリエルの間にフラグが立っているとかほざいてたのを
     思い出しちまってよ・・・・・・」

アックア「立っているのではないか?」

騎士団長「立っているだろう」

一方通行「立ってねェよ!! 立っててたまるか!! 大体、どォいうのをフラグって言うンだ?」

アックア「うむ・・・・・・そう言われると説明が難しいが・・・・・・」

騎士団長「例えばウィリアムとヴィリアン様の間にはフラグが立っているだろう。
     ピンチの所を救ったことによってな」

アックア「む・・・・・・まぁ、そういうことに・・・・・・なる、のか・・・・・・」

一方通行「え・・・・・・?」

458 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/25(月) 08:14:00.66 ID:YkOGfT2o
一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・誰かを助けるってことが、フラグ成立ってことになンのか?」

アックア「まぁそういうことだ。 困っている人間に救いの道を示したりとか、手を差し伸べたりとか、
     極端な話になると、毎日のように喧嘩をしてもフラグに成り得るらしいのである
     我々の場合は相手が女性の時に成立するということだ」

一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ウソだろ?」

騎士団長「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・聞くが、君は人を助けたことがあるか?」

一方通行「お、俺は打ち止めを、打ち止めと番外個体を助けるためにロシアに・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

一方通行「い、いや、それだけじゃねェ、間接的にならもっと助けてるかもしンねェ。
     あのクソ野郎から虐待を受けてた女はどォだ? 黄泉川は? 他には何かあったか・・・・・・?」ブツブツ

アックア「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・一方通行」

一方通行「な、なンだよ」

騎士団長「君は、鈍感だと言われた事は無いか?」

一方通行「あ、あァ!!? ンなのあるわけねェだろォが!! 曲がりなりにも俺は学園都市最高の頭脳の持ち主だぞ!?
     それが鈍感だったらおかしいだろォが!!」

アックア「一方通行・・・・・・・・・・・・・・・・・・・たまにでいいから、真剣に相手と向き合ってみるのもいいのである」

一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・真剣に・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

騎士団長「そこから恋が始まる可能性もあるのだぞ」

一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・い、いや俺は別に恋愛なンざ・・・・・・」

アックア「あの大天使をフラグを立てる事が出来るのは、恐らく貴様だけだろうな」

一方通行「いやあいつだけは無ェよ。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・無ェ、よな」

459 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/25(月) 08:15:19.07 ID:YkOGfT2o
――バッキンガム宮殿・大浴場 女湯


風斬「はぁー・・・・・・それにしてもお風呂って気持ちイイですねぇ・・・・・・」チャポ

キャーリサ「私はあんまり好きじゃないな、湯船に浸かっている間が暇過ぎるし」

リメエア「キャーリサは昔からそうですものね、せっかちなのよあなた」

ヴィリアン「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」プクプク

エリザード「というか・・・・・・・・・・・・・・・・・・・皆、肌に艶があるなぁ・・・・・・。
      こういうのを見ると私も歳だなと落ち込んでしまう」

ガブリエル「ggjituhidmfl極楽nvoejhoepjo」チャポ

エリザード「それにしても・・・・・・氷華、お前デカいなぁ」チラチラ

風斬「え、えっ!? あ、やだ、あんまり見ないで・・・・・・///」バシャ

キャーリサ「おぉ~可愛らしーな、そして羨ましいぞこのホルスタインが!!」バシャッ ムニュ

風斬「きゃああ!!? 急に揉まないでぇぇ~」バシャバシャ

ガブリエル「―――――」

ガブリエル「jhomjbnmnl合点moghottml」モミッ

ヴィリアン「ッッ!!? きゃっ!!?」ザバッ

リメエア「あなたのは小さいから、天使様直々に大きくして差し上げようってところかしら?」ニヤニヤ

ヴィリアン「馬鹿なこと言ってないで助けてくださ・・・・・・ひゃんっ!!?」ビクッ

460 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/25(月) 08:17:01.85 ID:YkOGfT2o


風斬「キャーキャー!! そこはダメ! 胸はともかくそこだけは触っちゃいやぁー!!!」ザバザバ

キャーリサ「減るもんじゃないし、気にすることはないの。 女同士なんだし」プニプニ

ヴィリアン「お、お母様、助け・・・・・・ひうっ!!」ビクン

ガブリエル「irhlrnmln無礼講niwehgi無礼講ncvghihgi」ツツツー

エリザード「ははは、こういうのにも混ざれないんだよなぁ私は・・・・・・」シュン

リメエア「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・くだらない」











一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

アックア「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

騎士団長「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・オッサン、股間のフルンティングが『天使の力(テレズマ)』してンぞ」

騎士団長「ゼロにする」

アックア「"ソレ"も"武器"として認識しているのか・・・・・・、さすがだな、我が友よ」

464 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/25(月) 08:31:18.22 ID:u9cKBfIo
ワロタwwwww

466 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/25(月) 13:52:49.67 ID:9R0brAoo
騎士団長が武器として認識しているということは……ゴクリ

473 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/25(月) 23:16:53.30 ID:YkOGfT2o
翌日。

風斬氷華とミーシャ=クロイツェフ、第三王女ヴィリアンとアックアの四人は朝からロンドンの街を観光しに行った。
観光のためにロンドンに来たわけじゃないのだが、一方通行は二人を止めるようなことはしなかった。
・・・・・・別に止める理由がない。観光したければすればいいと思ったからだ。

一方通行も誘われたが断った。アックアもいるとはいえ、女性に囲まれて街を歩くのはどうも性に合わない。

というわけで、一方通行は現在バッキンガム宮殿の客室に居る。

で、なぜか第二王女キャーリサも同室していた。


――バッキンガム宮殿・客室


一方通行「なァンでオマエまでここにいるンですかァ?」

キャーリサ「別に。 ここは私の家なんだから、どこにいよーが私の勝手だし」

一方通行「なンかこう・・・・・・無ェの? 王族の仕事みてェなの」

キャーリサ「私の得意分野は"軍事"だし。 戦争も終わったこの時期に、軍事に関する仕事なんてないの
      戦争の後処理とかは姉上やお母様がやってるし」

一方通行「あっそ・・・・・・ンじゃ風斬たちと一緒に出掛けりゃいいじゃねェか」

キャーリサ「そーいう気分でもないの。 観光とかあんま好きじゃないんだなーこれが。
      つかここ地元だし、観光にならねーっての」

一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・そりゃそォだ」ゴロン

キャーリサ「で、お前らはいつ帰国するの?」

一方通行「あァー・・・・・・ま、今夜にでも帰ろォかと思ってる」

キャーリサ「もっとゆっくりしてってもバチは当たんないんだけどな」

一方通行「お前だっていつまでも俺達みたいな化物が居座ってたらうっとォしいだろ」

キャーリサ「ご生憎様、化物がどーこーとかはもう慣れっこだし」フフ

一方通行「ハッ、さすが王女サマ、立派なもンだぜェ」クカカッ

475 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/25(月) 23:18:21.05 ID:YkOGfT2o
キャーリサ「お前、これからどうするの? ずっとあの天使達と共に過ごすわけでもあるまい」

一方通行「それじゃいけねェのかよ」

キャーリサ「ずっと一緒に居たいのか?」

一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

キャーリサ「あーやって人とうまく馴染んでいるとはいえ、あれはこの世の者ではないの。
      やはりあるべき場所に還る時が・・・・・・」

一方通行「・・・・・・わかってる、そンときゃそンときだろォが」

キャーリサ「結局、ロシアへは行くのか?」

一方通行「そォだな・・・・・・、今すぐってわけじゃねェが、近いうちに行ってみよォとは考えてる」

キャーリサ「何か手掛かりがつかめるといいな」

一方通行「ンだよ、応援してくれるンですかァ?」ニタニタ

キャーリサ「ぐ・・・・・・、さっさとワンダーランドに帰れって行ってんのよこのクソウサギが」

一方通行「そりゃどォも。 ま、ベツレヘムの星に関する情報は大体手に入ったンだ。
     焦る必要は無ェよ」

キャーリサ「焦る必要は無い・・・・・・か。 それのせいなの? 昨日の夜に引き続きテンションが低いのは」

一方通行「いや・・・・・・そォじゃねェ、ただなンつーか」

キャーリサ「?」

一方通行「完全に直感だが、イヤな予感がすンだよ・・・・・・。 何かが待ち構えているような、
     空港に着いたらアイツがいたように、何かイヤな予感が・・・・・・」

キャーリサ「? あっそ・・・・・・」

476 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/25(月) 23:19:30.58 ID:YkOGfT2o
一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・で、何でお前はここにいるンだっつの」

キャーリサ「だーから、ここは私の家でもあるの。 どこにいよーが勝手だろーが」

一方通行「部屋なら他にもあンだろォが。 俺が邪魔なら出てくぞ」

キャーリサ「客人なんて、久しぶりなの」

一方通行「なンだよ急に」

キャーリサ「お前、面白いしな」

一方通行「言ってろ」

キャーリサ「初対面で、王女の私にあんな態度で突っかかってきたやつなんて、
      お前が初めてなの」

一方通行「不敬罪、ってかァ? 俺はイギリス国民じゃねェっつゥの」

キャーリサ「そんなんじゃないし。 ただそれが面白いってだけの話なの」

一方通行「ワーケわかンねェ」

キャーリサ「ふふ」

一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・でも、ま、せっかくだ。
     聞かせろよ、クーデターの時の話。 発端はオマエらしいじゃねェか」

キャーリサ「聞いて面白い話とも思わないが・・・・・・、うん、いいよ」



キャーリサ「さて・・・・・・どこから話そうかな」


――――――――――
―――――――――
――――――――
―――――――
――――――
―――――
――――
―――
――


477 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/25(月) 23:21:19.23 ID:YkOGfT2o


――――時間は少し巻き戻る。


一方通行がバッキンガム宮殿で夜の食事を摂るまでの間に惰眠を貪っていた頃、
エイワスは学園都市のとある実験室にいた。片手にはどこかの店の紙袋のようなものがぶら下がっている。

そこは学園都市暗部ですら存在を知る者はほんの僅かという、深い深い闇の底。

学校の教室の四倍程度の広さの実験室には、巨大なカプセルのようなものが十から二十ほど規則正しく並んでいる。
電灯はない。光を放っているのはエイワス自身と、実験室に並ぶ数々のモニター画面だけだ。
カプセルの中には、得体のしれない培養液のようなものが入っており、たまに気泡が上昇していくのが伺える。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・中に何かが入っているのだろうか。

だがエイワスにとってはそんなものに価値はない。用があるのは実験室の一番奥にあるカプセルだった。
エイワスはそのカプセルに辿りつくと、じっとそれを見据える。


「ふむ・・・・・・。 他は駄目だったが、これだけは何とか保守出来たようだな。
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・やはりアレイスターの監視網を潜り抜けるのは一筋縄では行かんな、ふふ」


意味深な独り言を呟くエイワス。カプセルの中の人物に話しかけているのかとも思うが、
そのカプセルの中に人が入っている様子はない。

そしてエイワスはカプセルの隣に設けてある、ちょうど人間一人が収まるようなもう一つの小さなカプセルに目を向けると
手前にあるモニターを操作し始めた。

すると、

けたたましい警告音が実験室に鳴り響いた。
それは本来、この実験室に至るまでの道に侵入した時点で鳴らなければならない警告音なのだが、
エイワスが学園都市のセキュリティシステムを弄り、阻止していたのだ。


「思ったりよりも早い。 流石だな、アレイスター。 だが、"これ"は回収させてもらうよ」


警告音を無視し、エイワスはモニターを操作し続ける。
恐らく、いずれここに大量の警備に着いている暗部が押し寄せてくるだろう。この部屋を見たものを"削除"するために。
だが、それには多少の時間を要する。なぜならエイワスがここに到るまでの道を複雑に"変更"しているからだ。
自らが持つ、圧倒的な力によって。

もっとも、暗部が迅速にこの部屋に辿り着いたところで、エイワスにとってはその程度、障害にすらならないのだが。

478 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/25(月) 23:22:34.35 ID:YkOGfT2o
モニターのタッチパネルを操作するたびに、エイワスの目の前にあるカプセルの培養液がゴポゴポと音を立てる。
それと同時に、隣にある小さなカプセルも連動するように機械的な音を出していた。


「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・こんなものか、どうせなら色々と仕掛けを施してやろうと考えていたが、
 まぁ肉体が完全に修復できるだけでも良しとしよう。 これ以上は欲深すぎるというものだな」


何らかの作業が終了したのか、エイワスはタッチパネルから手を離した。

すると、画面にメーターのようなものが表示され、徐々にそのゲージが溜まっていく。
そのメーターの上には『Resurrection of the body to 11%』と表示されており、それが十二%・・・・・・十三%と
数が増えていった。


「ふむ、やはり学園都市の技術は目を見張るものがあるな。 使い物にならなくなった肉体を
 こうもあっさりと修復出来てしまうとは・・・・・・くくく、彼らは喜んでくれるだろうか」


こうしている間にも、暗部はここへ向かってきているのだが、エイワスの表情に焦りは無い。


「そろそろかな・・・・・・。 聞こえるか? 聞こえていたら私の問いに答えるよう念じてみてくれ」


と、エイワスはカプセルに向かって声をかけた。もちろん目の前のカプセルに人間などいない。
隣の小さなカプセルにも、"まだ人間はいない"。

だが、エイワスの頭に声が響く。






――――――――・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・誰だ?







479 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/25(月) 23:24:06.29 ID:YkOGfT2o
その声を聞き、エイワスは静かに微笑んだ。こうなることがわかっていても、それを実際目の当たりにすると
笑みがこぼれてしまう、と言わんばかりの表情で。


「よろしい。 無事に成功したようだ。 誰だという質問に答えよう。 私は『エイワス』」


端から見ると、やはりカプセルに話しかけているようにしか見えない。
だが今、エイワスは確実に人間へ話しかけているのだ。


―――――――エイワス? 知らないな。 ここはどこだ? なぜ、"何も無い"?


『虚空の人間』が矢継ぎ早に質問を投げ掛ける。その間にもメーターのゲージは溜まっていっており、
二三%まで達していた。


「ここは数多くの立入禁止区域が点在する学園都市の中でも、トップ3に入るほどの秘匿実験施設だ。
 そして私も君も、そこの最奥部にある実験室の一つに居る」


エイワスは続けて質問に答える。


「なぜ"何も無い"、か。 ふむ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・、それはまだ君の肉体が完全に再生されておらず、
 意識だけがそこに存在しているからだろう。 だから色もないし、身体の各部の感覚もないはずだ」


―――――――肉体の再生? 今の俺には、肉体が無い・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?


どうやら『虚空の人間』は驚愕しているようだが、その様子も今はまだ伺えない。
ゲージは三十%に到達しようとしていた。



480 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/25(月) 23:25:03.05 ID:YkOGfT2o
「そう、今の君には肉体が無い。 現在進行形で私が再生させているがね。
 悪いが止めることは出来んよ、私のためにも、な」


自己中心的な発言をするエイワスだが、『虚空の人間』にとっては今はそんなこと二の次だ。
肉体が無い、という現実。しかし今、その肉体が復活しつつある現実。
二つの唐突な現実が、『虚空の人間』の空っぽの頭の中で暴れまわる。


―――――――・・・・・・・・・・・・・・・・・・・俺は、死んだのか?


まず最初に辿りつくであろう結論を思わず呟く『虚空の人間』。
しかしエイワスはそれを否定した。


「いや、死んではいないよ。 正確には脳と肉体を切り離され、身体に機器を取り付けられ、
 実験道具、いや、アレイスターの玩具として扱われていたのだがね」


―――――――アレイスター・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!!!


憎悪に満ちた声がエイワスの頭に流れ込む。しかし、そんなことでエイワスは動じない。


「さて、余り時間がないから手短に済まそうか。 まず、君はどこまで覚えている?」


今度はエイワスが『虚空の人間』に質問を投げ掛ける番だ、と言わんばかりに
次々と質問をしていく。

481 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/25(月) 23:26:23.48 ID:YkOGfT2o
――――――――




ほんの数分だったが、エイワスによる『虚空の人間』への質問タイムは終わっていた。
メーターのゲージは八九%にまで達していた。これが遅いのか早いのかはエイワスかアレイスターにしか
わからないだろう。



エイワス「ふむ、成程。 案外物覚えがいいのだな。 予想以上だ」

―――――――ナメてんのかテメェ。

エイワス「失礼、気を悪くしたのなら詫びよう。 だがこれならほとんどの説明を
     省略出来る。 聞き給え」

―――――――何だよ。

エイワス「私は今、一方通行、ヒューズ=カザキリ、ミーシャ=クロイツェフらと行動を共にしている」

―――――――一方通行・・・・・・・・・・・・・・・・・・・? 第一位・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?

エイワス「そこだけに反応するのが、君らしくて良いな。 ・・・・・・そうだ、私は彼らと共に
     天使の動向を観察しているのだよ。 天使の、というよりは、天使たちの、だが」

―――――――・・・・・・・・・・・・・・・・・・・天使?

エイワス「一方通行個人がこれまで何をしてきたかは本人に直接聞くと良い。
     本題はそこではない」

―――――――直接、だと? へぇ、一方通行に会わせてくれるのか? 手合わせ願いてえな。

エイワス「それはそれで面白いのだが、君では彼には敵うまい?」

―――――――・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ッッ

エイワス「それでいい。 現実を受け止めるのもまた強さだ。 私は君が彼に敵わないからといって
     君を見下したりはしないよ。 そんなことをしても無意味だしな」

―――――――・・・・・・・・・・・・・・・・・・・で、天使ってのは何だ。 ここで神話でも語ろうってのか?

エイワス「残念だがそんな時間は残されていないな。 だがこれだけは認識しておいて欲しい。
     先程言ったミーシャ=クロイツェフという存在、彼女は本物の大天使だ」

―――――――・・・・・・・・・・・・・・・・・・・? メルヘン童話の読みすぎってオチじゃねえだろうな。

エイワス「まぁいきなり信じてもらおうとも思っていないがね。 ミーシャ=天使という認識だけ
     しておいて欲しいというわけだよ」

482 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/25(月) 23:28:42.37 ID:YkOGfT2o

―――――――訳が分からん。 天使ってのは何なんだよ。

エイワス「やはりこれも実際に会ってみてもらわないと何とも説明し難いな。
     魔術に関する知識が全く無い君なら尚更だ」

―――――――『マジュツ』? テメェはさっきから何をゴチャゴチャ抜かしてやがる。

エイワス「魔術に関して一から十まで説明するのは流石に面倒だ。 もっとも、
     君は魔術の知識を得ない方が良いのかも知れない。 いや、そういう存在も
     『天使同盟(アライアンス)』には必要だな」

―――――――『天使同盟』?

エイワス「我々が所属している、一方通行率いる組織の名だ。 彼は否定しているが、
     あれはもう立派な組織だよ。 戦力的にも、な」

―――――――『天使同盟』ねぇ、そんな名前のモンを第一位様が率いてるなんて、笑えるじゃねえか。

エイワス「君にとっては笑い話だろうが、アレイスターにとっては笑い過ごせる存在ではないのだよ」

―――――――あのクソ野郎がどうだってんだ。

エイワス「『天使同盟』は今、アレイスターの『プラン』を崩壊させる道へと進んでいる」

―――――――!!? なんだと!? 『プラン』を・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!!!

エイワス「そう、君の最終目的であろうアレイスターの『プラン』の破壊だ。
     一方通行はいまいち乗り気ではないようだが、着実に事は進んでいる」

―――――――馬鹿な、そう簡単にいくはずがねえ、野郎の『プラン』は、

エイワス「その通りだ。 破綻しないよう複雑なシステムが構築されている。
     どこかで破綻しても、すぐに修復出来るようにね」

―――――――・・・・・・・・・・・・・・・・・・・天使、か。

エイワス「察しが良いな、流石だよ。 一方通行には一歩及ばないものの、君の頭脳と、
     アレイスターの『プラン』の破壊に対する執着心を、私は高く買っている」

―――――――・・・・・・・・・・・・・・・・・・・俺に『天使同盟』に加われと?

エイワス「話が早くて助かるよ。 やはり私の目に狂いは無かったようだ」

483 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/25(月) 23:30:12.12 ID:YkOGfT2o


―――――――俺がその組織に参入して得られるメリットは、『プラン』の破壊の完遂か。

エイワス「それだけではない。 君が暗部に居続ければ一生手に入れる事の出来なかったであろうものを、
     彼らは君に提供してくれるだろう。 無意識に、な」

―――――――俺が手に入れられないもの、だと・・・・・・?

エイワス「そうさ、こっちに来てみれば分かるよ。 必ずね」

―――――――・・・・・・・・・・・・・・・・・・・俺が手に入れられないもの・・・・・・。

エイワス「そうそう、ヒューズ=カザキリについてもあちらで見聞きしたほうが早いだろう。
     ここで全てを説明してもいいが、この世界ではヘッダが足りないし、何より時間がない」

―――――――・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 !!? な、なんだ!!?

エイワス「肉体再生率九九%。 さぁ、再びこの世へ戻ってくるがいい」



その瞬間。

ガゴン!!!と、ひと際大きな機械音が部屋中に鳴り響いた。
人間一人が入れるような小さなカプセルが振動した音だ。


「肉体再生率・・・・・・・・・・・・・・・・・・・百%、ふふふ・・・・・・」


エイワスはタッチパネルに手を添えると、一度だけ画面に触れた。

すると、目の前のカプセルから、培養液があっという間に無くなっていく。
このカプセルが役目を終えた瞬間だった。

そして隣の小さなカプセルの扉が音を立てて開いて行く。


そこには。



かつて『虚空の人間』だった存在が、完全なる肉体を得て『人間』の姿を取り戻していた。

484 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/25(月) 23:34:19.25 ID:YkOGfT2o


「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・おいおい」


見た目は十六~十七歳くらいの少年に見えた。肩に届きそうな茶色の髪をしている。
そこらのホストクラブなら、即ナンバーワンなれそうな、整った顔立ち。身長は百八十センチに
届くか届かないかといったところだろうか。

だが。


「おーい・・・・・・、とりあえずさ、何か服持ってねえ?」


少年は、見事なまでに全裸だった。


無理もない、さっきまで服はおろか肉体すら無い状態だったのだから。
ここの装置では都合よく衣服まで作ってくれないようだ。


「そういうと思ってね、用意してきたよ」


エイワスはそう言うと、床に置いていた紙袋を手に取ると、ガサガサと中身を取り出し始めた。
いかにも「とりあえず着れればいいだろ」的な、ファッションセンスゼロの真っ白ななカッターシャツと、
青いジーパンが少年の足元に放られる。


「んだよこれ・・・・・・、どうせならもっといいトコのブランド店でだな・・・・・・。
 ってお前、それユニクロの袋じゃねえか! 着たくねええ~~~~!」

485 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/25(月) 23:34:51.58 ID:YkOGfT2o
肉体まで再生してもらった上に、衣服まで用意してくれたエイワスに容赦なく文句を突きつける少年。
だがエイワスはそれに対して全く嫌悪感を抱いていないようだった。


「ふむ、テレビのCMでよくやっていたから有名なブランドなのかと思って購入したのだが・・・・・・不満かね?
 あぁ、ほら、下着もあったぞ」


そういってフリーサイズのボクサーパンツを少年に投げて渡すエイワス。


「ユニクロならユニクロでもっといい服あっただろ! せめてこう・・・・・・今の季節に合ったような・・・・・・って、
 今の季節って何なんだ?」


本人は長い間無意識状態にあったと思っているのか、今の季節もわからないようだった。
エイワスは浅く息をついて答える。


「冬・・・・・・だろうな。 十一月に入っている、冬と言っても問題無かろう」

486 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/25(月) 23:36:27.73 ID:YkOGfT2o
「十一月・・・・・・か、ちっ。 割と経ってやがるな・・・・・・くっそ、あの野郎・・・・・・。
 俺がいない間、大きな事はあったか?」


少年は忌々しそうに舌打ちをすると、エイワスに質問する。


「先程も言ったが、君が直接一方通行に聞けばいい。 私は長々しい説明は好きではないのでな。
 興味や価値がある事柄なら話は別だが」


「ふん、クソ生意気なやつだ・・・・・・」


文句を垂れつつも、少年はいそいそと衣服を着ていく。
しょぼいカッターシャツに青のジーンズという簡素極まりない姿だが、妙に似合っていた。
スタイルがいいのがあるのだろう、見事に着こなしている。




少年「しっかし・・・・・・何なんだお前、エイワスっつったか。 ビミョーに全身が光ってやがるが・・・・・・
   お前のほうこそ天使に見えるぞ」

エイワス「私は厳密には天使ではないがな。 私の正体の説明はこの世界では出来んよ、ヘッダが足りない。
     変形機構を備えたスーパーロボットとでも認識してくれたまえ」

少年「訳わかんねえっつーの。 で、俺に『天使同盟』とかいう組織に入れって言ってたな」

エイワス「あぁ。 イギリスへ行くぞ、私も同行する」

少年「イギリスだと? けっ、観光旅行とはいいご身分だな」

エイワス「一方通行は観光気分では無いようだが・・・・・・まぁ、結局そうなってしまっているだろうな、ふふ」

少年「能力は、っと・・・・・・。 ふ、問題なく使えるな、若干パワーアップしている感覚があるが、
   これは野郎に殺される前に感じたアレかな」バシュゥ

エイワス「覚醒か・・・・・・。 中途半端だが、確実に向上しているようだな」

少年「礼は言わないぞ。 俺はこんなこと頼んでねえ」

エイワス「礼などいらんよ、それより答えが聞きたい。 我々と行動を共にするのか、否か」

488 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/25(月) 23:38:35.89 ID:YkOGfT2o
少年「・・・・・・礼は言わないが、借りを作ったままってのも気持ち悪いな。
   とりあえず、その『天使同盟』とやらには加わってやる。
   どうせ俺の入ってた暗部の組織は壊滅してるだろうしな」

エイワス「宜しく頼むよ。 ふふふ・・・・・・」

少年「だが俺が復活したことも、『天使同盟』のことも、アレイスターが黙ってねえはずだが」

エイワス「私やミーシャ=クロイツェフが抑止力になっているのだろう。 大きなアクションはとれんよ。
     だが、今後はわからないがね」

少年「ほう・・・・・・面白くなってきてるじゃねえか。 あのクソ野郎が自由に動けないときたか」



   コッチダ!  クソッ、ムチャクチャシヤガッテ



エイワス「おやおや、今頃になって暗部の輩が来たみたいだな」

少年「俺達を消しに来たか?」

エイワス「だろうな。 一応足止めはしていたとはいえ、遅すぎるよ。
     所詮、暗部の人間などこんなものか」

少年「さっさとこのクソッタレの実験室から出るぞ。 お前も来るんだろ。
   言っておくが、手助けなんてしねえからな、期待すんなよ」

エイワス「誰に言っているのやら・・・・・・ふふ、やはり君も面白いよ。 だんだん興味が湧いてきた」バキキキ

少年「翼か、似たようなモン持ってんだな。 ・・・・・・あぁ、早く第一位に会って"アイサツ"がしてえ」

エイワス「一方通行への危害は我々が承諾しないよ。 色々思うところもあるだろうがそこだけは理解しておけ。
     万が一彼を危機に陥れるような事をすれば、君は天使を敵にまわすことになる」

少年「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・そしてまたここに逆戻り、ってか?」

エイワス「ふふ、君は本当に察しが良いな」

489 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/25(月) 23:39:58.37 ID:YkOGfT2o
少年「それで俺が黙ってテメェに従うとでも?」

エイワス「私に従う必要ない、ただ、これ以上天使同盟に面倒事を起こさないでほしいだけだよ。
     その代わり君は・・・・・・・・・・・・・・・・・・・、自由を手にできる」

少年「自由・・・・・・だと」

エイワス「君はもう暗部に縛られる必要はなくなった。 そして君が天使同盟と共に行動すれば、
     その自由はより一層強固なものになる」

少年「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・自由、それがテメェがさっき言った、俺が暗部に居れば手に入れられないものか?」

エイワス「その一つだ」




少年「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・チッ、"様子見"ってことで手を打ってやる」

エイワス「そうしてくれると、こちらの手間も省ける」

少年「ふん」

エイワス「ところで、君の方こそどうなのかね。 暗部の輩を退けられるのか?
     私も君と同様、手助けなどせんよ」

少年「はは、お前の方こそ誰に向かって言ってやがる」

490 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/25(月) 23:41:18.30 ID:YkOGfT2o












「――――――――俺の『未元物質(ダークマター)』に、常識は通用しねえ」














492 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/25(月) 23:44:18.07 ID:r42bh0Yo
ていとくんキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

493 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/25(月) 23:45:40.34 ID:pqLgNJwo
垣根帝督復活ッッ!!垣根帝督復活ッッ!!垣根帝督復活ッッ!!垣根帝督復活ッッ!!帝凍庫復活ッッ!!垣根帝督復活ッッ!!

499 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/26(火) 00:54:17.17 ID:EayKEKIo
天使同盟に彼が居るのは当然の事だよな!
ますます会話がカオスになりそうで楽しみでならんwwwwwwww

511 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/27(水) 11:13:30.33 ID:GYVmvi6o
――ロンドン・バッキンガム宮殿


一方通行「ンじゃ、そろそろ帰るわ」

風斬「えへへー、お土産いっぱい買っちゃった」ホクホク

ガブリエル「foigieruygem満足nvgierhgiehgkwngk」ホクホク

エリザード「もうちょっとゆっくりしていってもいいんだがな」

リメエア「そうよ、これだけ賑やかだった宮殿も久しぶりだわ、クーデター以来」

キャーリサ「私に対する当てつけか姉上・・・・・・」

ヴィリアン「~~♪」ニコニコ

アックア「ご機嫌ですね、姫様」

ヴィリアン「そりゃもう・・・・・・すっごく楽しかったもの。 ねー♪」

風斬「ねー♪」

ガブリエル「♪」

騎士団長「すっかり天使が馴染んでいる・・・・・・、まぁ、たまにはこういうのも悪くないかもな」

キャーリサ「あ、そーだ。一方通行、これ持っていくの」ポイッ

一方通行「ンあ? なンだこr・・・・・・」ポスッ

リメエア「あらあら、くすっ」

風斬「なんですかそれ? ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ウサ耳?」

一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・てンめェ」ヒクヒク

キャーリサ「あははは! 学園都市でも常に着けてるといいの。 本当にお似合いなんだから」ケラケラ

一方通行「そりゃどォも」

512 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/27(水) 11:14:38.19 ID:GYVmvi6o
エイワス「おや、もう帰国するのか」ブォン

一方通行「うおっ!!? いきなり出てくンじゃねェよてめェ!!!」ビクッ

エリザード「残念だったな、君もいればもっと面白くなってたのに」

エイワス「これはこれは、英国女王からの有り難きお言葉・・・・・・感謝するよ、ふふ」

風斬「学園都市へ行ってたんですよね? それで・・・・・・プレゼントというのは?」

一方通行「おォ、そォだよ、何なンだよ。 俺達へのプレゼントってェのは」

エイワス「それならもう準備は出来ている。 ヒースロー空港に"届いて"いるだろう」

ガブリエル「touhyigjiegji期待utjbvdmbhb」ワクワク

エイワス「これはプレッシャーだな。 大天使様のご期待に添えられるといいのだが」

一方通行「(・・・・・・空港に届いているだと? ちっ、嫌な予感しかしねェぞ・・・・・・)」

風斬「エイワスさん、なんですかその紙袋の数。 すごい量ですね」

エイワス「イギリス土産だよ。 ここに戻る前に購入しておいた」

513 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/27(水) 11:15:42.34 ID:GYVmvi6o
ヴィリアン「あの、これからも頑張ってください!」

一方通行「あン?」

ヴィリアン「えっと・・・・・・私はなにも出来ないけど、英国第三王女として、そして、皆さんの『お友達』として、
      ロンドンから応援してます!」

騎士団長「ヴィリアン様・・・・・・」

一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・こいつは頼もしいねェ、英国王女の応援ときたもンだ。
     これで怖いものは無ェな」

風斬「はい! ヴィリアンさん、ありがとうございます!」

ガブリエル「―――――」ギュ

ヴィリアン「ひゃわっ!? ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・うふふ、天使様もお元気で」ギュ

キャーリサ「あーあー、熱い熱い」パタパタ

一方通行「オマエもせいぜい頑張れよ」

キャーリサ「私はお前に心配されるよーな人間じゃないの。 ・・・・・・ま、気をつけてな」

515 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/27(水) 11:18:55.42 ID:GYVmvi6o
リメエア「今度は私の方から出向こうかしら。 彼の案内してくれるワンダーランドが楽しみだわ」

一方通行「血と混沌で渦巻く愉快な楽園で良かったら、いつでも連れてってやる」クカカッ

エリザード「またいつでもおいで。 ローラのヤツに会わせてやる。 あいつの驚く顔が目に浮かぶよ」ハハハ

風斬「はい! 必ず!」

騎士団長「ふっ、せいぜい学園都市を滅ぼさんようにな」

一方通行「神裂によろしく言っといてやるよ」

騎士団長「よ・・・・・・余計なことはせんでいい」

アックア「有益な情報が提供できなかった、すまないな」

一方通行「何言ってやがる、オマエにゃ一番世話になった」

アックア「次来たときは、魔術のノウハウを貴様に仕込んでやるのである」

一方通行「俺を殺す気か。 ・・・・・・お姫様の式には呼べよ、たっぷりお祝いしてやるぜ、ぎゃはは」

ヴィリアン「///////」カァー

アックア「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・何のことだかさっぱり分からないのである///」

風斬「また会いましょう!」フリフリ

ガブリエル「ntiuritfgegm再会nvigtihk願mvojgoerj」フリフリ

エイワス「次は、私もロンドン観光に趣きたいものだな、では失礼」

516 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/27(水) 11:19:32.43 ID:GYVmvi6o
一方通行「あァー・・・・・・、キャーリサ」

キャーリサ「! ん、何?」

一方通行「オマエの話、割と面白かったぜ。 俺も参加したかったなァ」クカカッ

キャーリサ「大口叩きやがって・・・・・・、お前が居たら真っ先に真っ二つにしてたの」クスクス

一方通行「ハッ、さすがは『軍事』の第二王女、発言が物騒でいらっしゃる」

キャーリサ「・・・・・・またおいでよ。 もっと面白い話がたくさんあるの」

一方通行「あいよ、気が向いたらなァ」

517 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/27(水) 11:20:25.45 ID:GYVmvi6o
エリザード「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ふふ、賑やかな連中だったな」

リメエア「たまにはああいうのも悪くないんじゃないかしら」

キャーリサ「姉上のセリフとは思えないの。 こりゃ『天使同盟(アライアンス)』に毒されたか」

リメエア「あなたに言われたくないわね。 客室でやたら彼と親しそうに話してたじゃない」ニヤニヤ

キャーリサ「なっ・・・・・・盗み聞きとは趣味が悪いの。 これだから姉上は・・・・・・」

ヴィリアン「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・また会いたいな」

騎士団長「きっと会えるでしょう、彼らなら心配ない・・・・・・・・・・・・・・・・・・・だが」

アックア「うむ・・・・・・、やはり天使の存在は気掛かりだな」

キャーリサ「・・・・・・ま、そこはもう一方通行達に任せるしかないの」

エリザード「そうだなぁ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」




『天使同盟』の面々は、ロンドンを後にする。

天使との意思疎通方法については大きな手がかりを得ることはなかったが、
それでもここへ来た意味はあっただろう。

ベツレヘムの星。そこにある"儀式場"を含むその欠片。

それがまだこの世界に存在している以上、チャンスはあるのだ。
そして次の目的地も決定している。

ロシア連邦。そこに居る、サーシャ=クロイツェフとの接触。

そこに行けば、また有益な情報を得られるだろうか。
一方通行は考えるが、彼はまだ気付いていない。


このロンドンで得た、本当に大切な物を。

518 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/27(水) 11:21:21.96 ID:GYVmvi6o


―――――――


風斬「来てよかったですね、ロンドン」

ガブリエル「giyismvmbg同意nviuithjtk」

一方通行「ま、無駄足じゃなかったな」

エイワス「有意義な時間を過ごせたようで、何よりだよ」

風斬「ところで、帰りもスカイバス365で?」

一方通行「どォかな、往復チケット買ったわけじゃねェから、また空港でチケット買わねェと」

エイワス「その点については問題ないよ、私がチケットを手配しておいた。
     スカイバス365、学園都市第二三学区行きのファーストクラスをね」

風斬「あ、ありがとうございます。 天使さん、また映画観れますよ!」

ガブリエル「mberooepuhGJkobkeb,」

エイワス「礼には及ばな・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!! しまった・・・・・・」

一方通行「?」

519 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/27(水) 11:22:31.48 ID:GYVmvi6o

エイワス「(エコノミークラスにしておけば『ビーフオアフィッシュ』が実行できたかも知れないのに・・・・・・、
     いや、スカイバス365はビーフオアチキンだったか・・・・・・いやしかし・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
     私としたことが、とんだ凡ミスを犯してしまった)」ブツブツ

一方通行「どォかしたンかよ」

エイワス「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・いや、問題ない」

風斬「次はロシアかぁ~・・・・・・」

一方通行「まだ行くとは言ってねェだろ」

風斬「行かないんですか?」

一方通行「とりあえず帰って、そっから決める。 場所が場所だからな・・・・・・、
     サーシャ=クロイツェフと上手く接触出来るかどォかもわかンねェ」

エイワス「了承した」

一方通行「え、オマエまた着いてくンの?」

エイワス「不満かね?」

一方通行「不満ですゥ」

520 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/27(水) 11:23:52.60 ID:GYVmvi6o
風斬「ま、まぁいいじゃないですか・・・・・・せっかくですし」

ガブリエル「vmjortuothlt皆nvirtierj一緒vjjmnmlmn」

一方通行「はいはい・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

エイワス「ふふ、感謝するよ」



――ロンドン・ヒースロー空港 ターミナル3


一方通行「オマエら、荷物置いてきたか?」

風斬「はい、バッチリです」

ガブリエル「jgugyurgmsa完了vnniiwhibnfi」

エイワス「ふふふ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

一方通行「何笑ってンだよ気持ち悪ィ、さっさとチケット寄越せ。
     あとオマエ、パスポート持ってンのかよ?」

エイワス「もちろんだよ、ほら」スッ

一方通行「ン。 じゃこれで・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

受付「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・はい、承りました。 スカイバス365便、学園都市第二三学区行き、
   "五名様"のご搭乗ですね。 あと十五分ほどで到着しますので、お待ちください」

風斬「あ、いいタイミングでしたね」

一方通行「あァ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・五名、だと?」

エイワス「ふふふ」

一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・点呼ォ。 一」

ガブリエル「gjerjj弐nvei」

風斬「さ、三」

エイワス「さしずめ私は四、といったところか」

一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・五は?」

521 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/27(水) 11:24:40.00 ID:GYVmvi6o
ホストかぶれの少年「お、いたいた。 よぉ、久しぶりだな一方通行」

一方通行「悪い風斬、今すぐ眼科に予約入れてくれ。 ついに俺の眼球が腐っちまったみてェだ」

風斬「えっ、えっ?」アセアセ

ガブリエル「vjgorgjo初見nbviirh挨拶jveijg」ハロー






エイワス「ふふ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・待たせたな、"垣根帝督"」







522 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/27(水) 11:25:29.72 ID:GYVmvi6o


垣根帝督。


第一位の一方通行(アクセラレータ)に次ぐ、レベル5第二位の超能力者。


能力名は『未元物質(ダークマター)』。この世に存在しない素粒子を生み出し、
それによってこの世に存在しない物質を作り出すことの出来る能力だ。
本来存在する物理用語の『暗黒物質(ダークマター)』ではなく、未知の元素としての『未元物質(ダークマター)』
と名付けている。

物理用語のダークマターとは異なり、「まだ発見されていない」や「理論上は存在する」といったものではなく、
本当にこの世に存在しない物質を生み出すのが垣根帝督の『未元物質』である。

この世に存在する物質ではないため、既存の物理法則には従わないし、『未元物質』も独自の物理法則に従って動く。
ようするに垣根帝督は、この『未元物質』の力によって、既存の物理法則を塗り替えることが出来るのだ。


彼が能力を使用する際は、六枚の白い天使の翼のような形になる。
ただ、これは本人の意思で翼のような形状になるわけではないらしい。
ちなみに、翼を出さずとも能力は使用できる。

この翼はかなりの応用性を持っており、打撃、斬撃、防御、衝撃波、太陽光と烈風の組み合わせによる
未知の攻撃、更に不可視の重力攻撃と、何でもござれだ。


かつて垣根帝督は暗部同士での抗争でこの能力を駆使し、一方通行と死闘を繰り広げた事がある。


戦闘の際、一方通行が無意識に受け入れているベクトルを逆算し、『未元物質』によって
「この世に存在しないベクトル」を含ませた翼で、物理法則に存在する隙間を通り、『反射』をすり抜け一方通行に
大ダメージを与えることに成功している。

幻想殺しのような超能力でも魔術でもない右手での突破や、木原数多のような『反射』を利用した引き戻す拳での看破でもない。
純粋に能力の使用で一方通行を追い詰めた、唯一の超能力者。


それが第二位、垣根帝督である。

523 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/27(水) 11:27:34.64 ID:GYVmvi6o
それによって一方通行をじわじわと追い詰め善戦したが、やがて一方通行は垣根帝督の攻撃法則を解析。
その攻撃をも『反射』に組み込み、垣根帝督の『未元物質』を完全に無効化する。

成す術が無くなった垣根帝督は敗北するが、そこに現れた黄泉川愛穂の言葉に激昂。
一方通行の目の前で黄泉川愛穂に重症を負わせる。


それが、一方通行の逆鱗に触れてしまった。


彼は突如、背中の辺りから黒い翼を噴射し、その圧倒的な力で垣根帝督を虐殺した。
一方通行はその後の彼の顛末を知らない。

彼の肉片や脳は暗部に回収され、アレイスターの指示によって脳を三分割にされてしまう。
肉体には潰れて使い物にならなくなった内蔵を補うために、冷蔵庫よりもでかい機材を腹の横に直接取り付けられるという
人間に対する処置ではない方法で垣根帝督は辛うじて生きながらえていたのだ。
もはや、『未元物質』を吐き出すだけの機械の塊と化していた。

そして、それを応用した兵器も開発されており、第三次世界大戦で使用されている。


"Equ. DarkMatter" と表示される、白と金の仮面のようなものだ。
この仮面を装備した襲撃部隊が、第三次大戦時に浜面仕上を窮地に追い詰めている。


学園都市の悲劇に触れ、暗部に堕ち、一方通行に敗北し、人としての尊厳すら無くなった姿にされ。
垣根帝督の価値観も、存在も、"無"に帰す寸前だった。


しかし。


エイワスにとっては、垣根帝督には価値があると判断されたらしい。

垣根帝督の脳と肉体はエイワスによって、とある実験施設に秘密裏に持ち運ばれた。
もちろん、アレイスターはそんな指示を出していない。

そしてその実験施設にある、医学界の全てを否定するような、いわゆる"人体再生機"によって、

垣根帝督は再び、陽の光を浴びることが出来たのだ。







垣根「相変わらず、そのクソ憎たらしい顔つきは変わってねえな、一方通行」

一方通行「人違いじゃないですかねェ、俺はオマエみたいなホストかぶれは知らないンですけどォ」

524 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/27(水) 11:29:15.17 ID:GYVmvi6o
風斬「え、えーと・・・・・・?」

ガブリエル「―――――」

垣根「お、けっこう可愛いんだな、天使って」

エイワス「そちらではなく、こっちのフードを被っているのが本物の天使だ、垣根帝督」

垣根「あぁこっちか。 うわ、でけえなこいつ・・・・・・」

一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・おいィ? エェイワスくゥゥゥゥゥゥン・・・・・・、
     これは一体何の冗談ですかァ?」

エイワス「これが、私から君達に贈るプレゼントだよ」

垣根「人様をプレゼント扱いしてんじゃねえよ、ムカつく野郎だな」

一方通行「オマエらちょっと待ってろ、すぐに終わらせる。 ゴミ掃除だ」カチッ

垣根「来いよ第一位、前のようにいくと思ってんじゃねえぞ」キュィィィン

風斬「あぁ・・・・・・デジャヴ・・・・・・」アワアワ

ガブリエル「tyirerjbkb喧嘩ethfsil禁止ibuejvlemb」

エイワス「その通りだ、ここで争っては被害を被るのは周りの人間達だぞ?」

垣根「俺は別に構わないがな」

一方通行「ちっ・・・・・・、だから三下だっつってンだよてめェは」カチッ

風斬「ほっ・・・・・・」

エイワス「私が言ったことをもう忘れたのか、垣根帝督」

垣根「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ま、こんなくだらねえヤツ相手に"自由"を手放すのも馬鹿らしいな」

525 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/27(水) 11:30:30.31 ID:GYVmvi6o
一方通行「で、なンでこの腐れゲスが生きてやがるンだっつゥの。
     あの時俺がハンバーグにしてやっただろォが」

風斬「は、ハンバーグ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?」ブルブル

ガブリエル「―――――」ジュルリ

垣根「テメェに会いたくてな、地獄の底から這い上がって来たぜ」

一方通行「ありきたりなセリフだな、センスゼロ」

エイワス「私が彼の肉体を修復したのだよ、学園都市の実験施設でね」

一方通行「なンでそンな余計なことすンの? 馬鹿なの? 死ぬの?」

風斬「肉体の修復って・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

エイワス「一方通行によって、ミンチよりひどいことになっていたからね」

風斬「ひ、ひぇぇ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」ガクガク

ガブリエル「bituigvgm荒挽nmjgjodmbl」ジュルリ

垣根「誰がミンチだ、ナメてやがるなテメェら」

一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・オマエ、まさかとは思うが」

エイワス「察しが良いな一方通行。 そう、彼も『天使同盟』に――――」

一方通行「そォいうのいいからマジで」

垣根「よろしくお願いしまーす」ケラケラ

風斬「え、あ、はい・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

ガブリエル「vhutjrn宜敷nboihtiohj」

一方通行「いやいや、ふざけンなよ」

526 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/27(水) 11:33:15.66 ID:GYVmvi6o
垣根「誰がふざけてるって? あぁ、オマエのファッションセンスか?
   って、あれ・・・・・・あの時のウルトラマンの服じゃねぇじゃん」

一方通行「誰がウルトラマンだブチ殺すぞ。 てめェなンざ三分もいらねェ」

垣根「『天使同盟(笑)』ってよ、この・・・・・・でけぇ天使ちゃんを守る会なんだろ?
   それを俺も手伝ってやるっていってんの」

風斬「え、本当ですか・・・・・・?」

垣根「ホントホント。 あ、俺、垣根帝督。 よろしくなお嬢さん。
   レベル5の第二位だぜ? スゲーだろ」

風斬「あ、風斬氷華です・・・・・・って、第二位!? す、すごい・・・・・・」

一方通行「第一位の前で第二位自慢されてもなァ」

ガブリエル「jugjoelbm握手gijvblmnlrgnm」スッ

垣根「うお・・・・・・ビビった、よろしくな。 ・・・・・・なるほど、こりゃ少なくとも
   人間じゃなさそうだな」ギュッ

一方通行「何そのフレンドリーな垣根帝督、クソキモいンですけど」

垣根「これが大人の対応だ」

一方通行「笑わせンなよ、復活してレベルアップしたのはその寒いギャグセンスだけか」

エイワス「一方通行、彼もミーシャ=クロイツェフの件で尽力してくれることになった。
     彼も加われば、あらゆる事態にも備えられる」

垣根「天使だとか"マジュツ"だとかはさっぱりわかんねぇけどな」

一方通行「ンじゃいらねェよクズ」

垣根「お前だって同じようなもんだろ、粋がってんじゃねえよ」

風斬「(うぅ・・・・・・仲悪いなぁこの二人・・・・・・)」

エイワス「おや、知らないのか風斬氷華。 『喧嘩するほど仲が良い』という
     言葉があるのを」

未元通行「「あァッ!!!?」」ギロリッ

ガブリエル「byiiojrfbjk犬猿nivivji」

527 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/27(水) 11:35:52.76 ID:GYVmvi6o
垣根「つーかさ、『天使同盟』って名前つけたの、誰?
   風斬? それともこのミーシャとかいう天使?」

エイワス「一方通行が名付けたのだよ」

垣根「だと思ったぜ。 天使同盟(笑)、お前こそセンス無いじゃねぇか」

一方通行「オマエにセンスがどォこォ言われたくねェよクソボケ。
     ダークマター(笑)」

垣根「何が悪いんだよ、アクセラレータ(爆笑)」

一方通行「『俺の未元物質に、常識は通用しねえ』(核爆)」

垣根「『こっから先は一方通行だ、進入は禁止ってなァ』(苦笑)」

一方通行「いやそれオマエが知ってンのおかしいだろ。
     『―――逆算、終わるぞ(キリッ』(嘔吐)」

垣根「何で吐くんだよ。 『これが、悪党だ(キリッ』(号泣)」

一方通行「どこに泣く要素があるンだよ、六枚羽根のメルヘン野郎(感謝)」

垣根「感謝する意味がわかんねえよ、黒き双翼の厨二病(羨望)」

一方通行「羨ましがってンじゃねェよ。じゃァ次は・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」



ギャーギャー ワーワー



風斬「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・天使さん」

ガブリエル「uiyoevlqnn御意vnwdrwjofjo」


ゴシャッ!!! ズドッッ!!!


一方通行「」

垣根「」

エイワス「・・・・・・天使を行使するとは、やるな風斬氷華」

528 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/27(水) 11:38:52.09 ID:GYVmvi6o
一方通行「くゥ・・・・・・ちくしょォが」ズキズキ

垣根「これが天使か・・・・・・、速すぎて視認出来なかった」ズキズキ

風斬「喧嘩はやめてください!!」ムキー

一方通行「順序逆だろ、それ先に言えよ・・・・・・」

エイワス「ふふ、和やかじゃないか」

ガブリエル「morougoswdh謝々jgihitjhbnl」サスサス

一方通行「撫でンな、平気だ」

垣根「いや俺も心配してよ」

風斬「もう・・・・・・、とにかく、よろしくお願いしますね、垣根さん」

ガブリエル「irugvhwfkk垣根nirhirhiadfm」

垣根「あぁ。 あ、下の名前で呼んでくれていいぞ、帝督で」

一方通行「ていとくん(笑)」

風斬「じゃあ、ていとくんで」

垣根「殺すぞ一方通行。 ・・・・・・垣根さんでいいや」

エイワス「さて、いつまでもこんなところに居座っているのもよくない」

垣根「そうそう、ロンドンだろ? 俺、一度本場の紅茶飲んでみたかったんだよな」

一方通行「・・・・・・はァ?」

垣根「あ?」

風斬「あ、あの・・・・・・私たち、今から帰国するんですけど・・・・・・」

垣根「」

ガブリエル「utoecjbnk謝々jjbjebmlm」

529 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/27(水) 11:40:35.38 ID:GYVmvi6o
垣根「なんだよおい!! 俺さっきここに来たばっかだぞ!!?」

一方通行「じゃァオマエ一人で観光してろよ」

エイワス「残念だが、垣根帝督の分までチケットを購入している。
     今更キャンセルはきかんよ」

垣根「なんだよ・・・・・・俺何しにここまで来たんだよ。
   学園都市で待ってたほうが良くなかったか?」

風斬「あ、でもお土産に紅茶とか買ってますし、良かったら垣根さんもどうですか?」

垣根「マジで? これが天使か・・・・・・、優しさで満ち溢れてるな」

エイワス「いや、彼女は天使ではないよ」

垣根「何? あ・・・・・・、なんだこの感じ、AIM拡散力場か?」

風斬「すごい・・・・・・やっぱわかっちゃうんですね」

一方通行「仮にも第二位だからな」

垣根「仮じゃねえよクソボケ。 ・・・・・・へぇ、AIMの集合体ってところか。
   やっぱとんでもねえな学園都市の科学は」

ガブリエル「kgeigoblm旅客機ngirguie到着nvngriego」

エイワス「うむ、スカイバスが来たようだな。 行くとしようか」

一方通行「まさかこいつと同室なンじゃねェだろォな、酸素が腐っちまうぞ」

垣根「だったらテメェは一人でエコノミークラスにでも乗ってろよ」

エイワス「エコノミークラスを蔑むな」

垣根「えっ」

風斬「喧嘩は ダ・メ・で・す・よ」

一方通行「ちっ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

530 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/27(水) 11:41:58.39 ID:GYVmvi6o


『天使同盟(アライアンス)』に新たな協力者が加わった。

垣根帝督。学園都市の超能力者。レベル5の第二位。


既存構成員の四人とは違い、天使や魔術に関する知識が一切存在しない少年。
しかしエイワスは、そういう人間も必要だと判断し、垣根帝督を復活させた。

もちろんミーシャ=クロイツェフのためにも必要なのだが、それだけではなく、

一方通行にとって、必要な存在になると読んだためだ。


エイワスの考えは、誰にも理解出来ないかも知れない。
なぜ、垣根帝督の存在が、一方通行にとって必要になるのか。

それは一方通行も、垣根帝督本人も、永遠に気付かないかも知れない。


だが、そう遠くない未来。 いや、近いうちに、彼らは無意識に感じることになる。
表面上で、そして心のなかでは否定しても、心の奥底で確かに感じることになる。




この男がいてくれて良かった、と。




―――――――『天使同盟』の一同は、学園都市へ向かう。







一方通行「え、つゥか結局垣根もついてくンの? 俺まだ何にも言ってないンだけど」

531 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/27(水) 11:43:17.98 ID:GYVmvi6o


――???


エイワス「手が早かったな、アレイスター」

アレイスター『魔術団体の仕業かと一瞬頭をよぎったが、やつらがここまで
       進入できるはずがない、やはり君の仕業だったな、エイワス』

エイワス「世辞などいらんよ。 おかげで、無事に回収できたのは
     垣根帝督一人だけとなってしまった」

アレイスター『私の「第二候補(スペアプラン)」を横から奪い去っておいて、よく言う』

エイワス「ふふ、苦労した甲斐はあったよ。 知っているとは思うが、私は今
     学園都市行きの旅客機に乗り込んでいる」

アレイスター『相変わらずだな、文明の利器を使用したがる君ならではだ』

エイワス「垣根帝督が加わり、ますます賑やかになってきたよ、『天使同盟(アライアンス)』は」

アレイスター『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』

エイワス「彼の存在は必ず必要になる。 いや、既に欠かせないものになっているよ。
     垣根帝督の場合は、どちらかと言うと一方通行のためだがね」

アレイスター『・・・・・・君が垣根帝督を迎え入れた目的は分かっている。 だが、解せんな。
       まさか君ともあろう者が、彼らに情愛でも湧いたか?』

エイワス「情愛? ・・・・・・そういう解釈もアリだな。 そうだとしたら、面白い。
     私が彼らに情愛を向けることによって、今後どのような結果が待っているか。
     それが早く見たくて眠れなくなってしまうな、ふふ」

アレイスター『・・・・・・楽しそうじゃないか、エイワス』

エイワス「妬むかね? 君なら今すぐこの旅客機を撃ち落とすことも出来るだろう。
     我々がその程度で死んでしまうなんていうことはあり得ないがね」

532 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/27(水) 11:44:26.55 ID:GYVmvi6o
アレイスター『そんな手荒な真似はしないよ、事を荒立てたくない』

エイワス「ふふ、ミーシャ=クロイツェフが激昂してしまえば、何が起こるかわからんからな」

アレイスター『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ロンドンへ趣き、有力な情報が掴めたようだね』

エイワス「あぁ。 ベツレヘムの星。 天使の儀式場を含むその欠片」

アレイスター『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・くくく』

エイワス「一方通行達は恐らく、星の欠片の保護に勤しむことだろう」

アレイスター『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・今の私の目的も、分かっているのだろう?』

エイワス「星の欠片の早期発見、及び、破壊」

アレイスター『おやおや・・・・・・、偶然にも私と君達の目的が同じだな』

エイワス「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

アレイスター『良ければ一緒に協力して、星の欠片を捜索しないか、エイワス』

エイワス「なるほど、これがギャグというものか。 理解したよ一方通行」

アレイスター『くくくく』

エイワス「君でも、まだ星の欠片は発見できていないようだが?」

アレイスター『あぁ、"誰か"が意地悪をして、星の欠片に迷彩術式と似たようなものを
       施しているようだからね。 私もほとほと困っているのだよ』

533 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/27(水) 11:45:26.18 ID:GYVmvi6o
エイワス「英国王族達との会話でも、その話題は出たな。
     そう、"誰か"が意図的に星の欠片に迷彩術式を施している」

アレイスター『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・君のことだ、その誰か、というのは分かっているのだろう?』

エイワス「それはこちらのセリフだよ、アレイスター」




                  「『ミーシャ=クロイツェフ、だろうな』」




アレイスター『だが、なぜ彼女がそんなことをするのかが分からない。
       彼女は自分の「座」へ帰すことが最優先の目的だったはずだが』

エイワス「そうかな? 私はなんとなくだが検討がついているよ」

アレイスター『ほう・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 ミーシャに接触すれば、わかるかな?』

エイワス「出来るものなら・・・・・・・・・・・・・・・・・・・な」

アレイスター『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』

エイワス「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」




アレイスター『どちらが先に星の欠片を発見するか――――』



エイワス「――――競争、だな」




534 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/27(水) 11:46:41.16 ID:GYVmvi6o





エイワス「そうそう、もう一つ面白い現象が起きているのだが」

アレイスター『?』





エイワス「ミーシャ=クロイツェフ攻略ルート、ヒューズ=カザキリ攻略ルート、私の攻略ルートに加え、
     垣根帝督の攻略ルートが新たに分岐してしまった」





エイワス「一方通行は、どのルートを攻略すると思―――」

アレイスター『――――――――、』ブツッ







エイワス「おやおや、また怒らせてしまったかな。 ふふふ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

535 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/27(水) 11:48:07.01 ID:GYVmvi6o


ようやく これを書 く ロンどん で買っておけばよかった

座 への入り口 の 存在が 発覚してしまう た


あくせらレーたは 私は いやなのかな

相変わらず じが上手く書けない  伝わるだろうか?


しかし ロンドんは楽しい  ヒメさまに ひょうか  湯  やわらか  った

紅茶とは 美味しいだろうか わたしニ あうかな じ 合ってるのか

プレゼんとは ていとくんだっタ あくせらレータとていとくんは なかがいいのか 悪いのか

わからない と ひょうか



じ が わカらない  えいわス  で あってるか

エイワスは  気付いてる ね 私しの    隠しごと


どうか  言わないで  いわないで  ひみつに  し て


ロンドン  か  まちがい 


アクセられータ  と接触  不可   拒絶?  不明


また  触れたい   また  書く    多く 残しておかなければ

536 名前: ◆3dKAx7itpI[sage saga] 投稿日:2010/10/27(水) 11:51:00.32 ID:GYVmvi6o

▽ ていとくん が なかまに くわわった!


というわけで今回はここまでです。
垣根帝督は登場させるかどうか一番迷いました。最初から仲間になるのは決めてたんですが・・・・・・
エイワスとアレイスターは二人で勝手に盛り上がってますね。

次回予告としましては、ついにあの二人が登場します・・・・・・ってとこまで書けたらいいなぁ。

寒いので風邪には注意してください。

537 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/27(水) 12:18:28.88 ID:fWat7pko
かゆうま日記かと思って読んだら何か切ない気持ちになったでござるの巻


538 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/27(水) 17:34:28.50 ID:x64QRVIo
ガブリエルまじ天使

539 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/27(水) 18:05:47.26 ID:1sYNqsAO
乙!
でもあの二人って誰だ?

542 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/27(水) 20:46:42.97 ID:Ken0VDE0
学園都市に帰るんだから、普通に考えればあの二人だと思うが……次回は風斬フィーチャー回かな? 何にせよ、楽しみだなぁ

これはこれはご丁寧に。>>1さんも体調にはお気をつけてくだされ

545 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/27(水) 22:51:52.94 ID:oQIxazko
エイワスよ、キャーリサ攻略ルートもよろしく

549 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/28(木) 05:53:11.34 ID:vMvNrQAO
フルティン通行は?












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(2010/10)
鎌池 和馬

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  1. 2010年12月18日 22:10 |
  2. 禁書SS
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:1

コメント

まさかのカップリングww

途中でかなりお腹いっぱいになったww
  1. 2010/12/19(日) 00:24:49 |
  2. URL |
  3.   #4DOcPobI
  4. [ 編集 ]

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